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様々な業務をインターネット上で行うことが今では当たり前となっています。

企業サイトにログインする際や、業務で必要なサービスを利用する際に、IDやパスワードなどの重要情報を入力しなければいけない場合が多々あるでしょう。
そのようなネット上の情報に関するセキュリティを強化する際に2段階認証は非常に役に立ち、実際に導入をしている企業も近年増えています。

この記事では、一般的に導入されつつある2段階認証について詳しく解説していきます。

目次:

 

なぜ2段階認証が注目されるようになったのか

時代の移り変わりにより、従来の認証方法では安全面が保障できなくなってしまったため、更にセキュリティの強化された2段階認証が必要とされるようになりました。

2段階認証が必要とされるようになった背景としては、主に以下の2つがあります。

不正ログインによるアカウントの乗っ取りの増加
クラウドサービスの増加に伴うセキュリティ強化の需要

 

その1:不正ログインによるアカウントの乗っ取りの増加

従来は一段階認証が認証方法として一般的であり、パスワードの使いまわしなどが原因で、パスワードの流出によるアカウント乗っ取りの被害が多数発生していました。

アカウントの乗っ取りにより、情報漏洩やなりすましによるフィッシング詐欺など、様々なネット犯罪が引き起こされました。
特に企業にとって、このような情報漏洩は会社の信頼問題にも関わるため、セキュリティの更なる強化が必要とされるようになったのです。

 

その2:クラウドサービスの増加に伴うセキュリティ強化の需要

企業活動を便利にしてくれるクラウドサービスの登場によって、業務上でクラウドサービスを使うことが今では一般的になっています。

クラウドサービスはどこからでもアクセスできるというメリットがありますが、ネット上で全てが完結するため、その分ネット上のセキュリティ強化が必要とされています。

特に契約やお金に関するクラウドサービスが普及したことで、セキュリティ強化の需要が高まりました。

2段階認証とは一体どういう仕組みなのか

IDやパスワードを入力してログインをした際に、別の認証を要求された経験がある方も多いのではないでしょうか。

「2段階認証」とはサービス利用時に、IDやパスワードに加えて別の認証を要求する仕組みのことです。

2段階認証と似た名称の認証方法として「2要素認証」がありますが、両者は異なります。
2段階認証とはIDやパスワードを入力したのちに、別の認証を要求するという2段階のステップがあります。

それに対して「2要素認証」は最初の情報入力時にIDやパスワードの他に顔認証や秘密の質問など、認証の要素を増やす方法であるため、認証には1つのステップしかありません。

2つのステップで認証を行う2段階認証ですが、実際どのようにして2回目の認証がなされるのか、例を挙げて紹介していきます。

1.スマホのSMSを使った2段階認証

携帯電話番号宛てに送信されたSMS(ショートメッセージ)に記載されてある認証コードを入力して認証をします。

携帯番号さえあれば2段階認証をすることができるため、多くのサービスで取り入れられています。

2.アプリを使った2段階認証

「Google Authenticator」などの認証専用アプリを利用した2段階認証も、スマートフォンがあれば使用することができるため、よく活用されています。

アプリをインストールし、アプリと認証をしたいアカウントを紐づけることで簡単に2段階認証をおこなうことができます。

アプリによってはバックアップ機能や引継ぎ機能がなく、端末を変えた際は紐づけし直さないといけないこともあるため、仕様を確認してから活用するようにしましょう。

3.トークンを使った2段階認証

ワンタイムパスワードを作成するツール全般を「トークン」と呼びます。
トークンを使った2段階認証では、ログインをした状態でデバイスに送られてくるワンタイムパスワードを制限時間内に認証画面上で入力します。
ワンタイムパスワードは、暗号資産やネットバンクの手続きにも用いられているほどセキュリティが非常に高いことで知られています。
セキュリティも高く、手軽に利用できるため非常に便利な認証方法ですが、パスワードの発行のためにコストがかかってしまうのが少し難点です。

