外部から root や postmaster を騙るスパムメールの送信に対しての対処方法としてですが、多く使われる機能として、【IPシールド】という機能をご紹介いたします。
この機能の使用前提として、メールドメイン((例)@wareportal.jp)を送信元アドレスとするメールは、ご自宅等の不特定なIPアドレスを持つ環境から送信されることはございますか?
もし @wareportal.jp ドメインを送信元アドレスのドメインとして使用されるのか、会社のパソコンからだけ送信されるようでございましたら、MDaemonのセキュリティ設定にある、【IPシールド】という機能が有効かと思われます。
この【IPシールド】という機能は、送信元メールアドレスに @wareportal.jp が使われる場合には、指定したIPアドレス/ネットワークからの接続のみ受け付けるというものです。
これにより、外部からのなりすましとして、root@wareportal.jp を送信元にしたメールは、指定したIPアドレス/ネットワーク以外からの接続元として拒否することが可能です。
もしご自宅などのIPアドレスが特定できない環境からの @wareportal.jp メール送信がある場合でも、この機能を有効にした後に、ご自宅のパソコンのメールソフトの設定でメール送信時にSMTP認証を行なって頂けましたら、このIPシールドの設定から除外することもできます。(指定外のIPアドレスからでも、SMTP認証により送信可能となります)