URIブラックリストは、メッセージ本文内で発見される統一資源識別子(URI:通常ドメイン名またはウェブサイト)に基づいてスパムをブロックまたはタグを付けるために用いるように設計されたリアルタイムブラックリストです。URIブロックリスト、スパムURIリアルタイムブロックリスト(SURBL)などの別名でも知られ、メッセージヘッダの内容に基づいて、または、接続IPアドレスでスパムを確認するために使用されないという点で、URIBLはDNSブラックリストと異なります。代わりに、URIBLはメッセージ内容に基づいてスパムをブロックします。URIBLについては、www.surbl.orgをご覧ください。
設定
URIBLクエリを有効にする
デフォルトで、メッセージに関してURIBLクエリを実行します。これらのクエリを実行しない場合、このオプションを解除します。
メッセージがリストのURIを含む場合:
...メッセージを拒否
ブラックリストにあるURIを含む場合、SMTP処理中にメッセージを拒否する場合、このオプションを選択します。これは、メッセージ本文におけるブラックリストURIを単なる参照では、メッセージそのものが、スパムであることを保証しないので、多くの状況において推奨されるオプションではありません。
...メッセージを隔離
ブラックリストにあるURIを含むメッセージを隔離する場合、このオプションを選択します。
...メッセージを受け入れる
ブラックリストにあるURIを含むメッセージを受け入れるが、スパムとしてのフラグ付け、サブジェクト行にタグを追加、メッセージスコアを調整する場合、このオプションを選択します。このオプションの使用は、SecurityGatewayのURIBLクエリの結果に基づいて、メールサーバまたは受信者で、メッセージのフィルタを許可します。これは、デフォルトオプションです。
...次の文字を件名に付ける [text]
メッセージにブラックリストにあるURIを含む時に、メッセージのサブジェクトヘッダの先頭にテキスト追加する場合、このオプションを有効にして、テキストを指定します。このオプションが有効な場合、サブジェクトに追加されるデフォルトテキストは、"*** SPAM ***"です。このオプションはデフォルトで無効です。
SecurityGatewayでは、サブジェクトヘッダにテキストを追加することができる他のオプションがあります。例えば、DNSブラックリスト(DNSBLおよびメッセージスコアページは、このオプションを同様に持ちます。それらのオプションで指定されたテキストが一致する時に、メッセージが各オプションで基準を満たす場合でも、テキストはメッセージサブジェクトに追加されるだけです。ただし、他のオプションでテキストを変更する場合、そのカスタマイズされたテキストも同様に追加されます。例えば、これらの3つのオプションに"*SPAM*"をテキストとして設定する場合、複数のオプションで基準に適合にかかわらず、テキストは一度サブジェクトに追加されます。しかし、URIBLオプションのテキストを"*URI blacklisted*"に変更し、メッセージが、このオプションおよび他のオプションに基準に適合した場合、サブジェクトは、両方の*SPAM*および*URI blacklisted*を追加されます。 |
...URIBLエンジンによって戻されるスコアをメッセージスコアへ追加する
デフォルトで、URIBLクエリがメッセージでブラックリストあるURIを含む場合に、問い合わせたURIBL Hostに関連したスコアはメッセージスコアに追加されます。URIBLクエリの結果に基づいてメッセージスコアを調整しない場合、このオプションを解除します。
SecurityGatewayで拒否または隔離ではなく、メッセージを受け取る設定の場合でも、そのメッセージスコアが十分に高い場合、今まで通り拒否または隔離される可能性があります。他のセキュリティオプションおよびメッセージスコアページでオプションでの構成に依存します。 |
例外
ホワイトリストの差出人からのメッセージを除外する
デフォルトで、ホワイトリスにある差出人からのメッセージの場合、メッセージはURIBLクエリから除外されます。差出人がホワイトリストにある場合でもURIBLホストに問い合わせる時には、このオプションを無効にします。
認証されたセッションからのメッセージを除外する
SMTP到達しているセッションが認証された時、メッセージをURIBLクエリから除外したい場合、このオプションをチェックします。デフォルトでは、このオプションは無効です。
ドメインメールサーバからのメッセージを除外する
デフォルトで、URIBLクエリは、受信メールおよびドメインメールサーバ両方に対し実行します。ドメインメールサーバから到着しているメッセージをURIBLクエリから除外したい場合、このボックスを選択します。
URIブラックリスト(全ドメイン)
このセクションは、SecurityGatewayによって問い合わせるURIBLホストの一覧を示します。
新規
新規のURIブラックリストを追加するために、新規ボタンをクリックします。これは、URIブラックリストエディタ(下記参照)を開きます。
編集
URIブラックリストを編集するには、編集するエントリを選択し、編集ボタンをクリックします。これは、エントリ編集のためにURIブラックリストエディタを開きます。
削除
URIブラックリストを削除するには、削除したいエントリを選択し、削除ボタンをクリックします。
例外 - ドメイン
これらの設定を構成する時、ページ上部のドメイン:ドロップダウンリストボックスで、特定のドメインを選択する場合、そのドメインは設定を保存した後、ここに一覧を示されます。URIブラックリスト設定を見直し編集するには、対応するドメインの表示/編集リンクをクリック、あるいはデフォルトの全体の設定値をドメインの設定にリセットするには、リセットをクリックします。
URIブラックリストページで新規または編集をクリックすると、新規URIブラックリストの追加や既存のブラックリスト編集のためにブラックリストエディタを開きます。 保存して閉じる ブラックリストの設定の追加または変更後、このボタンで、変更を保存しエディタを閉じます。 閉じる 行った変更を保存しないで、エディタを閉じるには、このボタンをクリックします。 URIブラックリスト このURIブラックリストに対しクエリを有効にする URIブラックリストを有効/無効にするには、このオプションを使用します。エントリについて、このチェックボックスを解除する場合、リストから削除されませんが、SecurityGatewayによってURIブラックリストの問い合わせをしません。 URIBL名: これは、問い合わせをする特定のURIブラックリストの名です。 ホスト名またはIP: これは、メッセージで検出するURIを確認する時に、SecurityGatewayによって問い合わせる、このURIブラックリストエントリに対応するホスト名またはIPアドレスです。 スコア: URIBLスコアは、このURIBLに関連した指定された数値で、クエリでメッセージがブラックリストにあるURIを検出した時に使われます。URIブラックリストページで[...URIBLエンジンによって戻されるスコアをメッセージスコアへ追加する]オプションを無効にしない限り、この数値は最終的なメッセージスコアに追加されます。 Bitmask: Bitmask数値は、複数のリストが単一のビットマスクされたリストに結合される時、どのリストまたはデータソースが問い合わせられているかについて識別する使用します。具体的には、SURBLデータソースのすべては、以下で結合されます:multi.surbl.orgg。これに関する詳細な情報については、www.surbl.orgを参照してください。問い合わせするURIBLが単一のリストだけに情報を持つ場合、0が使われます。 クエリの実行前にIPアドレスのURIを解決する このURIブラックリストを問い合わせる前にメッセージで含まれるURIのIPアドレスを解決したいか、または検索する場合、このオプションを使用します。DNSBLに同様、一部のURIBLは、IPアドレスを保存しますが、送信するメールサーバのアドレスではなくメッセージで含まれるURIアドレスを保存します。 |