MailStoreの改ざん防止機能

改ざん防止機能

メールのアーカイブ運用を行っていても、そのメールが後から改ざんされたり不完全な状態となってしまうと、 監査対象や証拠文書としての信頼性がなくなります。 MailStoreは、企業のコンプライアンス遵守や長期間にわたるメールデータの安全な保管といった、アーカイブに求められる要件を満たす だけでなく、法的なリスクの低減にも役立つ様々な機能を提供します。

SHA1ハッシュによる整合性チェック

 MailStoreはメール毎に、その内容から一意となる「SHA1ハッシュ値」と呼ばれる一種の識別コードを生成します。アーカイブデータの参照時にハッシュ値を算出し保存されたものと 突合せを行うことで、アーカイブされたデータが改ざんされていないことを証明します。

AES-256暗号化によるメールと添付ファイルの保護

 MailStoreにアーカイブされたメールデータは、AES-256アルゴリズムでメール本文および添付ファイルが暗号化 されて保管されているので、仮にアーカイブファイルに直接アクセスしてもメールや添付ファイルの内容を窺い知ることはできず、万が一の流出から 保護することはもちろん、意図的に一部の内容を変更するといったこともできません。

メールの変更不可

 MailStoreの提供するユーザーインターフェイスや内部のプログラムでは、例えシステム管理者であってもアーカイブされたメールのヘッダ情報や本文、添付ファイルを 変更することは一切できません。MailStoreは悪意のある内部ユーザーによる改ざんを防止し、メールデータを安全に保管します。