2014年4月9日、Windows XPのサポート終了がいよいよ迫っています。サポートが終了する事による最も大きいリスクはセキュリティです。更新プログラムが提供されなくなる事で、脆弱性をついたウィルス感染やデータの流出といったリスクが高くなるのです。
Windows XP終了に向けて、多くの企業ではWindows 7やWindows 8への移行作業を進めています。移行する際、よく検討されるのが、ハードウェアの入れ替えです。Windows XPとWindows 8では、システム要件も異なってくるので、この機会にハードウェア毎入れ替えを検討するのも、自然な流れでしょう。
次に移行対象として検討する必要があるのは、アプリケーションと個人データ。アプリケーションは対応状況などの事前確認が必須です。
そして、最後に、移行しなくてはならないのがメールデータです。Windows XPでは標準搭載されていたOutlook ExpressはWindows 8には搭載されていないので、どのようにバックアップし、Windows 8でも利用できる状態で復元するのか、悩んでいる管理者の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
MailStore Serverを使う事で、各クライアントPCで既に取り込んだメールを、メールアーカイブとして保存する事ができます。メーラーが、OSの標準メーラーでない場合であっても、対応メーラーが豊富なMailStore Serverなら安心してアーカイブできます。
Windows 8へ無事データ移行が終わったら、MailStore Server上のメールアーカイブへアクセスし、マウスクリックでアーカイブしたデータを新しいメーラー上へ復元する事ができます。IMAPをお使いの環境であれば、フォルダ構成毎アーカイブできるので、ますますスムーズに移行作業が行えます。