MDaemonは、ユーザー認証においても数々のバリエーションをもっており、お客様の環境に合わせて、必要なセキュリティを随時実装できるよう設計されています。
POP Before SMTP
POPでユーザー認証を行い、その後数分間のみ、該当するIPアドレスからのメール送信を許可するという機能です。
MDaemonのPOP before SMTP設定では、ユーザー認証後、何分間メール送信を許可するのか、社内から社内に対して送信するメールにおいてもPOP before SMTPを適用するのかどうか、といった、きめ細かな設定が可能です。
SMTP認証
MDaemonはSMTP認証もサポートしており、個々のユーザーがパスワードを利用する事ができるのはもちろん、SMTP認証用の共有パスワードを使用することもできます。
接続に対してAPOP、CRAM-MD5、LOGINの認証形式のどれを使うか選択できるようになっています。
ESMTP認証
より高度なセキュリティ機能であるMDaemonのESMTP認証により、メール・クライアントは SMTP 転送中にメッセージを認証することが可能です。
SSLやTLSなど暗号化メールに対応
メール送受信を暗号化する規格であるSTATTLS(RFC2487)、STLS、SSLを標準で対応しています。