MDaemon 10.xから11.0.xへバージョンアップを行うと、どのような変更点がありますか。

MDaemon 10.x 以前のバージョンをご利用の環境から、11.xへの バージョンアップを行なう際には、次の点をご留意の上、行なって頂け ますようお願い致します。

 

【1】ログイン形式の変更

従来、単一のメールドメインにて MDaemon をご使用の場合,IMAP/POP接続やWorldClientでのログイン時に、username 形式でのログインが行なえておりましたが、今回のバージョンからマルチメールドメイン機能に備えて、デフォルトのログイン形式がusername@domain-name 形式となります。

そのため、バージョンアップ後、従来のログイン形式(username 形式)での接続が行えなくなります。

username@domain-name形式への移行をお勧めいたしますが、従来のログイン形式(username 形式)を継続してご利用頂く場合、バージョンアップ後、すぐに次の設定が必要となります。

(設定方法)

バージョンアップ後のMDaemon管理ツールにて、[設定]->[初期設定]->[システム]を開き、”サーバーの認証に完全なメールアドレスが必要”のチェックを外します。

この設定により、従来通りのログイン形式で、MDaemonサーバーへ接続が行えます。

 

【2】添付ファイルリンク機能の拡張

本機能は、MDaemon 11.0.x で全面的に見直しが行われ、既に本機能をご使用のお客様におかれましては、一度デフォルトのFILESフォルダへの格納に戻されます。

拡張された機能の詳細については、リリースノートの添付ファイルリンク機能の項にてご説明申し上げております。

従来のMDaemonバージョンにて、添付ファイルリンク機能をお使いのお客様におかれましては、お手数をおかけ致しますが添付ファイルリンク機能の再設定を行って頂けますようお願いいたします。

なお、本機能は、デフォルトでは、OFFになっておりますため、ご設定を頂いたお客様以外には、影響はございません。

 

【3】WorldClientにてrobots.txtファイル動的更新

WorldClient.dll ファイルが更新され、HTMLディレクトリ以下のファイルは、動的に robots.txtファイルへ個別に登録されるようになりました。

WorldClientの画面をカスタマイズされていらっしゃるお客様で、かつ検索エンジンからの自動収集を”意図的に”行わせたいお客様におかれましては、WorldClient.iniファイル内、[WebServer]セクションにございます ModifyRobotsTxt パラメータへ”No”をご指定ください。

もしくは、robots.txtファイルを読み込み専用にして頂くことで動的な更新が行なわれなくなります。

また、お客様にてカスタマイズされた Logon.html ファイルをご利用の場合、次のメタタグをヘッダへ入れてください。

<meta name=”ROBOTS” content=”NOINDEX,FOLLOW”>

元々、HTMLディレクトリ全体に対して、行われていたもので、今回個別対応ができるようになりました。カスタマイズを行われていないお客様におかれましては、上記設定は不要です。

 

【4】WorldClientのテーマ2つのサポート終了

WorldClientでご使用頂けておりましたテーマ、”Globe”と”Redline”の2つが今後のサポート対象から外れることになりました。

この2つのテーマは、バージョンアップ後のMDaemon11の初回起動時にWorldClient/Old フォルダへ移動されます。

最も使い勝手のよいテーマ “LookOut” をご使用のお客様への影響はございません。

 

【5】クォータ制限の計算範囲の変更

クォータ制限使用時のディスク使用量の計算において、計算範囲にサブフォルダを含めることがデフォルトになりました。

もし、クォータ設定をされているお客様で、サブフォルダを意図的に含めていないお客様におかれましては、バージョンアップ後、以下の設定が必要となります。

(設定方法)

MDaemon管理ツールにて、[アカウント]->[アカウント設定]->[クォータ]を開き、”クォータの演算でINBOXサブフォルダすべてを含む”のチェックを外す。

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