メールソフトの移行:活用事例

メールソフトの移行にはMailStoreがおすすめです


プロフィール

業 種: 製造業

社員数: 300名


MailStoreの導入目的

Outlook Expressで取り込んだメールデータをThunderbirdへ移行したい


MailStore導入の背景

弊社では先ごろ、Windows XPのサポート終了が近くなったことから、社内PCの入れ替えを開始しました。


その際、Windows XPに同梱されていたメールソフト、 Outlook Expressが使えなくなってしまうため、代わるメールソフトとして、ThunderBirdを今後の社内標準メールソフトとして使っていくことになりました。


そこで困ったのが、従来のOutlook Expressで使っていたメールデータの移行でした。


同じ端末であれば、ThunderBirdが直接Outlook Expressからメールを取り込んでくれるのですが、別の端末であるため、次のような様々な方法を検討しました。

  1. 旧PC上にThunderBirdを入れ、取り込ませてから新PCへThunderBirdプロファイルのコピー
  2. 旧PC上のOutlook Expressでメールデータをエクスポートし、新PCのThunderBirdでインポート
  3. 旧PC上のOutlook Expressデータフォルダを新PCへコピーしてからThunderBirdへ取り込み

すると、次の問題があることがわかりました。

  • 旧PCと新PCで使っているドライブ(C、D)が違う端末がある
  • ユーザーによって、データフォルダの名称が違うため、手順書の作成が難しい

なにより大きな問題は、次の2点でした

  • ユーザー自身にやってもらうには操作が難しい。
  • サポートをするにも、ユーザーが席にいる時間に合わせて一緒に行わないといけない。

そこで、MailStore Server を使ってみました。 もともと MailStoreは、メールアーカイブ製品とのことでしたが、 対応しているメールソフトの中には、Outlook ExpressやThunderBirdが含まれていたため、どういう形で対応しているのだろうと思って、MailStore Server評価版を使って試してみました。

6回のマウスクリックで移行が完了

MailStoreを導入したところ、旧PC側にインストールしたMailStore ClientがOutlook Expressの プロファイルを自動認識しました。これにより、Outlook Expressのデータフォルダの場所を指定することなく メールデータの取り込みが行えました。次に、新PC側にインストールしたMailStore Clientでは、今度はThunderBirdの プロファイルを同様に認識してくれました。


結果、Outlook ExpressもThunderBirdも、インストールされているドライブや フォルダパスを意識することなく使え、さらに、次の2つの設定をシステム部にて用意できたため、 MailStore Clientのインストールから実際のメールデータの移行までの手順を 手順書の中で共通化することができました。


  • Outlook Expressからのメールデータのアーカイブ
  • ThunderBirdへのメールデータのエクスポート

実際、MailStore Clientのインストールは、ウィザードに従って4回マウスクリックするだけで終了しました。


次に、MailStore Clientの起動を行うと、最初だけ MailStoreサーバを指定する画面が 表示されましたが、これも全員が同じサーバを指定できるので、手順書では共通化する できました。


弊社では、ActiveDirectory環境で運用しているため、個別でのユーザー登録を行なう 必要もなかったので、管理者としても助かりました。


あとは、手順書で、各ユーザーには、「アーカイブ」と「エクスポート」がそれぞれ 1つしか見えないため、それぞれを旧PCと新PCで実行してもらうだけでメールデータの 移行が行えました。


ユーザー自身のタイミングで実施してもらえたので、情報システム部としても 大変助かりました。

最小限のコストで無理だと思っていたメールデータの移行が実現

MailStore Serverを使うと、どのユーザーが移行を実施済みであるかも分かるため、 移行済みのユーザーのアカウントをMailStoreから削除して、次の移行ユーザーへ 割り当てることで、全社員が300ユーザーほどいたのですが、タイミングをあわせることで、 100ユーザーライセンスの購入で、移行を行うことができました。


メールデータの移行は、無理だとあきらめていたのに、MailStoreを使う事で、最小限のコストで実現できた事に本当に驚いています。

今後の予定

折角、持ったライセンスなので、社長や経営陣、管理職のユーザーには、 今後も、PCの故障やメールの消失を防ぐために、継続的に100ユーザーライセンスを 使っていきたいと思います。


メールソフトの移行にはMailStoreがおすすめです