[2012年10月10日] メールがHoldingキューから配信されません

質問の詳細

スパムフィルタ機能とSecurityPlusを使っている環境で、2012年9月24日~25日にメールがHoldingキューへたまったまま配信されない状態がありました。

原因と対処方法を教えて下さい。

 

回答

この事象は、「スパムフィルタ」と呼ばれる、スパムメール判定を行なうためのパターンファイルバージョン「1388977」を取得し、コンテンツフィルタエンジンの再起動が行われた後、SecurityPlusによるメールのウィルスチェックエラーが発生し、チェックのできないメールがHoldingキューへ格納される事象となります。。

スパムエンジンのバージョンはデフォルトでは毎日実行されますが、2012年9月24日の夜間に更新されたスパムフィルタのパターンファイルバージョンが、上記の「1388977」となり、本アップデート時にクリーンナップされたコンテンツフィルタのバッファ領域と、AntiVirusエンジンが使用するバッファ領域とで不整合が発生し、AntiVirusエンジンが使用できるバッファ領域が確保できず、受信したメールのウィルスチェックが行えなかったため、本事象が発生しました。

この問題は、MDaemonサービスを手動で再起動して頂くことにより、コンテンツフィルタのバッファ領域及びAntiVirusエンジンが使用するバッファ領域それぞれがクリーンになり、正常動作に戻ります。

手動でサービスの再起動を行わなかった場合であっても、25日の14時台に更新されたスパムフィルタ更新後には、パターンファイルが「1389247」へアップデートされ、その後に行われるコンテンツフィルタエンジンの再起動後は、バッファ領域の不整合は起きず、メールの正常配信が行われます。
AntiVirusエンジンのパターンファイルの更新を行なって頂いた場合でも、AntiVirusのパターンファイル更新後、その更新動作をトリガーとしてHoldingキューに溜まったメールの処理が行われます(デフォルト設定の場合)が、SMTPメール受信時のウィルスチェックにおいてはエラーが継続する(各キュー内メールの処理のところでは行えるようにはなります)ため、MDaemonサービスの再起動の実施を推奨いたします。

 

補足事項

  • スパムフィルタのエンジンがアップデートされる時間は、MDaemonのインストール時に自動的にランダムに決められます。これは、同時間にアップデートを試みる集中負荷を避けるためです。アップデート時刻を確認するには、\MDaemon\App\AsSchedule.dat ファイルの中の以下のセクションにてご確認頂けます。

    [schedule]

    timer0=[毎日] at [アップデート時刻]

  • お使いのスパムフィルタのパターンファイルバージョンは、\MDaemon\SpamAssassin\default_rules\updates_spamassassin_org.cf の1行目でご確認頂けます。

wareportal has written 377 articles