ClusterReplicaは次の方法でデータのレプリケーションを行います。
スケジュールレプリケーションでは、指定時刻でレプリケーションを実行するのはもちろん、更新されたファイルすべてをレプリケーションするか、サイズが異なるファイルのみをレプリケーションするか、や、どのくらいの間隔(分)でレプリケーションを実行するか、といった、細かなオプション設定が行えます。
ClusterReplicaには、MSSQL, IIS, VMwareのデータレプリケーションやフェイルオーバー・フェイルバックがスムーズに行えるよう、これらのレプリケーションセットを標準パッケージしています。
もちろんこれらのレプリケーションセットは自分で作成することもできますが、MSSQLのレプリケーションは、これらのレプリケーションセットを使うことで簡単に行えます。
ClusterReplicaは、設定を行った後、その設定でクラスタが正しく構成されているかどうかを確認するための、テストプログラムをパッケージしています。レプリケーションサーバーでフェイルオーバーが正しく行われているかどうか、また、その際正しくデータレプリケーションが行われているかどうか、といった確認が、1つの画面から行えるようになっています。