SecurityGatewayには、8種類のスパム対策機能が搭載されています。検出率は99%以上で、大量のスパムメールの仕分けに一日の多くの時間を浪費する必要がなくなります。 また、隔離されたメールは、宛先ユーザへ個別に通知されるため、メールが届かないのでは?という心配もありません。
スパムフィルタは、世界的に実績がある「Spam Assassin 3」エンジンによるヒューリスティック、ベイジリアン、ハッシュキャッシュにてメッセージ内容を解析し、しきい値によりスパムをブロックします。 スパムエンジンやスパム定義ファイル、SURBL(Spam URL Realtime Blackhole List)はスケジュールによりアップデートすることができ、常に最新版に保つことができます。
ホワイトリスト/ブラックリストにより送信されてくるメールがスパムメールの発信元のIPアドレスから送信されたかを判別しフィルタします。
次世代の電子メールメッセージの暗号署名と検証の新しい機能であるDomainKeys Identified Mail(DKIM)機能へのサポートを装備し、なりすましメールやフィッシング攻撃に代表される別のタイプのメールの捏造(ねつぞう)などから保護します。
グレーリスト機能は、メール受信に規制をかける非ブラックリストあるいは未知の送信者からの疑いのあるメール送信元について、指定時間で監視を行いスパムメールであるか識別するシステムです。
Backscatter(バックスキャッター)とは、スパムメールの送信元アドレスを、特定の企業ドメインなどへ偽装し、”エラー返信”としてスパムメールを送信する手法のことです。
ドメインキーは、メールアドレスの詐称を防止するための電子メール認証システムです。また、多くのスパムメールは偽のアドレスを含むため、ドメインキーによって、スパム防止ツールを使用していなくてもスパムの受信を大幅に減らすことが出来ます。
SecurityGatewayは、メッセージを処理している間、メールの送信元の情報や構造を元に、メッセージスコアを加算していきます。このメッセージスコアの合計が、特定のしきい値を超えた場合、そのメールをスパムとして処理するのが、「メッセージスコア」という方法です。
IPスクリーニングは特定のIPアドレスのブロックを可能にします。 禁止されたアドレスからメールサーバーへの接続は一切許可されません。
IPシールディングは、ドメインが特定のIPアドレスに由来するものかを検証するために使用するドメイン名とそれに対応するIPアドレスを収集します。メイン名とIPアドレスが一致しない場合、SecurityGatewayはそのメールを拒否します。 この機能により、スパマーやその他の偽装した悪意あるアカウントからの受信を防止します。