SecurityGateway for Email Servers v8.0リリースノート
10年以上に渡るメールセキュリティの専門知識を元に、SecurityGatewayはメールセキュリティを低価格で提供するために開発されました。ビジネスで求められるメールコミュニケーションに対して常に脅威となる、スパム、ウィルス、フィッシング、なりすまり、マルウェアから、システムを保護します。
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for Email Serversについては、こちらをご覧ください
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SecurityGateway 8.0.1 - 2021年 4月13日
修正点
- [24720] "サーバ内部で持つデータベースを使用する"オプションを選択した際、SQL例外メッセージが出て初期インストールが行えない問題を修正しました。
- [24733] システムログファイルに記録されたテーブル「MESSAGES」の UNIQUEKEYに制約違反「INTEG_28」が発生する問題を修正しました
- [24730] データベースが Firebird 3フォーマットに変換されていない場合、設定バックアップを実行するとプロセスが終了する問題を修正しました。
- [24724] 国別スクリーニング機能において、選択した国の情報が保存されていない問題を修正しました。
- [24748] 隔離通知メールレポートの送信スケジュールの指定で、英語で保存をしないと送信されなかった問題を修正しました。
SecurityGateway 8.0.0 - 2021年 3月 23日
主な新機能
- [23935] Active-Activeのデータベースレプリケーションに対応します。この機能を使用するには、外部のレプリケーション製品が必要です。詳細は、 SecurityGateway: Active-Active データベースレプリケーションの設定 をご参照ください。
- [21299] 情報漏えい保護機能にて、医学用語の検索も行えるようになりました。医学用語のリストを定義し、それぞれにスコアを割り当てることができます。メッセージをスキャンし、一致する用語すべてのスコアが合算されます。定義した閾値を超えるスコアを持つメッセージに対するアクションを指定できます。
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[23795] メッセージの処理中に、カスタムプロセス/スクリプトを実行し、スクリプトの結果に基づいたアクションを選択する機能が追加されました。
- スクリプトは、設定/ユーザ | 設定 | ディレクトリ にある "Sieve実行パス"で指定したディレクトリに配置する必要があります。
- 実行やテストで使用できる"execute" Sieveキーワードが追加されました。
- 最初のパラメータは、スクリプト名です。現時点では、.bat, .exe,そして、PowerShellがサポートされています。
- 2つ目のパラメータは、プロセスに渡される引数です。message_filenameには、現在処理されているメッセージのRFC822ソースへのフルパスを指定します。
- 例として、if execute "Test.ps1" "-msg '${message_filename}'" { }
- [21918] ドメイン内のすべてのアーカイブメッセージをエクスポートする機能が追加されました。
- [24282] 変更/監査ログ - 設定の変更や誰がそれを行ったのかを記録する新しいログファイルが追加されました。
変更点と新機能
- [24305] "パスワードを紛失"処理を見直し、ユーザーパスワードを変更するリンク情報を持つメールを送信するようになりました。
- [24299] LetsEncryptにおいて、新しい発行者を検索するようにスクリプトを更新しました。
- [24307] DKIM署名に、SHA265ハッシュを使えるように更新しました。
- [24326] XMLRPC APIとPowerShellモジュールに、GetServerSettingとPutServerSettingメソッドを追加しました。
- [9344] 設定/ユーザ | メール設定 | Emailプロトコル の画面に、SMTP接続とプロトコルタイムアウトの値を指定できる機能を追加しました。
- [24315] メッセージログ | メッセージ情報 | メッセージ タブから添付ファイルをダウンロードできる機能を追加しました。
- [24292] 警告、確認、プロンプトのメッセージボックスを更新しました。
- [24376] 参考として、いくつかのPowerShellスクリプトのサンプルを docs\API\PowerShell Samples フォルダに用意しました。
- [24348] クラスター化された環境で、HELOコマンドで使用されるドメイン名を(設定/ユーザ | メール設定 | Emailプロトコル)から、各サーバ毎に指定できるようになりました。この値は、クラスタ内の各サーバ独自に設定できます。
- [4665] 指定したスケジュールで、ユーザー及び管理者への隔離レポートを送信する機能が追加されました。
- [16386] Webインターフェースからデータベースに対するSQLコマンドを手動で実行できるようになりました。この機能は、技術サポートからの案内があった時のみ使用し、実行前にはデータベースのバックアップを取得することを推奨します。
- [24550] 隔離レポートの通知メールに、"ブラックリストドメイン"リンクを付けるオプションを追加しました。
- [545] 隔離レポートメールに、最後に通知された隔離メール以降に新たに隔離されたメールだけを含めるオプションを追加しました。レポートに含めるメッセージがない場合、隔離レポートは送信されません。
修正点
- [24253] DKIM検証の設定にある、"VerifierはSubjectヘッダを保護するために署名が必要"オプションの動作が逆の動作となっていた問題を修正しました。
- [24298] LetsEncryptにおいて、古い証明書を削除する際、サブジェクトではなくDNS名を参照するようにスクリプトを更新しました。
- [24344] LetsEncryptにおいて、SSLTLS設定を新しい場所から取得/送信するスクリプトに更新しました。
- [24269] ウィルススキャンにおいて、"ホワイトリストの送信者からのメッセージを除外する"オプションは、誤って作成されたオプションであるため、削除しました。
- [24351] XML-RPC API からシステム生成されたSieveスクリプトの順番(位置)を変更できない問題を修正しました。
- [24351] XML-RPC API からシステム生成されたSieveスクリプトの順番(位置)を変更できない問題を修正しました。
- [24268] "メッセージスコア"を使ったSieveスクリプトが、ドメインでスコア調整を行ったスクリプトよりも先に実行されてしまう問題を修正しました。
- [24444] "ブランド設定/カスタムイメージ"にて、1つのドメインから他のドメインへコピーできなかった問題を修正しました。
- [24449] MTA-STSが有効になっている際、特定のメッセージの配信が遅延する問題を修正しました。
- [24383] 保存場所に存在しないアーカイブストアにアクセスすると、プロセスが異常する問題を修正しました。
- [24358] Office 365/ADユーザー検証ソースを使用していた場合、共有メールボックスとして設定した無効化されたアカウントが削除されてしまう問題を修正しました。
- [24511] デスクトップサイズのX軸で、ログビューアがスクロールできない問題を修正しました。
- [24512] メッセージ表示において、いくつかの小さな問題を修正しました。
- [24582] 受信者のドメインで独自のウィルススキャン設定を行っていた場合、ウィルススキャンの除外メールアドレスリストが使用できなかった問題を修正しました。
- [24313] ウィルススキャンの除外メールアドレスリストが、SMTPセッションの最初の受信者にだけしか適用できていなかった問題を修正しました。
- [24599] SMTPセッション内のRCPTコマンドにて、前にローカルユーザーが含まれていた場合、外部ドメインへの送信時にBATV署名をせずにメッセージを送信していた問題を修正しました。
- [24592] 設定/ユーザ | メール設定 | Emailプロトコル の画面で、ポート番号の変更を行ない保存した際、ブラウザ画面がリロードされず、終了してしまう問題を修正しました。