MDaemonサーバv19.5リリースノート
MDaemon 19.5.4 - 2020年 2月 4日
特記事項
[16456] MDaemon Private Cloud の Hosted email オプションが利用可能となりました。詳しくは、 http://www.altn.com/Products/MDaemon-Private-Cloud/ をご覧ください。
修正点
- [22865] ActiveSyncサーバ機能が異常終了する場合がある問題を修正しました。
- [22837] ActiveSync機能において、クライアントからPIMアイテムの変更があった際、他のクライアントに同期されない問題を修正しました。
- [22930] ActiveSync機能において、数週間経つとサーバ機能が停止する場合がある問題を修正しました。
- [22907] ActiveSync機能において、とても大きなSYNCMAPファイルを読み込むとパフォーマンスが低下する問題を修正しました。
- [22998] ActiveSyncにおいて、Outlookモバイルアプリから予定表の同期が正しく行えない問題を修正しました。
- [22769] CalDav機能において、メモリ使用において異常があり、終了してしまう場合がある問題を修正しました。
- [23002] CalDav機能において、階層の深いIMAPフォルダの同期に失敗する問題を修正しました。
- [22810] Mobileテーマにおいて、スペルチェックを有効にしていると、メッセージへの返信や転送が送信できなかった問題を修正しました。
- [22968] Mobileテーマにおいて、iOS10では、ログイン画面が表示されない問題を修正しました。
- [22498] Mobileテーマにおいて、IE/Edgeのブラウザにてメールを作成する際、HTMLメール作成ツールバーの幅が制限されていた問題を修正しました。
- [22789] Mobileテーマにおいて、UTF-8の文字コードを用いた検索にて、結果が正しく表示されない問題を修正しました。
- [22737] MDRAにおいて、メーリングリストの編集時に、設定タブ内のデフォルトタイプを選択できない問題を修正しました。
- [23005] MDRAにおいて、無応答となる場合がある問題を修正しました。
- [22825] MDRAにおいて、存在するドメイン署名が表示されない問題を修正しました。
- [23027] MDaemon管理画面において、ActiveSyncクライアント設定画面にて編集ボタンをクリックすると管理画面が異常終了する場合がある問題を修正しました。
MDaemon 19.5.3 - 2019年12月12日
修正点
- [22772] MDaemonサービスの起動時にMDaemon及び関連サービスが起動できない場合がある問題を修正しました。
MDaemon 19.5.2 - 2019年12月10日
特記事項
[17138] F2|サーバー設定|サーバーにある「許可するRSETコマンドの最大値」オプションはCtrl+S|スクリーニング|SMTPスクリーン内にある機能と重複しており、柔軟性を低下させる事から削除しました。SMTPスクリーンはダイナミックスクリーニングの一部で、アカウントの判定基準を広げる事ができます。(ホワイトリストの有無、認証状態の配慮等)F2|サーバー設定|サーバーの古い設定値はSMTPスクリーンへ移動します。Ctrl+S|スクリーニング|SMTPスクリーンで想定している設定値と同じ設定になっているかどうかを確認してください。デフォルト値(且つ推奨値)はRSET最大値が20であり「ブロックされたIPのSMTPセッションを閉じる」がチェックされ、有効になっている状態です。
変更点と新機能
- [22334] SMTPサーバーは無効化されたアカウントへ550コードを返すオプションが有効になっている場合に、無効化されているメーリングリストへは「Sender Unknown」ではなく「Sender Disabled」の応答を返すようになりました。
- [22513] UIのインバウンドキューのカウントで、メールのリコール機能を使っていた場合に、リコール遅延の値を表示するようになり、インバウンドキューがメール処理を行っていない理由を把握しやすくしました。
- [18005] F2|Unknown Mailの詳細オプションが有効化されていて値が指定されていなかった場合に、UIで警告が表示されるようになりました。
- [21237] (ベイジアンシステムで使われている)Learn.batを、よりシンプルで効果的に使用できるよう更新しました。
- [20211] メーリングリストを編集する際、アカウントの選択画面でローカルユーザーを選択済の状態とし、未選択ユーザーを削除するようになりました。
- [22340] メーリングリストエディタのメンバーシップページをアップデートし、ドメインの列を追加してソートできるようにし、更に列の幅の保存や復元が行えるようになりました。また、インポート処理についての文言も多言語化されました。
- [20909] MDPGP UIの言語を変更し、--pgpkコマンドが自身へ送信されたメールにも必要である事を表示するようになりました。
