Exchangeサーバーからの移行

   

    

一般的に、メールサーバーの移行は大きな変更を伴う場合がほとんどです。MDaemonメールサーバーのご利用ユーザ様の多くは、元々Exchangeサーバーを使っており、コストや機能要件などの理由から、MDaemonへ移行しています。

MDaemonへ乗り換えた主な理由

  • Exchangeサーバーのアップグレードにかかる費用を抑えたい
  • Windowsプラットフォームやパブリックフォルダを新しいシステムでも継続して使用したい
  • Exchangeサーバーでスパムメールが多いためスパムメール対策も標準搭載しているメールサーバーへ変更したい
  • Exchangeサーバーでトラブルがあったため、トラブル発生時にも問合せが行えるメールサーバー製品に切り替えたい

移行によるクライアント端末側の動き

Exchangeサーバーをご利用の場合、エンドユーザーはOutlookをメーラーとしてお使いですが、MDaemonのオプションであるOutlook Connector for MDaemonを使って頂く事で、これまで通りOutlookをグループウェアとしてお使い頂けます。

Exchangeには、Outlookのインターフェースを搭載したOWAが付属していますが、MDaemonのWorldClientウェブメールへ搭載されているLookOutテーマは、OWAとあまり変わりのないユーザーインターフェイスを搭載しています。

こうした理由から、エンドユーザーはメールサーバーの切り替えを、それほど意識する必要がありません。

 
  

Exchangeサーバーからの乗り換え方法

   

ExchangeサーバーからMDaemonへサーバーを乗り換える際には、MDMigratorという専用ツールをご利用頂くか、手動での移行が行えます。

移行にあたっては、MDaemonのMulti-POP機能を使うことで、Exchangeサーバーとの並行運用を経て、安全なサーバー切り替えが行えます。

MDMigratorを使ったサーバー移行

 

MDMigratorは、MDaemonに標準パッケージされているExchangeからの移行専用ツールです。MDMigratorを使うと、ExchangeからMDaemonメールサーバーへ以下のアイテムが自動的にコピーできます。

  
  • メールアカウント
  •   
  • メーリングリスト
  •   
  • メールボックス(受信トレイ/送信トレイ/送信済みアイテム/下書き/削除済みアイテム/迷惑メール/その他のユーザー作成フォルダ)
  •   
  • 予定表(個人・共有)
  •   
  • 連絡先(個人・共有)
  •   
  • メモ
  •   
  • 仕事
  •   
  • パブリックフォルダと内容

移行の注意点

 
  • 動作確認済のExchangeは、Exchange Server 5.5、2000、2003、2007、2010となります。
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  • MDMigratorでの、パスワード移行は行えません。パスワードは、MDaemonとActive Directoryとを連携させ、常にActive Directoryで認証を行うよう設定して頂くか、移行後に再設定して頂く必要がございます。

手動でのサーバー乗り換え

MDMigratorをご利用にならない場合でも、次の内容がExchangeサーバーから移行できます。

  • アカウントとアカウント情報
  • 既存のActiveDirectoryの情報を一覧で確認し、取り込みが行えます。

    ActiveDirectoryへのアクセスが行えない環境であっても、ユーザーデータをテキストファイルから一括取り込みが行えます。

  • メールボックス:Outlookを使った手動でのメールボックスコピーを行います。
  • メーリングリスト: テキストファイルからの一括取り込みが行えます。