MDaemonサーバv15リリースノート
MDaemon 15.5.0 - 2015年 9月15日
特記事項
[14502] 日次のクォータレポートに、最終アクセス日時(IMAP, POP,
WorldClientなどからの接続)も含むようになりました。これにより、QuotaReport.datテンプレートも変更となります。もし、本ファイルにカスタマイズを加えられていた場合、QuotaReport.dat.old
と名前変更がされます。もし、カスタマイズをされていた場合、この新しいテンプレートファイルに同じカスタマイズを行って下さい。
[15058] ログのカラー表示の設定において、デフォルトが無効から有効へと変更しました。もし、従来通り無効にするには、Ctrl+O | 初期設定 | GUI
画面で変更できます。
主な新機能
[2399] CALDAV (MDaemon PROが必要です)
CalDAVプロトコルを使って、予定表の同期を行う機能が追加されました。有名なCalDAVクライアントには、Apple iCal (Mac OS
X含む)、Apple iOS (iPhone) や Lightning カレンダープラグインを使ったThunderbird があります。設定画面は、設定 |
Web,とIMサービス | WorldClient(webメール) | CalDAV にあります。
RFC 6764 (WebDAV (CalDAV)の予定表拡張に関するサービス定義)に準拠したクライアントの設定は、サーバアドレス、ユーザー名、パスワードだけで行えます。Apple
iCalとiOSは、これに準拠しています。DNSレコードは正しいURLへクライアントがアクセスできるよう設定します。DNSレコードが設定されていない場合、クライアントはCalDAVが/.well-known/caldavであるものとしてウェルノウンURLへ名前解決を試みます。WorldClientの標準ウェブサーバーをアップデートし、こうしたウェルノウンURLに対応しました。
Liteningカレンダープラグインを使ったMozilla
Thunderbiridといった自動でのCalDAVサービスへの接続に対応していないクライアントではURLをフルで入力する必要があります。
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ユーザーは自分の予定表や仕事フォルダへアクセスする事ができます。
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「Calendars」フォルダはユーザー毎のデフォルトのcalendarへのショートカットです。
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http://{server host name}/webdav/calendar - ログインユーザーのデフォルト予定表
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http://{server host name}/webdav/calendar/releases - ログインユーザーの「公開」予定表
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http://{server host name}/webdav/calendar/folder/personal -
ログインユーザーのフォルダ内のサブフォルダにある「個人」予定表
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「tasklist」のパスはユーザー毎のデフォルトのタスクフォルダへのショートカットです。
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http://{server host name}/webdav/tasklist - ログインユーザーのデフォルト仕事リスト
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http://{server host name}/webdav/tasklist/todo - ログインユーザーの「todo」仕事リスト
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http://{server host name}/webdav/tasklist/folder/personal -
ログインユーザーのフォルダのサブフォルダにある「個人」仕事リスト
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ユーザーはアクセス権のある他のユーザーの共有フォルダへアクセスする事ができます。
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「calendars」のパスは共有予定表フォルダへのショートカットです。
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http://{server host name}/webdav/calendars/company.mail/user2 -
user2@company.mailのデフォルトの予定表フォルダ
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http://{server host name}/webdav/calendars/company.mail/user2/test -
user2@company.mailのテスト用予定表フォルダ
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「tasklist」へのパスは共有仕事フォルダへのショートカットです。
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http://{server host name}/webdav/tasks/company.mail/user2 -
user2@company.mailのデフォルトの仕事フォルダ
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http://{server host name}/webdav/tasks/company.mail/user2/test -
