概要
Outbreak Protection (Recurrent Pattern Detection)が改めて再搭載されました。Cyren社のOutbreak ProtectionサービスはCyren社の事業終了に伴い市場からなくなりました。これと同様の技術を他の開発元より提供され、再度MDaemonのAntiVirus機能の1つとして搭載される事となりました。
対象のお客様
MDaemon 18.X – MDaemon 23.Xをご利用のお客様
MDaemon AntiVirusの追加ライセンスをご利用のお客様は、MDaemonを最新版へアップグレードする事で、最新のマルウェア対策(アンチウィルスエンジン)とOutbreak Protectionを利用する事ができます。古いバージョンをご利用の場合、従来のアンチウィルス機能が利用できなくなる可能性があります。
注意点
- MDaemon管理画面のセキュリティ | Antivirus の画面で、CyrenAVが無効の場合は、アップデート後にIKARUSAVを有効化して頂く必要がある場合があります。
- Outbreak Protectionが過去のアップデートで削除されている場合は、再度有効化と設定を行う必要があります。
- MDaemonメールサーバーの19.5.9とそれ以前のバージョンは、アップデートされ、再リリースされましたが、バージョンは従来と同じです。
アップデート方法
下記URLより、ダウンロードページへ進んで頂き、お使いのバージョンに沿ったインストーラーをダウンロードし、上書きインストールしてください。
https://www.wareportal.jp/cp1/md062923
インターネット接続ができないオフライン環境のお客様につきましは、アップデート自体は問題なく行えますが、その後、30日以内に、ライセンスファイルの入れ替えが必要となりますので、MDaemonフォルダ内のLicenseフォルダをzip圧縮して当社のサポート窓口までお送り下さい。
今回の対象バージョンMDaemon 18.xよりも古いバージョンをお使いのお客様は、この機会に最新版へアップデートして頂く事をお勧めします。