MDaemon Ver.12 のインストーラから、
・新規インストール
・バージョンアップインストール
いずれの場合にも、表示されるインストールウィザード画面の1つである
“BlackBerryとの同期機能” 画面 にて
“BlackBerry Enterprise Serverをインストール又は更新する” にチェックが
ONの状態(インストールする)になっております。
実際に、MDaemon上のメールや予定表データとBlackBerryスマートフォンとの
同期機能をご使用になられるお客様におかれましては、もちろんそのままの設定で
インストールやバージョンアップを行って頂けますが、意図せずインストールを
されたお客様向けに、削除する方法をご案内いたします。
BlackBerry Enterprise Server機能では、MDaemon単体のプログラムの他に
・SQL Server Express 2005
・BlackBerry 関連コンポーネント
がインストールされるためです。
なお、BlackBerry Enterprise Server機能は、実際にご使用になられる時に、
その機能を後から追加して頂くことが可能です。
(手順)
1. MDaemon管理ツールを開きます。
上部メニューバーから、[設定]->[BlackBerry端末管理…]を開きます。
2.BlackBerry Enterprise Server機能をOFFにします。
“BlackBerry Enterprise Server” の “状態” 画面から、
“BlackBerry Enterprise Server を有効にする” のチェックを外し、OKボタンを押します。
3.関連サービスを停止します。
コントロールパネルのサービスから、次のサービスを停止します。
BlackBerry Attachment Service (手順2により、自動的に停止状態になります)
BlackBerry Controller(同上)
BlackBerry Dispatcher(同上)
BlackBerry MDS Connection Service(同上)
BlackBerry Policy Service(同上)
BlackBerry Router(同上)
BlackBerry Synchronization Service(同上)
SQL Server(MDaemon) <= このサービスだけ手動で停止します。
4.コンポーネントを削除します。
コントロールパネルの[プログラムの追加/削除]から次のコンポーネントを削除します。
BlackBerry Enterprise Server for MDaemon
Microsoft SQL Server 2005
Microsoft SQL Server Native Client
Microsoft SQL Server Setup Support Files (English)
Microsoft SQL Server VSS Writer
なお、ここでは、MDaemon以外にSQL Serverを使っている他のアプリケーションが
同一マシンにインストールされていないことを前提としております。
以上で、意図せずにインストールされたBlackBerry Enterprise Server機能のアンインストールが完了です。