【ご質問】
[セキュリティ]>[コンテンツフィルタ]画面で、デフォルトで有効になっている下記2つのルールについて、どの様な動作になり、どんな影響がありますか。
・「Message/Partial vulnerability [Move to bad message queue]」
・「IFRAME vulnerability [Move to bad message queue]
【ご回答】
MDaemonのコンテンツフィルタ機能にてデフォルトで用意されている2つの条件についてご紹介いたします。
– Message/Partial vulnerability [Move to bad message queue]
こちらは、メールの添付ファイル部分の”CONTENT-TYPE”ヘッダに”message/partial”と続くメールを条件に機能するルールとなっております。
1つのメールを複数のメールに分割された形で受信した際、スパムチェックやウィルスチェック(AntiVirusオプションご利用時)を行うにあたり、分割されたメールだけを確認しても、そのメールが安全であるかを確認することができないため、管理者様のご確認を頂けるよう、Badキューへと移動するルールとなります。
– IFRAME vulnerability [Move to bad message queue]
こちらは、以前に流行したウィルスメール(Outlookを対象に流行ったWebメール形式)があったため、 IFRAMEタグを用いたメールをBadキューへ格納し、管理者様にご確認頂けるようにメールを隔離するルールとなっております。
どちらも昔に流行したウイルスメールへの対策として、MDaemonのデフォルトで入っている設定ですので、有効化していても、大きな影響はないかと存じます。