SecurityGateway for Email Servers v6.5リリースノート
10年以上に渡るメールセキュリティの専門知識を元に、SecurityGatewayはメールセキュリティを低価格で提供するために開発されました。ビジネスで求められるメールコミュニケーションに対して常に脅威となる、スパム、ウィルス、フィッシング、なりすまり、マルウェアから、システムを保護します。
SecurityGateway
for Email Serversについては、こちらをご覧ください .
SecurityGateway 6.5.1 - 2019年12月10日
変更点と新機能
- [22650] LetsEncryptは、マシン上で稼働するPowerShellのバージョンを確認するようになり、もし対応していないバージョンと検出した際にはエラーとするようになりました。
- [22651] LetsEncryptは、SecurityGatewayモジュールのパスを確認するため、環境変数 PSModulePath を参照するようになりました。この環境変数が存在しない場合、セッションに追加するようになりました。
修正点
- [22465] Sieveルール内で、特定の正規表現を使用すると、システム内の全てのメモリーを消費して、ダウンする可能性がある問題を修正しました。
- [22641] 管理画面から、コンテンツフィルタやDLPルールにて、256文字を超える検索条件を指定するとルールの作成が行えなかった問題を修正しました。
- [22639] DNSサーバを参照し、対応するMXレコードのIPアドレスが取得できなかった際、次の優先度のMXレコードへと配信を行わなかった問題を修正しました。
SecurityGateway 6.5.0 - 2019年11月5日
特記事項
[22445] LetsEncrypt機能が、ACME v2を使用するようにアップデートされました。このアップデートにより、LetsEncryptのご使用にあたりまして、ACME v1,PowerShell 5.1, Net Framework 4.7.2の使用ができる環境が必要となりました。
変更点と新機能
- [21300] 外部サーバのFirebirdサーバを使用できるようになりました。sgdbtool.exeから、"-setdbconnect"パラメータを使って、データベースへのアクセスのためのIPアドレスやパス/エイリアス、ユーザー名、パスワードを指定できるようになりました。
- [22033] XML API機能において、Sieve スクリプトを管理できるようになりました。
- [22125] XML API機能において、アーカイブ機能の有効化やアーカイブストアの管理を行えるようになりました。
- [21519] DKIM ADSPに関連する全ての設定項目が削除されました。
- [22451] ClamAVのバージョンを0.102.0へとアップデートしました。
- [22370] 添付ファイルのフィルタリング機能において、RAR形式の検索も行えるようになりました。
- [16384] TNEF (winmail.dat)形式のファイル内にある制限された添付ファイルのウィルスチェックが行えるようになりました。
- [22129] ドメインメールサーバからのメッセージであれば、SMTPセッションの認証が行われていなくても、DKIM署名(機能が有効になっていれば)を行うようになりました。
- [20906] ウィルススキャンにおいて、ドキュメント内のマクロの検出を行なうオプションが追加されました。
- [21814] Cyren AV エンジンが、Version 6.2.2-rc2 へとアップデートしました。
- [21315] 指定したメールアドレスに届く全ての受信メールのコピーを含めて、ジャーナルレポートで送信することができるようになりました。
- [20223] RMail処理を行なうためにトリガーとして使用される件名タグを削除する機能が追加されました。
- [22025] RMail処理から予定表への会議招集メッセージを除外することができるようになりました。
- [22231] レジストリへの反映が無効になっているため、64bitのWindowsOS上で稼働する32bit版のSecurityGatewayでも、"64bit版用としてのWindowsレジストリ"が使用されます。そのため、Wow6432bitノードに存在する可能性のあるレジストリキーと値は、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ALT-N Technologies\SecurityGatewayにもコピーされるようになりました。
- [4616] Webインターフェース内の「隔離メールに"ブラックリスト"リンクを含める」の記述を「隔離リストとメールに"ブラックリスト"オプションを含める」へと変更し、ユーザーの隔離メールリスト表示に反映しました。
修正点
- [22315] コンテンツフィルタルールを保存した際、Sieveスクリプトリスト内での順序がリセットされてしまう問題を修正しました。
- [21454] SMTP検証において、参照先のメールサーバ側で、CRAM-MD5をサポートしていなかったにも、CRAM-MD5を使用していた問題を修正しました。
- [16384] 特定の文字を使用したファイル名に問題が発生する場合がある問題を修正しました。
- [22354] DNSBL機能において、"Open Resolver"や"Excessive Queries"といった応答コードが正しく処理されていなかった問題を修正しました。
- [22380] リモートPOPアカウント設定にある、"指定日数より以前"のオプションが機能していなかった問題を修正しました。
- [22026] RMailの開封通知を、RMailサービスに戻すように修正しました。
- [22302] アーカイブストアを削除する際、アーカイブディレクトリ/データベースの削除を確認するメッセージが表示されない問題を修正しました。
- [22120] Webインターフェース内の隔離済みメッセージリストで指定したソート条件が使用できない問題を修正しました。
- [22021] SMTP検証において、誤ったアドレスで検証を試みる場合がある問題を修正しました。
- [22159] Office365をユーザー検証ソースとした際、配布リストと一致しなかった問題を修正しました。
- [21670] ドメイン管理者でログインした際、不正使用対策メニューの中に、国別スクリーニングが表示されない問題を修正しました。
- [22162] 免責事項をメールに付与すると、ACSII文字以外のメッセージ内容が文字化けする問題を修正しました。
- [22301] ドメイン管理者に対するセキュリティ関連機能で、表示や編集の権限がない機能オプションへのリンクが表示されていた問題を修正しました。
- [22445] LetsEncrypt: LetEncrypt機能において、新しいバージョンのプロトコルを使った通信を行えるようにスクリプトが更新されました。
- [22455] SMTP検証において、SMTPサーバから250 Recipient OKの応答を受けても、誤ってユーザーが存在しないとエラーを返す場合がある問題を修正しました。