MailStoreがメールのバックアップやメールシステムの移行にも数多く採用されている理由の1つが、充実したMailStoreの復元・エクスポート機能です。エクスポートのターゲットや手法について解説します。
アーカイブ済メールのエクスポート先
MailStoreで利用できるアーカイブメールの復元・エクスポート先は以下の通りです。
メールサーバー
メールサーバー上のメールボックスへのリストアとして以下の方法をサポートしています。 Exchange Serverをご利用の場合や、IMAPに対応したメールサーバーをご利用の場合は MailStore上のメールをサーバー上のメールボックスへ直接リストアすることができます。 もちろんフォルダ構造も維持されますので リストア後にメールを仕分け直す必要はありません。 またSMTPを使用してのメール配信も可能です。
- Microsoft 365メールボックス
- Exchangeメールボックス
- IMAPメールボックス
- Google Workspace
- GMail
メーラー
ご使用のメールクライアントがサポートされていれば、直接メールクライアントへリストアすることができます。 アーカイブから一旦メールファイルとしてダウンロードし、それをメールクライアントへインポートする、といった 煩雑な操作は必要ありません。 もちろんフォルダ構造も維持されます。サポートされているメールクライアントは次の通りです。
- Microsoft Outlook
- Outlook Express
- Windows Mail
- Mozilla Thunderbird
- Mozilla SeaMonkey
メールファイル
Outlookで使用されるPSTファイルやMSGフォーマットをはじめ、RFC822で規定されている標準的なメールフォーマットであるEMLフォーマット によるエクスポートが可能なので、 ほとんどのメールクライアントでリストアしていただくことができます。サポートされているフォーマットは次の通りです。
- EMLフォーマット
- MSGフォーマット
- Outlook PSTフォーマット
これらのエクスポート/リストア機能の他に、メールクライアントからIMAPを使用してアーカイブへ アクセスすることができますので、 一般的なメール操作でメールボックスへコピーしていただくことも可能です。