SecurityGatewayに搭載されたClamAVのアップデート
2026年9月2日
概要
WinRARのPath Traversal脆弱性(CVE-2025-8088)は、Windows用ClamAVの実装に影響を及ぼします。
この脆弱性に対して修正プログラムを適用していない場合、不正に改変されたRARファイルを処理することで、ClamAVが本来許可していない場所で、ファイルが展開される可能性があります。
ClamAVでは、この問題に対応するため、統合UnRARライブラリを更新し、Windows環境において、指定する一時ディレクトリ以外でファイルが展開されることを防止しています。
対応方法
SecurityGatewayのアップデート
SecurityGateway 12.5.1以降をダウンロードしてアップグレードしてください。SecurityGateway 12.5.1以降には、ClamAVライブラリの最新バージョンが含まれています。
ClamAVの手動パッチの適用
SecurityGateway をご利用で、SecurityGateway 12.5.1へアップグレードできないお客様は、https://www.clamav.net/downloadsから**ClamAV Long Term Support(LTS)の1.4.6(clamav-1.4.6)**をダウンロードしてください。
その後、ClamAVから提供されている最新のEXEファイルおよびDLLファイルを使用して、以下のディレクトリにあるEXEファイルとDLLファイルを置き換えてください。
\Program Files\MDaemon Technologies\SecurityGateway\plugins\clamav\
ファイルの置き換え後、サービスの再起動は不要です。
※開発元からの案内では、SecurityGatewayサービスの停止は不要とのことでしたが、ファイルコピー中にプロセスが使用中でコピーができないという事象がでており、一旦サービスを停止してからコピーするのが、一番確実な方法として弊社からご案内しております。
影響を受けるソフトウェア
SecurityGateway, 8.0.0 – 12.5.0.の、サポート対象となっているすべてのバージョンが影響を受けます。
サポート対象外のバージョンを使用しているすべてのSecurityGatewayユーザー様も、ライセンスを更新し、サポート対象かつ今回の問題に対応したバージョンへアップデートすることを強く推奨します。
これにより、最新のセキュリティ機能およびソフトウェア機能を利用できるようになります。