SecurityGateway for Email Servers v9.0リリースノート
10年以上に渡るメールセキュリティの専門知識を元に、SecurityGatewayはメールセキュリティを低価格で提供するために開発されました。ビジネスで求められるメールコミュニケーションに対して常に脅威となる、スパム、ウィルス、フィッシング、なりすまり、マルウェアから、システムを保護します。
SecurityGateway
for Email Serversについては、こちらをご覧ください .
SecurityGateway 9.0.1 - 2023年 2月1日
変更点と新機能
- [26613] Caps Lockが有効になっている時、ログイン画面に警告を表示するようになりました。
- [26643] Outbreak Protection SDKを 8.5.7-2212280909 へと更新しました。
- [26644] Outbreak Protection SDKのバージョン情報を、SecurityGatewayの起動時にシステムログに記録するようになりました。
- [26635] グローバル管理者のダッシュボードページのキュー画面に、Badメッセージキューを追加しました。
- [26628] これまで、http://files.altn.com/securitygateway/updates/spamassassin/ から従来のSpamAssasinのヒューリスティックルール更新を削除しました。この仕組みは長らく使用されていませんでした。SA-Updateは引き続きSpamAssasinのルール更新を行います。
修正点
- [26623] Sieveスクリプトを編集することにより、プロセスが異常終了する場合がある問題を修正しました。
- [26624] ドメイン管理者で、ドメインリストを表示することができない問題を修正しました。
- [26621] Web画面の言語が、フランス語とイタリア語の場合に、メッセージログ、リモートキュー、隔離の表示が行えない問題を修正しました。
- [26641] Cyren脅威検出において、プロキシー設定を使用できなかった問題を修正しました。
- [26650] 添付テキストファイルの展開において、- FilterHost.exe will not start (Exception 0xc0000135) と失敗する問題を修正しました。
- [26667] Microsoft Officeドキュメントを含む添付ファイルの Cyren AVを用いたスキャンでエラーが出る問題を修正しました。これは、Cyren AV SDKのバージョン 6.5.2r2へ戻すことで修正しました。
- [26669] ロシア語において、セキュリティ | なりすまし対策 | Fromヘッダスクリーニング の編集画面が表示できない問題を修正しました。
- [26611] ユーザー検証ソースオプションを保存した際、"Form field [QueryDefaultUVSExternalAliases] not found"とエラー表示される問題を修正しました。
- [26680] Webインターフェースにある、データベースのバックアップファイルからのリストアが行えなかった問題を修正しました。
- [26686] 設定/ユーザ | アカウント | ユーザ検証ソース | オプション 画面にある、"この時間後に、ユーザーの再検証を行なう"オプションの設定が反映されていなかった問題を修正しました。
- [26687] "ドメインエイリアス"で定義したものがドメインに保存されない問題を修正しました。
SecurityGateway 9.0.0 - 2023年 1月10日
特記事項
- [25882] デフォルトでは、メールアドレスにプラス文字(+)が含まれていた場合に、サブアドレスとしてみなされるようになりました。ユーザ検証プロセスでも、サブアドレスをエイリアスであるとみなされます。例えば、user+folder@example.comは、user@example.comユーザーのエイリアスとして処理され、エイリアス user+folder@example.com = user@example.comとして解釈され、メールボックス名にプラス記号が含まれる新しいユーザーは作成できませんでした。設定/ユーザ|アカウント|ユーザ検証ソース|ユーザを検証 にて、エイリアスと処理され。メールボックス名にプラス文字(+)が含まれているユーザーを削除することはありません。従来のように、メールアドレスにプラス文字(+)を含めたものを別アドレスとして認識させるには、設定/ユーザ|アカウント|ユーザオプション 画面にて、"ユーザーのメールボックス名に、プラス(+)記号の使用を許可する"オプションを有効にしてください。このオプションを有効にすることで、メールアドレスにプラス文字(+)が含まれるアドレスをエイリアス/サブアドレスとはみなさず、独自のユーザー名として扱われます。
