OutlookのPSTやメールデータを保護:活用事例

メールのバックアップにはMailStoreがおすすめです


プロフィール

業 種: 情報サービス業

社員数: 250名


お客様の声

 メールデータの保護はもちろんの事、ユーザー自身が必要なメールをリカバリできるようになった事で、生産性が大きく向上しました。


MailStore導入の背景

当社では数年前より標準のメールクライアントとしてOutlookを使用しているのですが、 受信メール数の増加に伴って、データファイル(PSTファイル)が壊れてしまい、メールが 読めなくなってしまう障害が多く見られるようになりました。 もちろん、ユーザーには、なるべく不要なメールは削除するよう推奨し、定期的なバックアップ も推奨していますが、ユーザーにとっては余計な作業負担となってしまう為、運用の徹底は 難しいのが現実でした。


当社ではお客様とのお取引や案件のやりとりの多くを電子メールで行っており、メールデータの 損失による業務への影響は大きく、メールデータの保護は大きな課題となっていました。

MailStore Serverを選択した理由

目的はメールデータの保護、つまりバックアップだったので、最初はバックアップ製品を検討していました。ただし、今回の場合、バックアップ製品では次のような問題がある事が分かりました。


  • リストアする時の操作がユーザーには難しい
  • メール単位でのリストアができない
  • メールの検索ができず、中身が確認できない

そこで、ユーザーが個々に必要なメールをリストアできるよう、メールアーカイブ製品の検討を始めました。すると、メールアーカイブ製品の多くには、次のような問題がある事が分かりました。


  • 監査を目的としているため、システム管理者向けのユーザーインターフェイスしか用意されていない
  • メールデータを復元する際、メールをファイル形式でダウンロードする事まではできても、リストアするにはダウンロード後、メールクライアントでインポート操作が必要となるため、ユーザーにとっては煩雑で難しい操作となってしまう

そんな中、目に留まったのが、MailStore Serverでした。MailStore Serverはユーザーによるメールアーカイブへのアクセスを前提している点で今回の要件にぴったりだと思いました。

MailStore Serverを使ったバックアップとリストア

MailStore Serverは、ファイルサーバーと同じサーバー機へインストールし、他のファイルデータと併せて管理できるようにしました。


各ユーザーは、メールデータのバックアップとリストアを、次のように行っています。

バックアップ

MailStore Clientという専用クライアントソフトを使うと、次の流れで個々のメールデータをアーカイブする事ができました。


  1. 「Eメールのアーカイブ」メニューからOutlookを選択
  2. Outlookのプロファイル名を選択
  3. アーカイブするメールフォルダを選択
  4. アーカイブプロファイル名を入力

一度設定を行うと、次回以降は、「アーカイブプロファイル」を クリックするだけでアーカイブが行えるようになりました。


リストア

リストアは更に簡単に、2クリックで完了します。

  1. リストアしたいメールフォルダまたは個々のメールを右クリックしてエクスポートを選択
  2. Outlookのプロファイル名を選択

少ないコストでメールの復旧に伴う運用負荷を大幅に削減

今回、まずは営業部門を対象に100ユーザー分のライセンスを導入しました。必要なライセンス分だけ 購入できるので、スモールスタートで導入できるのもポイントでした。 ユーザーからはメールデータが なくなっても復旧を諦めたり、同僚にメールのコピーをお願いしたりといったことなく、いつでも 復旧できるという安心感はもちろん、使い方が簡単な上、何よりもシステム担当者へ復旧を依頼する 手間がない点に評価をいただいています。


今後の予定

現在、監査やコンプライアンス対策も兼ねて、順次全社への展開を計画しています。


メールのバックアップにはMailStoreがおすすめです