- [20213] パブリックフォルダマネージャのツリービューデータが自動展開されないようになりました。
- [18236] アカウントエディタ|設定ボタンの購読済リストで、アカウントが非表示(プライベート)かどうかを元に、Everyone@とMasterEveryone@のメンバーとして正しく登録されているかどうかを確認できるようになりました。また、アカウントを非表示(プライベートとする)チェックボックスの文言を修正し、HELPを参照する必要がなくなるようにしました。最後に、アカウントの非表示設定を行った後は、適用ボタンをクリックしてください。クリックしないとリストの購読状態はアップデートされません。
- [18828] ツールチップと警告文をアップデートし、リモートキューの凍結時にリトライキューも併せて凍結するように変更しました。
- [20817] $MAILDIR$ マクロは廃止され、削除されました。
- [20260] 管理画面からアカウントを削除した際、システムログに記録されるようになりました。
- [18019] ハイジャック検出でpostmaster@エイリアスをハードコードで除外対象とはしないよう変更しました。ハイジャック検出にはホワイトリスト機能があり、(必要に応じて)すべてのユーザーをハイジャック検出から除外できるためです。
- [19235] 転送列をアカウントマネージャへ追加し、(転送するかどうかが)はい、か、いいえで、転送先のアドレスと併せて表示されます。転送先アドレスを設定しているものの、転送を現在行っていない、という状態もあり得るため、列には「No: avel@company.test」といった形式で表示されます。
- [22350] アカウントマネージャでOKをクリックした際、全ての列の幅を保存するようになりました。
- [12477] 送信者ブラックリストで転送するそれぞれのMAILコマンドをチェックするようになりました。RCPTドメインがMAILの値と比較されているわけではなく、送信者ブラックリストのセクションにある「全てのドメイン」とだけ比較されます。
- [22371] スパムフィルタ|DNS-BL|設定の「127.0.0.1 - 127.255.255.255範囲にないDNS-BLの結果を無視する」オプションは削除されました。この範囲外のレスポンスは自動的に無視されます。(オプションは特に必要ありません。)
- [22332] MDRAにおいて、カテゴリーに対する関連ヘルプへのリンク情報を更新しました。
- [22505] WindowsからDNSサーバの情報を読み込む際、"Npcap Loopback Adapter"を無視するようになりました。
- [22579] MDaemon Connectorのバージョンが、6.5.1へと更新されました。
- [22649] LetsEncrypt において、マシン上のPowerShellのバージョンをチェックするようになり、対応していないバージョンだった際にはスクリプトを終了するようになりました。
- [22652] LetsEncrypt において、存在していない場合には、PSModulePath環境変数へ、MDaemon\LetsEncrypt\Modulesディレクトリを追加するようになりました。
- [22675] LetsEncrypt において、ステージングとライブLetsEncrypt Systemを切り替えた際、アカウントの削除と再作成を行うようになりました。
- [22688] LetsEncrypt において、サーバ証明書の取得チャレンジに失敗した際、その情報を画面表示に、ログファイルに記述するようになりました。
- [22672] LetsEncrypt と通信する、ACME-PSモジュールが最新バージョンへとアップデートされました。
修正点
- [22266] Webmailを修正し、メールアドレスへカンマが含まれているものを環境によって正しく処理できていなかった問題を修正しました。
- [22316] MDRAにおいて、ルールのスキップ数をデフォルトから変更したり、メッセージ処理の優先度の変更した結果を保存できなかった問題を修正しました。
- [22294] MDRAにおいて、ActiveSyncプロファイルの削除ができない問題を修正しました。
- [22289] WorldClientテーマにおいて、いくつかの言語版(日本語版など)で、連絡先や予定表のインポート/エクスポートを行うボタンが正しく表示されていなかった問題を修正しました。
- [22290] LookOutテーマにおいて、いくつかのタイプのメッセージを転送した際、本文にcke_protectedが追加されていた問題を修正しました。
- [22263] LookOutテーマにおいて、連絡先のコメントや所属、会社名などがHTMLエンコードされて表示されていた問題を修正しました。
- [22269] LiteやWorldClientテーマにおいて、繰り返し予定の設定が表示されなかった問題を修正しました。
- [22189] MDRAにおいて、ActiveSyncクライアント設定内のいくつかの設定項目が表示されていなかった問題を修正しました。
- [21676] Webmailにおいて、MDPGP結果の言語表示に一貫性がなかったため、更新しました。
