電子メールを含むインターネット通信において、ポート番号は必ず使用するものです。
こちらでは、メール通信において使用する各ポート番号について解説します。
ポート番号は、IPアドレスからTCP/IPサービスを受けるために使用されます。
よく使われる、ウェブ、メール、FTP、telnet、といったサービスで使用されるポートは、1番から1023番までのポート番号を標準で割り当てていて、これらのポートをwell knownポートと呼んでいます。
この番号は競合を避けるために、管理者側で変更も可能です。
例えば、1つのウェブサーバー上で、同じIPアドレスであっても、別々のポート番号を割り当てることで、複数の種類のサービス提供を行えるようになったりします。
よく使われるポート番号と割り当てられているサービスは下の表をご覧ください。
| サービス | デフォルトポート番号 | 説明 |
|---|---|---|
| ウェブ | 80 | ウェブサーバーを公開するのに一般的に使用されます。 |
| SSH | 22 | Secure Shell Protocol (SSH)です。 |
| SMTP | 25 | Simple Mail Transport Protocol (SMTP)がメールの送受信に使用します。 |
| POP3 | 110 | Post Office Protocol (POP) サービスは、Outlook, Becky!などのメーラーが、ユーザー別のメールボックスへ接続し、メールを受信するのに使用されます。 |
| IMAP | 143 | Internet Message Access Protocol (IMAP)はPOP3と同様、メーラーが、ユーザー別のメールボックスへ接続し、メールを受信するのに使用されます。メールをサーバーに残す点がPOP3と異なります。 |
| LDAP | 389 | Lightweight Directory Access Protocol (LDAP)はクライアントがユーザーのメールアドレスや環境などの「ディレクトリサービス」へアクセスするのに使われます。 |
上記以外のポート番号や情報を知りたい場合は、IANAのサイトから、全ポートの情報が確認できますので、ご参照下さい。
サーバーのポート番号から、簡単にサービスが稼働しているかどうかを確認するのに、telnetで対象のポートへ接続するという方法があります。
例えば、210.1.17.13というIPアドレスを持つサーバーで、POP3が稼働しているかどうかを確認するには、WindowsならばDOSプロンプトを開いて、次のコマンドを実行します。
Connection Timed Outなどのメッセージで接続できなかった場合は、ネットワーク機器やファイアウォールの設定が原因で接続できていないか、サービスが稼働していない可能性が高いです。
反対に、上記コマンドを実行した結果で、ユーザー名の入力を求められた場合などは、サーバーへ正常にアクセスできているということになります。
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