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SSLサーバ証明書の有効期間、Let’s Encryptについて

【ご質問】

iPhoneのメールアプリは、SSLサーバ証明書の有効期間が398日以上だと信頼されないため、アカウントエラーで受信が出来なくなります。

MDaemonの証明書を1年で作る方法はありますでしょうか。

【ご回答】

MDaemonの自己発行の証明書は、期間が決め打ちなのですが、Let’s Encryptという証明書を使えば、正規な証明書として、無償で使える機能があります。

MDaemon管理画面の[セキュリティ]->[セキュリティマネージャ]->[SSL&TLS]->[Let’s Encrypt]の画面から、「更新を有効にする」へチェックを入れ、「今すぐ実行」を押しますと、サーバ証明書の取得を行うことができます。

ただ、こちらのご利用にあたりましては、次の2点の条件があります。
・インターネット側からMDaemonサーバにHTTPでの接続ができること
・Windows OSのPowerShell Ver.5.1以上がつかえること

これらの条件をクリアしていれば、「今すぐ実行」を行った後に、[セキュリティ]->[セキュリティマネージャ]->[SSL&TLS]->[Webmail]の画面に、新しい証明書が表示されていると思いますので、そちらを選び、「Webサーバの再起動」ボタンを押してください。

なお、Let’s Encryptのサーバ証明書は、3か月ごとの自動更新となります。

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