- [20401] ワイルドカードを使ったドメインエイリアスにおいて、サブアドレスが機能しなかった問題を修正しました。
- [22288] 指定回数以上のディスクI/Oエラーが発生した際に、Inboundキューを自動的にフリーズする機能が正しく機能していなかった問題を修正しました。
- [22337] MDPGPにおいて、メッセージのリコールの遅延時間で2倍の時間を要していた問題を修正しました。
- [22338] エイリアスエディタにおいて、既に使用されているエイリアスの登録が稀にできてしまっていた問題を修正しました。
- [21125] クォータ超過した送信者がメールを送信した際、SMTP応答で誤った応答を行っていた問題を修正しました。
- [22428] Mobileテーマにおいて、パラメータ HideLoginTheme=Yes となっていた際、初期設定でのテーマ選択ができなくなるのは正常ですが、言語選択も行えなくなっていた問題を修正しました。
- [22437] Webmailにおいて、HTTP圧縮を行なう設定が、機能していなかった問題を修正しました。
- [22439] Mobileテーマにおいて、受信トレイ以外のフォルダから、添付ファイルをダウンロードできなかった問題を修正しました。
- [22440] Mobileテーマにおいて、翻訳がされていない部分があった点を修正しました。
- [22432] Webmailにおいて、保存した検索条件で指定した日付範囲が、実際の検索で使用されていなかった問題を修正しました。
- [22347] ASMC: アカウントを2回移行すると、アンドが付いたフォルダ名に余分なハイフンが追加されてしまう問題を修正しました。
- [22352] Migration:ASMC: 年単位のイベントが正しく変換されていなかった問題を修正しました。
- [22298] ダイナミックスクリーニング機能において、同一アドレスで、同一パスワードでの認証失敗が続いた際でも、接続元IPアドレスをブロック対象外とする機能があります。ただ、ダイナミックスクリーニングの除外ドメインNATでは、この機能を使用することができません。これは、検証するアカウントIDの値が正確に取得できないためです。
- [22460] MDRAにおいて、強制的なパスワード変更を行った際、変更画面が2回表示されてしまう問題を修正しました。
- [22483] ダイナミックスクリーニング機能において、(設定した回数によらず)RCPTコマンドでの失敗が1つだけでも機能してしまう場合がある問題を修正しました。
- [22412] Webmailにおいて、特定のメッセージタイプのメール本文を表示することができないことがある問題を修正しました。
- [22488] モジュールAclShlFx!CThread::ThreadFunc+0 がアンロード時に、メモリーのアクセス例外エラーを発生させる問題を修正しました。
- [22508] AntiVirus機能において、clamd.exeがファイルのスキャンに5分以上かかる場合、clamd.exeが他のファイルのスキャンを行っていても再起動される問題を修正しました。
- [22521] Mobileテーマにおいて、指定されたタイムゾーンによっては、作成した予定が1日前の日付で登録される問題を修正しました。
- [22519] Mobileテーマにおいて、予定表リスト内のフォルダ名が言語により正しく表示されない問題を修正しました。
- [22495] Mobileテーマにおいて、設定 | 初期設定 の画面よりテーマの変更を行っても、ログインページに表示されるテーマに反映されていなかった問題を修正しました。
- [22563] Mobileテーマにおいて、プレインテキストで作成された下書きメッセージの本文が表示されない問題を修正しました。
- [22566] MDRAにおいて、クライアント署名の入力がブランクであったとしても削除されない問題を修正しました。
- [22567] LookOutテーマにおいて、外部メッセージの[フィルタ追加]ボタンが機能しなかった問題を修正しました。
- [20992] Webmailにおいて、件名にASCII文字以外の文字前に引用符が含まれているとバックスラッシュ表示される問題を修正しました。
- [21919] コンテンツフィルタの除外において、日本語文字が使用されていると正しく機能しない場合がある問題を修正しました。
- [22576] ActiveSync において、MDaemon 19.5.1へとアップグレードした後、アカウントのデータワイプを引き起こす場合がある問題を修正しました。
- [22572] MDaemon Configuration Session画面がハングアップする問題を修正しました。
- [22527] Active Directoryモニタリングの検索フィルタに OR条件を加えると、一致しないアカウントのインポートをインポートしてしまう問題を修正しました。
- [22560] Webmailにおいて、HTMLメール作成が無効されていると、作成しているメッセージへ添付ファイルを張り付けた際、最初の1つが表示されない問題を修正しました。
