SecurityGateway7.xの新機能

最新バージョン: SecurityGateway 7.0.2
「SecurityGateway for Exchange/SMTP servers」の7.xバージョンでは、新たなセキュリティ機能の実装に加え、デザインや操作性もアップデートしました。


SecurityGatewayのリリースノートはこちらから

クラスタリング

複数のSecurityGatewayサーバーで一つのデータベースを共有して管理する、クラスタリング機能を新たに搭載しました。

データベースは第3のサーバー上へ保持し、データベースを持つサーバーに対して、SecurityGatewayからアクセスする事により、これを共有し、複数台で管理できるようになります。

SecurityGatewayのクラスタリング機能

管理画面デザインのアップデート

管理者向け、エンドユーザー向けにそれぞれ用意されている、SecurityGatewayの管理画面デザインをアップデートしました。各設定項目も把握しやすくなり、操作性も向上しました。

RequireTLSに対応


RequireTLSはメールの送信時TLSを必須とする新しいプロトコルです。TLSでのメール配信が行えない場合、従来はメールを暗号化せずに送信していましたが、RequireTLSではこれをエラーとして戻します。SecurityGatewayは、いち早くこの機能に対応し、セキュリティの1部として標準搭載しました。

認証機能のアップデート

管理しているアカウントのパスワードや認証について、各種アップデートを行いました。

ウィルス対策エンジンをアップデート

SecurityGatewayには、CYRENのアンチウィルスエンジンと、ClamAVアンチウィルスの2種のアンチウィルスエンジンが搭載されています。CYREN社のアンチウィルスエンジンは、メールの配信パターンを元にしたウィルスチェックが行え、新しく発生したウィルスが拡散されてしまう状態を防ぎます。ClamAVは従来のシグニチャファイルを使ったアンチウィルスで、シグニチャファイルが必要ではありますが、他の手法と比較して、ウィルスの正確な情報を把握する事ができます。 最新バージョンでは、ClamAVのアンチウィルスエンジンをアップデートし、新しい脅威や攻撃手法に広く対応できるようになりました。


SecurityGatewayのアンチウィルス

ドメイン管理者機能のアップデート

ドメイン管理が新規ドメインを作成し、自動的に作成したドメインの管理者として登録されるようになりました。ドメイン管理者向けの管理画面も、ユーザーやドメインに対する管理が行いやすくなるよう、画面デザインと操作性をアップデートしました。