去年から、スマートフォンというキーワードを耳にする事が急増しました。
そんな流行のせいなのかも知れませんが、「スマートフォン」の定義も、日々変化しているような気がします。

私自身も、以前は、携帯とスマートフォンを比較したり、要は携帯電話の延長のようにスマートフォンを定義していたように思うのですが、最近考えが変わってきました。

スマートフォンは、米国で、BlackBerry(ブラックベリー)がビジネスシーンで爆発的に流行った事がきっかけで、世界中に浸透し始めました。(実際、2007年に仕事で米国出張した際、会議に出席していたメンバーの8割がBlackBerryユーザーだったのを覚えています。)

日本国内の携帯電話は、おさいふケータイなどの独自機能が搭載されていたり、なかなか高性能ではあると思うのですが、アプリケーションやブラウザなど、携帯電話のための独自仕様を採用していたため、(連絡手段としての電話の機能を除いては)ビジネスシーンとは別に携帯電話を利用している方がほとんどだと思います。

これに対し、スマートフォンは、Office文書を操作したり、携帯メールだけではなく、会社のメールアドレスや予定表なども一緒に管理できたり、と、電話としての利用よりも、むしろノートパソコンのように活用できるのが特徴のような気がしています。