MailStore Serverを使っているお客様の多くが、Exchangeサーバーのご利用ユーザーです。
MailStoreによるExchangeサーバーのメールアーカイブについてご紹介します。
Exchange Server 2010からは、標準でアーカイブ機能が搭載され、且つ、SP1では、ユーザーの個人用アーカイブを、プライマリ メールボックスを持つデータベースとは別のメールボックス データベース上に持つ事ができるようになりました。
標準で搭載されているアーカイブ機能ではなく、MailStoreをお勧めするのは、次のようなご要望や環境のお客様です。
メールアーカイブは、監査目的で取得される場合がほとんどですが、せっかくのメールアーカイブなので、エンドユーザーが自身のメールのバックアップとしても利用できたら、便利になると思いませんか?エンドユーザーへも自分のアーカイブデータを参照できるようにするのでしたら、MailStoreがセキュリティを維持したまま、簡単に実現できます。
Exchangeのアーカイブ機能の場合、アーカイブデータへアクセスするためには、OutlookまたはOWAが必要になります。Outlook以外のメールクライアントやスマートフォン、ブラウザからのアクセス方法をご検討中の場合は、MailStoreをお勧めします。
Exchangeのアーカイブ機能を利用するには、対象サーバーがActive Directoryに属していて、更にプライマリメールボックスとして設定されている必要があります。 外部のドメインに属しているExchangeサーバーや、他のメールシステムのアーカイブを一元管理したい場合などには、MailStoreがお勧めです。
MailStoreは、Office 365やExchangeオンラインの他、以下のExchangeバージョンへ対応しています。
Exchange・Office365をご利用の場合、専用の設定ウィザードが用意されていますので、 アーカイブの設定も簡単です。
メールの取得方法も用途に合わせて選択していただけます。
MailStoreでは1ステップですべてあるいは複数のメールボックスを一括してアーカイブすることができます。 事前にExchangeまたはOffice 365で、すべてのメールボックスにアクセスするためのコンプライアンス対応メールボックスを用意します。 その後、MailStoreのメニューから「複数のメールボックス」を選択しウィザードを進めるだけで、 簡単に複数アカウントのメールデータをアーカイブすることができます。 アーカイブの取得するユーザーは必要に応じて一覧から選択する事もできます。
※Office 365のプランによっては、コンプライアンス対応メールボックス機能はご利用いただけませんのでご注意下さい。