ClusterReplicaの仕組み

ClusterReplicaのフェイルオーバーやレプリケーションに関する仕組みと構成例です。

ClusterReplicaの分類

ClusterReplicaは、大きく次の4タイプに分類されます。 これらのサーバーは、自分のステータスに合わせて、管理画面の色を切り替えます。


Primary Master

フェイルオーバーやレプリケーションの元となるメインサーバーで、クラスタシステム全体のマネージャにもなっています。セカンダリへフェイルオーバーされるサーバーであり、同時にデータのレプリケーションも行われます。


Secondary

データのレプリケーション先である「レプリカ」であると同時に、Primary Masterに障害が発生した際、そのサービスを引き継ぐ、フェイルオーバー先としての役割ももっています。


ClusterReplica

RepliMaster

オリジナルデータを持っているサーバーで、データのレプリケーション元となります。データをレプリカやSecondaryへレプリケーションしますが、Primary Masterと違い、クラスタシステム全体に対する権限は持ちません。


レプリカ

データのレプリケーション先のサーバーです。


ClusterReplica