- [22608] Webmailにおいて、メッセージの検索結果から添付メッセージとしてメールを転送した際、誤ったメッセージが添付される場合がある問題を修正しました。
- [22629] WorldClientテーマにおいて、いくつかの言語版のメッセージリストで、AM/PM表示が正しく行われない問題を修正しました。
- [22630] ダイナミックスクリーニングにおいて、\MDaemon\Dataフォルダに TrustedIPs.datファイルが作成される問題を修正しました。
- [22518] ダイナミックスクリーニングにおいて、Configuration Session画面を起動中に、"0x41504000 Mgmt Logon: Internal"のログが出続ける問題を修正しました。
- [22597] ActiveSync機能において、ActiveSyncを使った自動応答の設定を行なった際、自動応答の画面に正しく表示されなかった問題を修正しました。
- [22664] Webmailにおいて、PIM添付のアップロードが失敗する問題を修正しました。
- [22677] AntiVirusにおいて、AVアップデートログビューアに、ClamAVアップデートログが"No session"と表示される問題を修正しました。
- [22676] Mobileテーマにおいて、HTMLメール作成が無効化されていたにも関わらず、メッセージがHTML形式で送信されていた問題を修正しました。
- [22716] AntiVirus機能において、セキュリティ|AntiVirus|AV Updateterの画面において、ClamAVの情報が正しく表示されていなかった問題を修正しました。
- [22692] ActiveSync機能において、会議招集の同期を行なっている際、壊れたテキストを含む招集が含まれていた際、ActiveSyncが機能しなくなる場合がある問題を修正しました。
- [22718] Mobileテーマにおいて、メール作成画面のスタイルが、自動下書き保存が行われると変わってしまう問題を修正しました。
- [22577] ActiveSync機能において、不特定にActiveDirectory認証が失敗する問題を修正しました。
- [22728] MultiPOP機能において、前回ダウンロードしたメッセージが、ランダムに再度ダウンロードされてしまう問題を修正しました。
MDaemon 19.5.1 - 2019年11月4日
特記事項
[22444] LetsEncrypt機能が、ACME v2を使用するようにアップデートされました。このアップデートにより、LetsEncryptのご使用にあたりまして、ACME v1,PowerShell 5.1, Net Framework 4.7.2の使用ができる環境が必要となりました。
修正点
- [22433] ActiveSyncにおいて、以前に承認を求められたクライアント端末が、再度、承認を要求される問題を修正しました。
- [22443] ActiveSyncにおいて、ドメイン名を使用したり、FQDNのメールアドレスを使用した際、ログインができなくなる問題を修正しました。
- [22446] Mobileテーマにおいて、テキスト形式のメールを送信した際、メッセージ本文が空になってしまう問題を修正しました。
- [22439] Mobileテーマにおいて、受信トレイ以外のメールフォルダにあるメールの添付ファイルがダウンロードできない問題を修正しました。
- [22467] Mobileテーマにおいて、新規のメッセージに、インラインでの画像が追加できなかった問題を修正しました。
- [22472] Webmailにおいて、デフォルトのクライアント署名に指定した画像が、Webmail上に表示されない場合がある問題を修正しました。
- [22474] MDRAにおいて、デフォルトのクライアント署名に画像を添付すると、その画像ファイルがCドライブ直下に保存される問題を修正しました。
- [22486] MDaemonのライセンスキー更新後、ライセンスキーを無効化した際、評価版としての機能に切り替わってしまう問題を修正しました。
- [22372] DAVサーバ機能において、1000以上のイベントや連絡先を持つフォルダを参照した際、メモリーリークを起こす問題を修正しました。
MDaemon 19.5.0 - 2019年10月15日
特記事項
[21908] \MDaemon\App\MDaemon.iniファイルにあった、ライセンスキーなどの情報が、\MDaemon\LocalData\LocalData.ini へと保存場所が変更されます。もし、以前のバージョンへ戻す必要が発生した際には、新しい場所へ移動したパラメータ値を認識できないため、ライセンスキーの再入力が求められることになります。このような手順を避けるため、MDaemon.iniファイルをバックアップファイルから戻すなどのご調整をお願いいたします。
主な新機能
[21228] WebmailのMobileテーマが新しくなりました