2段階認証を活用するメリット

2段階認証はインターネット上で情報を扱う際のセキュリティをより高めるための認証方法です。

セキュリティ対策として2段階認証を活用する事には以下の3つのメリットがあります。

パスワードを盗まれてもログインを防ぐことができる
パスワードの脆弱性をカバーすることができる
ログイン時にリアルタイムで通知される

それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

その1:パスワードを盗まれてもログインを防ぐことができる

2段階認証ではIDやパスワード情報以外にデバイスを使った認証が必要とされるため、サービス利用時に必要な情報が盗まれても第三者のログインを防ぐことができます。

不正ログインを防止することによって、従来多発していたフィッシング詐欺や情報漏洩などのネット犯罪の被害に遭う確率を下げることができます。

その2:パスワードの脆弱性をカバーすることができる

情報セキュリティについて様々な場所で注意喚起されていますが、容易に推測可能なパスワードを使っている人がまだ多く存在しているのが現状です。

2段階認証を導入しておくことで仮にパスワードが盗まれてしまっても、その先のアカウントの乗っ取りまでは防ぐことができます。

その3:ログイン時にリアルタイムで通知される

2段階認証ではログイン時にSMSなどのツールを介することになるため、ログイン情報の通知をリアルタイムで受け取ることができます。

リアルタイムで通知を受け取ることができることで、不正なログインがあった際には心当たりのない通知が来るため、すぐに気が付くことができることもメリットの1つです。

2段階認証を活用するデメリット

2段階認証を利用するメリットは非常に大きいですが、同時に以下の2つのデメリットもあります。

手間とコストがかかる
デバイスが使えないとログインできない
その1:手間とコストがかかる

2段階認証では、ログイン時に2回のステップを踏んで認証をする必要があるため、通常と比べて少し手間と時間がかかってしまいます。

また「Google Authenticator」などのアプリを使って認証を行う際は、事前にGoogleアカウントを作成して、紐づけておく手間もかかります。

認証方法によっては、認証機器の導入にコストがかかってしまうこともあるため、予算と手間を考えた上で導入を検討する必要があります。

その2:デバイスが使えないとログインできない

2段階認証ではログイン時にデバイスで通知を受け取る必要があるため、デバイスを紛失してしまうと通知を受け取ることができず、ログインができなくなってしまいます。

特にSMSで認証の通知を受け取る際は、スマートフォンが必要になるため、圏外の場所ではログインができません。

 

2段階認証を使用する際の注意点

2段階認証を使用する際には以下の2つの点に気を付けるようにしましょう。

認証機器の紛失や故障した場合は使用できない
偽造メールには騙されないようにする
注意点1:認証機器の紛失や故障には気を付ける

デメリットの部分で先程解説した通り、スマートフォンなどの認証機器を紛失してしまうと、SMSやアプリでの認証が行えなくなってしまうことには注意です。

もしスマートフォンが使えなくても、別の方法でログインできるように設定することができる場合もあるため、事前に設定をしておくようにしましょう。

注意点2:偽造メールには騙されないようにする

2段階認証が一般的に取り入れられるようになったことに伴って、2段階認証で送信される通知を悪用した詐欺の手口が近年増加しています。

特にメールの送信元を信頼できる企業等に偽って、偽のSMSを送信して2段階認証をさせる手口が横行しているため注意するようにしましょう。

SMSでの2段階認証を行う際は、送信元を必ず確認してから手続きを行うことで被害を防止することができます。

2段階認証のまとめ

2段階認証について、利用されるようになった背景から使用する際の注意点まで詳しく解説してきました。

2段階認証を導入することによって、従来横行していたログイン情報の漏洩やなりすましによるネット犯罪の被害を大幅に減らすことができます。

情報セキュリティをより強化する際には、2段階認証の導入を検討してはいかがでしょうか。

メールセキュリティ
1. PPAPと代替案
2. コンピューターウイルスの基礎
3. メールの送信者認証について
4. SPFやDKIMなどのドメイン認証について
5. 送信ドメイン認証DMARCとは?
6. スパムメールとは?
7. Let’s EncryptによるSSL設定
8. なりすましメールってどういう仕組み?見分けるための方法とは
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