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MDaemon 22は、Webmailの利便性の向上に加え、様々なセキュリティ機能をより強固にアップデートしました。昨今の標的型攻撃の増加やリモートワークの導入においても、安全にメールをご利用頂けます。

注意事項

  • 32bit版MDaemonが終了しました。MDaemon 22.0から、64bit版のみのご提供となります。現在32bit版のMDaemonをご使用の場合、64bit版のMDaemonを上書きインストールするだけで、64bit版へ切り替えることができます。
  • 強固なパスワードの最少文字数が8文字以上となりました。元々8文字以下のパスワードを使用していた場合、バージョンアップ後のパスワード変更時には8文字以上のパスワードへ変更するよう求められます。新規インストールの場合、強固なパスワードを求める設定を有効にしている場合は、パスワードの最小文字数は10文字となります。
  • 本バージョンから、MDaemonでは、「ブラックリスト」を「ブロックリスト」、「ホワイトリスト」を「許可リスト」と名称変更します。

 

Webmail Proテーマの新機能

右クリックメニューをアップデート

メールの一覧画面から、右クリックで表示されるメニューへ、連絡先への追加、メールの送信、許可リスト・ブロックリストへの追加、といったメニューを新たに追加しました。

rightclick

次の未読ボタンの追加

メールの表示画面で、「次の未読」アイコンが追加されました。これで、未読メッセージを楽に確認できるようになります。

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仕事一覧のアップデート

仕事の画面で、期限切れの項目を赤で表示するようになりました。

snapcrab noname 2022 5 18 14 33 28 no 00

セキュリティ機能のアップデート

レポートを追加搭載

Cyren AVエンジンに、Cyren脅威検出サービスが追加されました。定義ファイルが用意されていない最新のウィルスを検出した際、脅威検出サービスへ問合せを行います。

添付ファイルの取り出しルールの追加

コンテンツフィルタのルールに、添付ファイルの取り出しとメッセージへ添付ファイルリンクを追加する処理を追加しました。

パスワード要件の確認と照会

“強固なパスワードを求める”設定を行なった際、パスワード要件がリスト表示されるようになり、要件を満たしたパスワードは緑色で確認できます。またパスワードに問題があった際には、その理由をエラーメッセージとして表示されるようになりました。

隔離メールの通知内容のアップデート

様々な理由で配信されなかったメールは、通常Holdingキュー、隔離キュー、Badキューへ振分けられ、その内容は管理者宛に定期的に通知されます。この管理者宛のサマリーメールに、メールを解放、再度キューに入れる、削除を実施、というリンクを追加し、メール確認と同時に処理が行えるようになりました。

SSL/TLSのアップデート

SSL/TLSコネクションで使用する暗号化方式をログへ記録するようになりました。また、Windowsで TLS 1.3を使用できるようになりました。

2段階認証機能のアップデート

二段階認証の認証コードを指定のメールアドレスに送信するオプションを追加しました。また、2段階認証を除外するIP設定が行えるようになりました。

MDaemon 22には数多くの新機能やアップデートが含まれています。
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