Webmail: モバイルテーマが、従来よりも流行りのGUIとなり、新機能が搭載されたものへとアップデートされました。メール一覧機能には個別のカテゴリ設定が行えるようになった他、メールのスヌーズ、フラグ付き/未読/スヌーズ済メールでのソート、カラムのソート、メッセージリコールが行えるようになりました。予定表機能には予定をcsvやicsファイルとでインポート・エクスポートできる機能が新たに追加され、外部の予定表を追加したり、プライベート用のアクセスリンク設定、公開、同時に複数予定表の閲覧が行えるようになりました。編集機能には配信遅延、複数署名、text/htmlメール、メール雛形の機能が搭載されました。他にも、メールフィルターのドラッグ&ドロップ、複数署名用エディタ、フォルダ管理オプション、通知、カラムのドラッグ&ドロップ、カテゴリのドラッグ&ドロップ管理、その他の機能が搭載されました。WebmailをIIS上で稼働している場合、追加の設定が必要です。詳細については、KB1236を参照してください。
[7402] クライアント署名の管理
署名を対応済メールクライアント(WebmailとMDaemon Connector)へプッシュ配信する機能を追加しました。デフォルトのクライアント署名は、設定 | サーバ設定 | クライアント署名 から行うか、ドメインマネージャの「クライアント署名」画面より設定できます。 $CONTACTFULLNAME$, $CONTACTEMAILADDRESS$を使って、署名をドメインのパブリック連絡先フォルダの情報を元に、個別設定できるようになりました。$ATTACH_INLINE:filename$ マクロを使用し、HTML署名へインライン画像を使う事もできます。署名用のテキストを入力すると、Webmailでは「システム」署名として表示され、ユーザーのデフォルト署名となります。これは 設定 | Web & IMサービス | Webmail |設定 又はドメイン毎の ドメインマネージャの「Webmail」画面から有効化や無効化が行えます。MDaemon Connector用に、署名や関連設定が 設定 | MDaemonConnecot | MCクライアント設定 |署名 より行えるようになりました。MDaemon Connector 6.5.0かそれ以降が必要で、「MCユーザーへクライアント設定をプッシュ配信する」が有効である必要があります。 $CLIENTSIGNATURE$マクロを使用できるようになり、異なるメールクライアントから送信されたメールに、サーバ側でクライアント署名を付与できるようになりました。
変更点と新機能
- [21474] MDPGP: コンテンツフィルタの「ユーザーの公開鍵で暗号化する」アクションは、次の制限下で動作するようになりました (従来のバージョンでは機能していませんでした):複数のアクションの一番最後である必要があります。基本的に、全てのコンテンツフィルタ処理は最初の暗号化処理が実行されると停止します(そのため、暗号化のルールやアクションは最後に実行する必要があります)。暗号化を最後に行う事で、必要なメール加工等が伴うアクションが実施できるようになります。現時点で、コンテンツフィルタでは、暗号化されたメールに対して署名の追加などを行う事ができません。最後に、コンテンツフィルタの「ユーザの秘密鍵でメールを複合化する」アクションは正しく動作していませんでいした。このアクションを使用することで、これ以外のアクションは、複合化されたメールに対して実行できるようになりました。
- [21646] MDPGP: 複合処理がPGPをインラインで複合化するようになりました。従来、PGP MIMEメッセージ形式が必要でした。メールには複数の暗号ブロックが含まれており、インラインの複合処理はこれらを破壊してしまったり、スキップしていたりしていました。MDPGPはこうしたメールをユーザーフォルダへ配置するタイミングで復元するため、復元されたコンテンツはMDaemonのメールボリュームとして存在する事になります。OSツールなどを利用して、こうしたフォルダへ不正にアクセスされないよう、設定するようにして下さい。
- [21884] LetsEncrypt機能において、MDaemonと同じFQDNを持つサブジェクトの証明書で、有効期限が30日を切ったものを自動的に削除するオプションが追加されました。その設定画面は、Ctrl+S|SSL & TLS|Let's Encryptにあります。このオプションはデフォルトで有効となっています。
- [21205] デフォルトで、無効化されたアカウントや凍結されたアカウントは、クォータレポートから除外されます。もし、この設定を変更するには、Ctrl+U | その他 | クォータ 画面から設定を変更して下さい。
- [21968] LetsEncrypt機能において、デフォルトでは、Powershell SSLv3とTLS1.0をサポートしています。プログラムとして、アクティブセッションに対して、TLS1.0だけでなくTLS1.1やTLS1.2もサポートするようになりましたが、クライアント側とのSSL/TLSプロトコルの通信もサポートするため、もしOS側でTLS1.0が無効化されますと、Powershellは機能しなくなることにご留意ください。
- [21993] QUEUERUN SEM セマフォファイルは廃止され、削除されました。
- [19812] Cyrenアンチウィルス機能において、マクロを含むドキュメントの検出や、検出レベルの設定が行えるようになりました。