主な新機能
- Fromヘッダスクリーニング
- [24420] セキュリティ | なりすまし対策 | Fromヘッダスクリーニングという新しいオプションが追加され、スパムメールの送信者から送られたメールヘッダを表示することで、詐欺(スプーフィング)メールを明確にすることに役立ちます。
- Webインターフェースの使い勝手の向上
- [13473] メッセージページに、最大4つの検索条件(検索ヘッダパターン、結果、及び理由などを含めた)を指定できるようになりました。ヘッダパターンでは、ボタンのトグルを使用して、AND/OR条件で区切ることができます。結果と理由は常にORで区切られます。
- [4152] 設定/ユーザ|アカウント|ドメインとユーザに、ドメイン名検索の基本的な検索条件が追加されました。
- [25743] ポップアップウィンドウのサイズの調整、最大化、移動が行えるようになりました。
- [26055] モバイルと親和性の高いリストエディタが追加されました。
- [25119] 検索ダイアログにて、"検索条件の表示/非表示"を追加し、メインツールバーに、"検索をキャンセル"ボタンを追加しました。
- [21150] アーカイブされたメッセージの表示において、前へ/次へのボタンを追加しました。
- [21291] アーカイブ検索ページの右下に、"メッセージをリストアしました"というステータスメッセージが表示されるようになりました。
- 管理者向けのダッシュボードページの向上
- [1073] グローバル管理者のダッシュボードと、設定/ユーザ|システム|ディスク空き容量 の画面に、使用可能なディスク容量の表示を行なうようになりました。
- [4622] ダッシュボードページに、アクティブなSMTP Inbound及びOutboundセッションの数を表示できるようになりました。
- [4622] グローバル管理者のダッシュボードページに、管理隔離キュー内のメッセージ数を表示できるようになりました。
- [4622] グローバル管理者のダッシュボードページに、ユーザ隔離キュー内のメッセージ数を表示できるようになりました。
- [26183] Inbound及びRemote配信キューを凍結する機能が追加されました。
変更点と新機能
修正点
- [25997] LetsEncrypt - 設定されていない変数の参照の仕方を修正しました。
- [26288] "aspmx.l.google.com"が、Google Workspace(AKA GSuite)のメインメールサーバとして認識されなかった問題を修正しました。
- [26308] Windows 2008 R2上で、ClamAVが実行できなかった問題を修正しました。
- [26199] パフォーマンスモニターにおいて、Inboundキューメッセージが0か1しか表示できなかった問題を修正しました。
- [26378] 自動ドメイン生成機能において、既に存在する外部管理者アカウントが追加される問題を修正しました。
- [26374] 管理者リストからパスワードの変更を行なった際、ローカルのグローバル管理者アカウントが削除される問題を修正しました。
- [26443] URIBL ホストとしてSpamhaus SBLを使用した際、Query via public/open resolver (127.255.255.254)" や"Excessive number of queries (127.255.255.255)"が誤って、"LISTED"という応答を返す問題を修正しました。
- [23613] Sieveスクリプトでの特定のファイルタイプにおいて、メッセージのスキャンを行なった際、"Error loading ifilter for file"のエラーが発生する問題を修正しました。
- [26571] ホワイトリストやブラックリストに、ワイルドカードを使った指定(例えば、192.168.* といった)でIPアドレスを指定できなかった問題を修正しました。
- [26572] ユーザー検証において、SMTP検証(転送)を選択した際、検証先のサーバがSTARTTLS通信になるまで、AUTHコマンド対応の応答を返さない時、検証が失敗する問題を修正しました。
- [26500] メールアドレスの前にスペースが入ったログインをされた際、ユーザー検証サーバから認定を受けてしまうと、スペースを含むアカウントが作成されてしまう問題を修正しました。
- [26585] ユーザー検証ソースにおいて、検索フィルタ欄の最大文字数が少なすぎたため、256文字から1024文字へと拡張しました。