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MDaemonメールサーバーは、基本はWindows用メールサーバーソフトウェアなのですが、メッセンジャーサーバーウェブメールサーバー機能も標準搭載し、且つ、フィルタリングやアーカイブなどの機能もデフォルトで搭載しているソフトウェアです。最初のリリースから15年近く経過していて、最新の認証技術なども頻繁に、アグレッシブに成長している製品です。

そんな理由(言い訳??)から、MDaemonメールサーバーには、未だに把握していない機能などが多々あり、今でも「こんな機能があったんだ!!」と驚く事があります。

今日も、そんな経験をしてしまったので、ホームページでご紹介する前に、まずはこちらでご紹介します。

MDaemonのCatalog (カタログ)機能

こんな経験はありませんか?
会社で作成した資料を、社内のファイルサーバーへ置いておき、資料作成連絡を、社員に対して行います。
社内にいるメンバーは、ファイルサーバーへアクセスし、資料の確認が行えるわけなのですが、社員のうちの数人は、社外に常駐していて、ファイルサーバーにある資料へはアクセスできません。

MDaemonメールサーバーには、このようなケースでも外部から自動で必要なファイルを取得する、Catalog (カタログ)という機能があります。

Catalog(カタログ)機能の使い方は次の通りです。

1. MDaemon上に共有するファイルを置いておき、そのファイルのパス・名称・パスワードを、カタログとして登録しておきます。

2. 社外にいるメンバーに対しては、カタログの「名称」と「パスワード」を予め伝えておきます。

3. 資料を確認する際には、社外にいるメンバーがMDaemonの管理者アカウントに対して「名称」と「パスワード」「カタログ名」を本文に入れ、メールとして送ります。受け取ったMDaemonアカウントは、メール本文を、コマンドとして処理し、自動的に、メールを送信した社外メンバーに対して、該当のカタログファイルを添付して返信します。

パスワードを知らなければ、ファイルの自動返信はされませんので、ファイルを共有したからといって、誰に対しても公開してしまうわけではありません。

逆に、資料請求に対する自動返信など、広くファイルを公開したい場合に対しても、「パブリックカタログ」機能が搭載されています。
パブリックカタログを使った場合は、パスワード設定なしで、該当ファイルの自動添付&返信が行えます。
ウェブページからデータの送付依頼などを自動受付したり、色々と活用できそうな機能ですよね!

パブリックカタログ用に、ウェブから自動でメール生成&送信するようなスクリプトがあったら更に便利じゃないですか?

と、いうわけで、時間があるときに、そんなスクリプトもご提供できるよう試行錯誤してみます。ウェブインターフェイスなどの開発をやっていられる方で、そんなの簡単に作れるよ~、という方、いらっしゃいましたらご連絡下さい (^ ^;;

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