- [21649] MDRAにおいて、Let's Encryptの設定画面を追加しました。
- [16961] MDRAにおいて、DKIM署名設定に関する設定項目を追加しました。
- [16945] MDRAにおいて、ログ | ログ設定 | メンテナンス の画面に、アーカイブに関するオプションを追加しました。
- [16944] MDRAにおいて、ログ | ログ設定 | 統計ログ の画面に、「今すぐデータベースを圧縮する」のボタンを追加しました。
- [16943] MDRAにおいて、設定 | サーバ設定 | DNS の画面に、EDNS0に関する設定オプションと、MXCache.datの設定画面を追加しました。
- [21362] MDRAにおいて、AntiVirus、ActiveSync、MDaemon Connectorの評価版ライセンスキーを取得するためのオプションを追加しました。
- [16864] MDRAにおいて、アカウントの編集画面に、"名前または電話データのない連絡先を削除する"ボタンを追加しました。
- [16942] MDRAにおいて、設定 | サーバ設定 | ポート の画面に、"直ちに新しいポートをバインドする"ボタンを追加しました。
- [16860] MDRAにおいて、アカウントの編集画面に、添付ファイルの項目で、"添付ファイルリンクの設定を編集する"ボタンを追加しました。
- [16503] MDRAにおいて、自身のアカウントを凍結/無効化した際の管理者権限について警告を表示するようになりました。
- [21363] MDRAにおいて、評価版ライセンスの残り有効期限の警告を表示するようになりました。
- [20963] MDRAにおいて、管理者権限を持つ自身のアカウントを削除できないようにする機能を追加しました。
- [20785] MDRAにおいて、メイン | メーリングリスト のページに表示されるメーリングリストの購読タイプを表示するようになりました。
- [21952] MDRAにおいて、メイン | Webmail設定 | カテゴリー の画面にて、ドメインカテゴリーやデフォルトの個人カテゴリーの管理を行える画面を追加しました。
- [11500] MDRAにおいて、セキュリティ | スクリーニング | (送信ブラックリスト, 受信ブラックリスト, IPスクリーン, ホストスクリーン)の画面に、一覧表示のボタンを追加し、表示画面からファイルインポートが行えるようになりました。
- [20802] MDaemon管理画面において、SPFとDKIMが無効になっている時に、DMARCが有効にされると警告を表示するようになりました。
- [21462] SMTPサーバ機能において、存在するアカウントが無効化または凍結されている場合、"User Unknown"ではなく、"disabled"といて応答するようになりました。
- [21446] MDaemon管理画面において、復号化できない暗号化でのパスワード保存を行なう設定と、APOP/CRAM-MD5の使用で競合した際、警告メッセージを表示するようになりました。
- [21674] DMARC fo=1 オプションにおいて、DMARC処理をパスした際には、失敗レポートを生成しないようになりました。
- [21414] 設定 | サーバ設定 | 整理 の画面において、日数ベースでアイテム削除を調整できるオプションを追加しました。
- [22066] Webmailにおいて、巨大な連絡先からでもオートコンプリート機能が使えるようになりました。
- [22071] MDaemon Connector が Ver.6.5.0 へと更新されました。
- [11615] MDRAにおいて、レポート画面の表示が、ブロック,隔離,受け入れたウィルスを含むようになったため、「ブロックされたウィルス」から「ウィルス検出」へとタイトルが変更されました。
- [22032] ASMCにおいて、パスワードに関する情報は、ASMCログファイルに記録されなくなりました。
- [22029] ASMCにおいて、SSLが使用されておらず、501.1のエラー応答があった際、SSLを使った再接続を促す警告をログファイルに記録するようになりました。
- [21421] WebmailとRemote Administrationのそれぞれの設定画面にある、Webサーバの画面にて、プロキシーサーバが付与することのある、X-Forwarded-For ヘッダの使用を許可するオプションが追加されました。デフォルトでは無効化されていますが、必要に応じてこちらの設定をご使用下さい。
- [5141] Webmailのオプションに、ユーザーがメール署名の作成が行えるかの設定が追加されました。設定 | WebとIMサービス | Webmail | 設定の画面か、ドメインマネージャの"Webmail"画面か
- [22195] SMTPサーバにおいて、ポリシー上の理由から有効な資格情報を得られない場合、"550 5.7.0 Authentication rejected"の応答を返します。
- [22234] Cyren AVエンジンをVer.6.2.2-rc2へと更新しました。
- [22241] Webmailにおいて、Webmailに関するログをHTTP.logではなく、Webmail.logへと記録するようになりました。
