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MailStore Server 24.2.0の新機能

  • マスターデータベースのアップグレード
    MailStore Serverサービスの最初の開始時に、マスターデータベースがFirebird 4へアップグレードされます。この処理でサービスの起動に数分かかる場合があります。
  • アーカイブストアのアップグレード
    Firebird 4へのデータベースアップグレードに伴い、アーカイブストアも次の手順でアップグレードします。
    • MailStore Clientを起動し、MailStore管理者 (admin)でログインします。
    • 管理ツール > ストレージ > ストレージの場所を開きます。
    • 黄色いボックスをクリックして全てのアーカイブストアを一括でアップグレードするか、アーカイブストアを右クリックし「アップグレードを実行」を選択し個別にアップグレードを行います。
    • 注意事項を確認してからOKをクリックするとアップグレードが始まります。

全てのアーカイブストアがアップグレードされるまで、保存ポリシーは利用できません。

  • システム要件 Internet ExplorerがこのバージョンでMailStoreの対応ブラウザから外れました。現在対応しているブラウザの情報は、システム要件を確認してください。
  • Python API Wrapper 新しいAPIコマンドを使用するには、 Python API wrapper library のアップデートが必要です。

既知の問題

  • Active Directory からMailStoreの二段階認証 (MFA)が有効なユーザーを同期すると、Windows認証でログインができなくなります。一時的な対応方法として、二段階認証を無効にするか、ユーザー名とパスワードでログインするよう変更してください。この問題は今後のバージョンアップにて修正される予定です。

アップデートの内容

  • データベースエンジンをアップデートしました。前述の注意点を確認してください。
  • 次のMicrosoft製品の名称変更を行いました。”Azure AD” を”Microsoft Entra ID”へ変更しました。
  • ディレクトリサービスからOpenID Connectを使用しないユーザーログインが、2段階認証を使用する事で安全に行えるようになりました。
  • 特定のクライアントからのユーザーログインを制限できるようになりました。
  • IRM保護メッセージのクリアテキストでのコピーが、利用できる場合にはMicrosoft 365のジャーナルレポートからアーカイブできるようになりました。
  • 管理APIでユーザー毎に許可するクライアントを設定できるようになりました。(SetUserLoginPrivileges)
  • ユーザーを作成するための管理APIコマンドが、許可するクライアントを設定できるようアップデートしました。 (CreateUser)
  • 同期ユーザー用に許可するクライアントのデフォルトリストを設定するようアップデートしました。
  • 同期ユーザーで2段階認証を有効化できるようアップデートしました。
  • Web Accessをアップデート: ウェブフレームワークのコンポネントを大幅にアップデートしました。
  • アーカイブの名称変更を行う際、クライアントが大文字を使用するのを禁止するようアップデートしました。
  • OpenID Connectを使って認証している管理者が、パスワードの確認を求められるコンプライアンス設定が行えなくなってしまう問題を修正しました。
  • ExchangeとMicrosoft 365で自動で除外されるフォルダが再度有効化できなかった問題を修正しました。
  • その他多くの不具合修正を行いました。