ネットワークトラフィックはQoSへ影響を与えてしまいます。帯域制御機能を利用する事で、トラフィックの優先度を指定し、必要なデータのやり取りがスムーズに行えるようになります。
優先度は、ユーザー、アプリケーション、プロトコル、ウェブサイト等を元に行え、使用している帯域の調査も併せて行えます。
優先度の設定に加え、上記のソース毎に使用できる帯域の上限値も指定できるため、特定のトラフィックがネットワークに与える影響を最小限に抑える事ができます。
WANバランサーは、パフォーマンスを向上させるため、複数のネットワーク回線を1本のバーチャル回線として使用し、トラフィックを分散させる事ができる機能です。個々の回線の通信速度を向上させる事はできませんが、バーチャル回線としての通信速度の向上が実現できます。この機能を使用するにはそれぞれの回線に固定IPアドレスが必要である点にご注意下さい。
複数のネットワーク回線を監視し、1つの回線の速度が低下していたり、ダウンしていたりした際には、もう1つの回線へ通信経路を切り替える事で、クライアントにとってのダウンタイムをなくす事ができます。前述のWANバランサーと組み合わせて、負荷分散を行いながらフェイルオーバーを行う事もできます。
月に1回程度、不定期に製品の最新情報をお届けしています。メールアドレスをご記入の上、右側のボタンを押してください。