- [22118] アカウントエディタにおいて、姓名やメールボックスの入力があるまで、他のタブへの切り替えを警告を出して、行えないようになりました。
修正点
- [21030] DNSサーバからの応答が崩れていた際、SPFレコードが見つからないものとした応答を返す場合がある問題を修正しました。
- [21945] MDRAにおいて、Mingerリストに、「適用」「保存」「閉じる」ボタンを押すと、エントリーが重複登録される問題を修正しました。
- [21861] LookOutとWorldClientテーマにおいて、オプション | フォルダのページにある、特別なフォルダを英語以外のものに変更すると、フォルダの値が変更される問題を修正しました。
- [21933] LookOutとWorldClientテーマにおいて、オプション|フォルダのページで保存した際、英語以外の名前で新しいフォルダが作成される問題を修正しました。
- [21946] MDRAにおいて、WebAdmin.iniファイル内のExpireTimeパラメータが削除された際、MDRA設定のデフォルト値が表示されなくなる問題を修正しました。
- [21677] RAWメッセージのCcヘッダの内容が、最終的に生成されるメッセージ上で正しく反映されない場合がある問題を修正しました。
- [21564] MultiPOPの設定画面にて、ハイフンから始まるパスワードが設定された際、正しく処理できなかった問題を修正しました。
- [21976] Mingerサーバ機能において、無効化されたメーリングリストに関する応答で、"無効化"として応答を返していなかった問題を修正しました。
- [21621] MDaemon管理画面において、パブリックフォルダへの投稿へ外部アドレスを指定できるように修正しました。
- [21994] MDaemon管理画面において、サブフォルダとして数百フォルダを含むフォルダの共有を行った際、管理画面が異常終了する問題を修正しました。
- [22001] WorldClientテーマにおいて、新しいイベントに異なる予定表を選択した際、イベントが登録できなかった問題を修正しました。
- [22017] MDRAにおいて、Webmailのセッションを切断できない問題を修正しました。
- [22019] Webmailにおいて、共有フォルダやパブリックフォルダの予定表をプライベートのアクセス権を設定するリンクで、XMLエラーが発生する問題を修正しました。
- [21882] MDRAにおいて、管理者権限を持たないアカウントのエイリアスの追加/編集ができても、削除ができない問題を修正しました。
- [21648] アカウントが削除された際、そのアカウントの署名ファイルを削除していなかった問題を修正しました。
- [22028] MDaemonシステムアカウントのメールボックスエイリアスが7文字より少ない場合、メールアドレスが崩れる問題を修正しました。
- [22035] Webmailから配布リストの編集を行なった際、Outlook上の連絡先で、すべてのリンクが崩れる問題を修正しました。
- [22037] Webmailにて、メッセージの検索を行なった際、Webmailが終了してしまう場合がある問題を修正しました。
- [22050] MDRAにおいて、添付ファイルリンクの"ホワイトリスト"エディタで変更した内容を保存できなかった問題を修正しました。
- [22060] Webmailにおいて、メッセージリストのスレッド表示を使用した際、Webmailが異常終了する場合があった問題を修正しました。
- [21816] Webmailにおいて、HideBlacklistFolder=Yes パラメータが設定されていても、ブラックリスト送信者オプションが使用できていた問題を修正しました。
- [21889] SPFポリシーで、1024文字以降が崩れる問題を修正しました。
- [22059] MDRAにおいて、自身の管理者アカウントを警告なしに削除できてしまう問題を修正しました。
- [22063] ODBCとアカウント連携を行なって、かつ復号できないパスワードの暗号化を行なっている環境において、ユーザーがパスワードを変更できない問題を修正しました。
- [22072] いくつかのMSAセッション処理において、設定ファイル上、SSLSMTPIsMSA=Yesと設定されていながらも、SSL SMTP接続ができなかった問題を修正しました。
- [22078] CalDAVを使った予定表への、特定の繰り返しイベントの登録ができなかった問題を修正しました。
- [22081] MDRAにおいて、国別のドロップダウン画面にて、地域の情報を表す表示がされなかった問題を修正しました。
- [22020] iOSのメールクライアントがクラッシュする原因となりえる、正しくないフォーマットのメッセージ受信時の問題を修正しました。
- [21553] ActiveSyncを使ったOutlookから、予定表の権限を変更できなかった問題を修正しました。
- [15529] Outlookから、"WebDAVサーバーに発行する"機能を使って、予定表を更新できなかった問題を修正しました。
