Hashcashとは何ですか?

現バージョンのMDaemonには、hashcashスタンプを生成する機能がついています。スパムメールが配信され続けている理由として、スパム送信にはコストがほとんどかからないという点は、昔から指摘されています。たとえば、メールを1通送るのに、1円でもコストが発生すれば、スパムメールの総数はずっと少なくなるだろう、という考え方です。更に、受信者側の視点に立って、コストをかけて送ってくれたメールなら安全だろう、という見方もできます。

HashCashとは、CPU処理で生成するHash 値を元に、送信元を検証する仕組みです。先ほどの受信者の例と全く同様に、送信に要する「コスト」を基に、相手を信頼するかどうか判断するためのもので、「コスト」として、(課金ではなく)CPUを消費するという考え方です。MDaemonは、送信メールにHashcashを自動挿入できるため、送り先のメールサーバーがHashCashに対応していれば、送信メールがスパムメールと誤って判断される確率が大分抑えられます。

スタンプを生成し、メッセージに挿入するためには、対象メールが、認証されたSMTPセッションを介したものである必要があります。HashCashはメーリングリストのメールには生成されません。HCMint.datに記載されたアドレスがFROMかTOに入っている場合のみ、スタンプは生成されます。これらの設定は全て、Hashcashプロパティのダイアログボックス内で行えます。

HashCashについてと、HashCashの概念についての補足説明は、こちらをご覧ください。

注意: MDaemon Proの機能です。

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