69(シックスティーナイン)。
あぁ、なんという素晴らしい響きの数字なのだろうか。
朝露を花弁にまとうフリージアのような甘美さと、
太陽を一直線に見つめるヒマワリのような力強さ。
2つの全く非なる力が、まるでDNAが二重らせんを描くように、
まぐわい、絡み合い、共存する数字が『69』なのではないだろうか。
6も9も、一見は、単体ではただの数字に過ぎない。
だが数字だからといって、侮ってしまってはいけない。
数字の歴史を辿れば、古くはメソポタミア文明から
くさび形文字の一環としてすでに存在していた。
インドで7世紀頃に生まれた0の概念や、
2、8、10、16進数という数値もある。
『数字』一つをとっても、とっても奥が深い。
ちなみに、
「とってもとってもとってもとってもとってもとっても大好きよ」
は、広末涼子のセカンドシングル「大スキ!」の歌詞である。
そんな数字である6と9がまぐわれば、一体どのような影響を与えるのだろうか。
わたくしマッソーが好きなものを中心に69を思い出してみる。
小説の世界では、村上龍さんの小説『69 sixty nine』がある。
音楽の世界では、L’Arc-en-Cielのリーダーtetsuのソロ名義が『TETSU69』である。
競馬の世界では、1969年にスピードシンボリが日本馬初の凱旋門賞に出馬した年だ。
サザエさんが放映を開始したのも実は1969年でもあるのだ。
これだけ挙げてみただけでも、69という数字に魅力があることが分かっていただけたであろう。
ああ、『69』。
されど、『69』。
何故、こんなにも愛おしく、狂おしく、心惹かれてしまうのであろうか。
こんな気持ちになってしまうのは、私だけなのであろうか。
いや、きっと、男も女も含め、
人類全てがそう感じてしまうのではないのだろうか。
誰か、お願いだ、その本当の理由を教えて欲しい。。。
以上、第69回マッソー斎藤の今夜もプロテインでした。
次回、『96』だと切なくて眠れないよね。。。(未定)