- [22115] MDRAにおいて、アカウントのActiveSyncクライアントページを参照した際、画面が閉じてしまう問題を修正しました。
- [22119] MDRAにおいて、ドメイン管理者が"ActiveSync クライアント"、もしくは ActiveSyncの"割り当てられたポリシー"へのアクセスができなかった問題を修正しました。
- [22123] SPF機能において、その応答がエラーでなくても、エラーとする問題を修正しました。
- [21580] メーリングリストメッセージが隔離キューに格納された際、正しく解放できなかった問題を修正しました。
- [21901] スマートルートにおいて、時々誤ったスマートホストを使用していた問題を修正しました。
- [20883] IPアドレスを入力する欄に、IPアドレスではないデータも入力できてしまっていた問題を修正しました。
- [21188] 署名付きメッセージから、時々添付ファイルを削除できない場合がある問題を修正しました。
- [22183] Webmaiにおいて、既存のセッションを復旧した際、リメンバーミーの機能で、2段階認証ページをスキップしてしまう問題を修正しました。
- [22122] LookOutとWorldClientテーマにおいて、フォルダの読み込みが遅かった場合、読み込みがいつまでも完了できない問題を修正しました。
- [22188] 受信ブラックリストに登録されたアドレスエントリーが不正な登録であった場合、MDaemon.exeがクラッシュする場合がある問題を修正しました。
- [22193] メーリングリストにおいて、CONTACTS:domain 形式を使用した際、メッセージが誤ったキューに格納されることがある問題を修正しました。
- [22126] MDRAにおいて、グローバルActiveSyncクライアント設定ページ画面で、[ログレベル]の項目が表示されてない問題を修正しました。
- [22143] MDRA の ActiveSync機能において、ドメイン単位でActiveSync機能を無効化していても、ドメイン管理者は、ユーザー設定内のActiveSyncクライアント設定タブから設定を参照できる問題を修正しました。
- [22194] AutoDiscover機能において、HTTPSへのリダイレクトを使用する設定がされていても、SSLを使わずにクライアントと通信していた問題を修正しました。
- [22202] IMAPサーバ処理において、LISTやLSUBコマンドでの、% ワイルドカード処理が正しく行われなかった問題を修正しました。
- [21929] Cyrenアンチウィルス処理がハングアップする場合がある問題を修正しました。
- [21698] Webmailにおいて、フォルダ名を変更した際、大文字の部分が正しく保存されなかった問題を修正しました。
- [22199] RAWメッセージファイルの変換や制御が正しく行えない場合がある問題を修正しました。
- [22221] ActiveSyncから作成された会議招集に変更があった時、出席者会議への返信した会議への返信が反映されない場合がある問題を修正しました。
- [22252] ゲートウェアの設定ダイアログにて、IPアドレスの制限が厳しすぎて設定できなかった問題を修正しました。
- [22222] Autodicovery機能において、MDaemon.iniファイル内にある、[Special]セクション内のFullEmailLogin設定が正しく反映されなかった問題を修正しました。
- [22254] 固有のマルチメッセージIDを含むヘッダが、メーリングリストメールに含まれる場合がある問題を修正しました。
- [22250] LookOutとWorldClientテーマにおいて、Internet Explorerを使ったURLからの予定表の取り込みが崩れる問題を修正しました。
- [21186] SPFXcpt.datファイルのヘルプテキストにおいて、"spf"タグの使用方法が正しくなかった問題を修正しました。
- [21115] スパム処理の中で、スパム除去処理のできなかったメッセージを解放できてしまっていた問題を修正しました。
- [22265] MDRAのActiveSync機能において、ドメインでの使用を無効化されていても、ドメインマネージャ上にActiveSyncのリンクが表示されていた問題を修正しました。
- [22313] XMLAPIにおいて、PIMアイテムの編集や削除を行なっても、MDaemon Connectorクライアントに更新がされない場合がある問題を修正しました。
- [22305] ActiveSyncにおいて、PIM検証が同一/重複したiCalUidの値を正しく認識できなかった問題を修正しました。
- [21904] AntiVirusにおいて、ClamD.exeの読み込みが完了するまでにタイムアウトを起こし、再起動を繰り返す場合がある問題を修正しました。
- [22372] DAVサーバにおいて、フォルダに1000を超える予定や連絡先がある場合、メモリーリークを起こす問題を修正しました。
- [22365] DNSBLにおいて、"Open Resolver"や"Excessive Queries"といった応答コードを受けた際の処理が正しく行われなかった問題を修正しました。