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クラウドとオンプレミスの比較

これまでは自社でサーバーを導入・運用するオンプレミスが主流でしたが、クラウドも1つの選択肢になるのが当たり前になってきました。

クラウドとオンプレミスはどちらが優れているというものではなく、環境や要件によって一長一短です。
クラウドとオンプレミスを詳しく比較してみましょう。

クラウドとは

「IaaS」「PaaS」「SaaS」など、必要なシステムを自社で持つ代わりに月額課金で利用するサービス全般を「クラウド」と呼んでいます。

分かりやすいクラウドサービスとしては、Yahoo!メールなどもその1つです。

最近では、MS Officeなどでも、Office Onlineといったクラウド利用をされている方も多くいるのではないでしょうか。

オンプレミスとは

自分でサーバー用のハードウェアを導入し、ソフトウェアをインストールし、管理する、いわゆる自社サーバーを運用していく形態を「オンプレミス」と呼んでいます。

例えば社内に、他のユーザーとファイル共有を行うための「ファイルサーバー」はないでしょうか。

ちなみにオンプレミスにおいては、この数年間で一気に仮想化の技術が進んだため、運用しなくてはならない物理的なハードウェアの台数は全体的に減少しつつあります。

クラウドとオンプレミスの選択は?

クラウドとオンプレミスのメリットとデメリットはそれぞれです。

比較表は他のサイトでも公開しているので、ここでは、次の観点から、「クラウドが向いているケース」と「オンプレミスが向いているケース」に分類してみます!

                          
クラウドの場合 オンプレミスの場合
01-コスト:
  • 初年度費用はクラウドの方が安く抑えられます。
  • ハードウェア費用はかかりません。
  • 資産を持つよりも年間使用料という形態の方が導入しやすい場合にはお勧めです。
  • 管理費等についても3年・5年単位であれば自社運用の方がコストがかかりません。
  • ハードウェア費用はかかりません。
  • 経費として使用料がかかるよりも資産としての原価償却の方が導入しやすい場合にはお勧めです。
02-資源:
  • 担当者に求めるITスキルはそれほど高いものではありません。
  • システム管理要件はそれほど高くはありません。
  • アップデートなどの作業はサービス提供側で行います。
  • 既にシステム管理者がいる場合にはお勧めです
03-柔軟性:
  • 単独で稼働しているシステムであり、他のシステムとの連携は不要の場合はお勧めです。
  • カスタマイズが必要なく、提供されているままの状態で使用する前提であれば問題ありません。
  • 他の社内システムとの親和性を求める場合はお勧めです。
  • 特に双方向での連携を求める場合は社内の同じネットワーク内で運用するのが一般的です。
  • 選択するソフトウェア次第ですが、ソフトウェアの仕様として対応している範囲であれば自由にカスタマイズできます。

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