アドレスブラックリスト

特定のメールアドレスから届いたメールをブロックまたは隔離するには、ブラックリストを使用します。デフォルトでメッセージはSMTPセッション中に拒否されますが、隔離するように、ブラックリストの処理ページで、この設定を変更することができます。アクションは全体や特定ドメインで処理する事ができ、ブラックリスト自身も、全体かドメイン毎に設定する事ができます。また、アイテムはブラックリストへ通常1つづつ登録できますが、インポート機能を使う事で、CSVファイルから複数の値を一括登録する事もできます。最後に、CSVファイルへブラックリストを保存するためのエクスポート機能も搭載されています。

ブラックリストへアドレスを追加

アドレスブラックリストにアドレスを追加するために、ページ上部のツールバーで新規をクリックします。これは、アドレス(下記参照)を追加するために、ブラックリストのエントリページを開きます。

ブラックリストアドレスを編集

ブラックリストアドレスを編集するには、対象エントリをダブルクリックするか、エントリを選択しページ上部のツールバーで編集ボタンをクリックします。ブラックリストのエントリページでエントリが編集できるようになります。

ブラックリストアドレスを削除

ブラックリストアドレスを削除するには、必要なエントリを選択して、ページ上部のツールバーで削除をクリックします。CTRLキーを使用し複数のエントリを選択することができます。削除をクリックした後に、選択されたエントリの削除確認ボックスが表示されます。

 

ブラックリストへアドレスをインポート

アドレスブラックリストにアドレスのリストをインポートするには、ページ上部のツールバーで読み込みをクリックします。これは、リストの読み込みページを開きます。参照ボタンでインポートするCSVファイルを選択し、リストの読み込みボタンをクリックします。

CSVファイル形式

ブラックリストにアドレスを追加するためにCSVファイルを作成するために、任意のテキストエディタ(例えばノートパッド)を使用することができます。下記の形式に従ってファイルを作成して、filename.csv.として保存します。各CSVファイルの最初の行はマッピング行で、データが現れる順番をサーバに通知します。このファイルの各項目は、引用符を持ちカンマで区切る必要があります。

グローバルブラックリストへアドレスをインポート:

Valueカラムにはブラックリストに載せるメールアドレス、Typeカラムには"BlackListAddressGlobal"と指定し、Commentsカラムはエントリに関するメモを指定します。Commentsカラムはオプションで、カラムを持つ場合、コメントがないエントリには空の引用符""を使用します。

CSVファイルの例:

"Value","Type","Comments"

"address01@example.net","BlackListAddressGlobal","This is a comment about the address."

"address01@example.org","BlackListAddressGlobal",""

"address02@example.net","BlackListAddressGlobal","This is another comment."

特定のドメインのアドレスブラックリストへアドレスをインポート:

Domainカラムは、このブラックリストが属するドメインです。例えば、example.comのブラックリストにアドレスを追加する必要がある場合、Domainカラムには "example.com"を使用します。Valueカラムは、ブラックリストに載せるメールアドレス、Typeカラムには"BlackListAddressDomain"と指定し、自分自身の参照のために、Commentsカラムはエントリに関して追加したい任意のメモを指定します。Commentsカラムはオプションで、コメントがないエントリには空の引用符""を使用します。

CSVファイルの例:

"Domain","Value","Type","Comments"

"example.com","address01@example.net","BlackListAddressDomain","This is a comment about the address."

"example.com","address01@example.org","BlackListAddressDomain",""

"example.com","address02@example.net","BlackListAddressDomain","This is another comment."

ブラックリストからアドレスをエクスポート

アドレスブラックリストのエクスポート:

1.ドメイン:ドロップダウンリストボックスで、グローバルまたは特定のドメインを選択します。

2.ページの上部のツールバーで書き出しを選択します。これはファイルのダウンロードダイアログを開きます。

3.保存をクリックします。

4.ファイル名とフォルダを選択します。

5.保存をクリックしダイアログを閉じます。

ブラックリストのエントリ

このページはブラックリストに新規のアドレスを追加および既存のエントリを編集に使用します。アドレスブラックリストで新規または編集をクリックで開きます。

リストエントリ

ドメイン:

このドロップダウンリストを使用して、特定のドメインのブラックリストまたはグローバルリストへアドレスを追加する場合はグローバルを選択します。

メールアドレス:

メッセージをブロックまたは隔離する電子メールアドレスをここに入力します。ブラックリスト処置ページの設定は、メッセージがブロックまたは隔離されるか判定します。そのドメインですべてのアドレスをブラックリストに登録するには、メールボックスの一部で、アスタリスクを使用することができます。例えば、"*@example.org"は、example.orgからのすべてのメッセージをブロックまたは隔離します。

コメント:

自分自身の参照のために、このエントリについて任意のコメントまたはメモにエリアを使用します。

保存して閉じる

エントリで完了する時に、ブラックリストにエントリを保存するために、[保存して閉じる]をクリックします。

閉じる

保存することなくブラックリストエントリページを閉じたい場合、このボタンを選択します。