user2@company.mailのテスト用仕事フォルダ
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ユーザーは権限を持つパブリックフォルダへアクセスする事ができます。
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「public-calendars」へのパスはパブリック予定表フォルダへのショートカットです。
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http://{server host name}/webdav/public-calendars/company.mail -
ドメインのデフォルト予定表フォルダ
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http://{server host name}/webdav/public-calendars/test -
パブリックフォルダ構造の最上位にある「テスト用」予定表フォルダ
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「public-tasklist」へのパスはパブリック仕事フォルダへのショートカットです。
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http://{server host name}/webdav/public-tasks/company.mail - ドメインのデフォルトの仕事フォルダ
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http://{server host name}/webdav/public-tasks/test -
パブリックフォルダ構造の最上位にある「テスト用」仕事フォルダ
空き時間検索にも対応していますが、現時点でのLightning最新版
(4.0.2)ではCalDAVサーバーへの空き時間検索において既知の問題があります。この問題が修正されるまで、 https://addons.mozilla.org/en-US/thunderbird/addon/lightning/versions/"から、バージョン4.0.1.2を使用して下さい。
注意点:
CalDAVクライアントからデータ送信を行うと、送信されたiCalendarデータが保存されます。データは.icsファイルとして「_DAV」サブフォルダ内に保存されます。このデータが後にiCalendarクライアントへ送信されると、サーバーが生成したデータと統合されます。これにより、サーバーは未対応のカスタムプロパティを保治することになります。新しい「PersistentData\iCalendarFile」ノードはcalendar.mrkファイルへ追加されます。APIはデータが削除された際、こうしたファイルを併せて削除するようアップデートされました。
問題を報告する前にデバッグログオプションを有効化し、HTTPメッセージを記録するオプションを有効化した上で、事象を再現してみて下さい。これはMDRA設定ダイアログやWorldClient.iniファイルへ次の行を追加する事で実現できます。
[WebDAV]
LogLevel=1
LogMessages=Yes
注意点:
OutlookDAVクライアントのテストには特に注意して下さい。複数のMAPIプロファイルが存在していると、サーバーから受け取る予定表アイテムをクライアントから全て削除しようとするコマンドが送られる事を確認しています。OutlookDAVはデフォルトのMAPIプロファイルのみ対応しています。
[9651] OPENPGP対応 (MDaemon PROが必要です)
稼働しているMDPGPとの連携に対応しました。MDPGPを使うとOpenPGPに対応し、MDaemonで暗号化、複合化、基本的なキー管理機能を利用する事ができます。これは安全性の高いメールの暗号化の導入に大変効果的です。新しい「MDPGP」タブがセキュリティタブの下へ追加されました。ここではMDPGP処理の状態を確認する事ができます。また、MDPGPはセキュリティメニュー以下からもアクセスできるよう設定が行えます。コンテンツフィルタのアクションとして、メールの暗号化・複合化を選択できるようになりました。DOCSフォルダのMDPGP-Quick-Start.htmlでMDPGPの設定や値に関する詳細情報をご確認頂けます。私達で決定する事ができないライセンス上の制限として、この機能はロシア市場向けMDaemonでは使用できず、搭載もされておりません。
[8044] 終業時間設定
Ctrl+T
グループマネージャにおいて、管理者が「終業時間設定」というユーザーが自身のメールボックスへアクセスできる時間帯を制限することが行えるようになりました。指定された時間帯は、IMAP,
POP, SMTP, ActiveSync,
WorldClientを使ったメールボックスへのアクセスにおいて、時間外である旨のエラー応答が返されます。設定された時間帯でも受信するメールはアカウントに正常に届きますが、メールクライアントからメールを送信したり、メールボックスに届いたメールの閲覧は行えなくなります。終業時間設定を1アカウントまたは複数のアカウントに対して行うには、最初にグループを作成し、次にアカウントエディタにて対象のアカウントへこのグループを割り当てて下さい。
[15243] UIのアップデート
- [14507] Alt+M | ActiveSync
のプロパティと設定の再デザインは必須でした。MDASは自身の管理画面を持ち、MDaemonからはサーバータブで新しくリンクをクリックする事で、制限やドメイン、デバイス、ポリシーの管理画面を起動する事ができるようになりました。
- [15243] 一般的なアカウント機能へアクセスできるよう、ドメインマネージャへアカウントページを追加しました。
- [15244] アカウントマネージャ/ドメインマネージャへ一般的なアカウント機能用の右クリックメニューを追加しました。
- [14330] ツールウィンドウにIPとダイナミックスクリーニングでブロックされたカウンタを搭載しました。
- [14479] メイン画面のセッション表示に「開始時間」の列を追加しました。
- [14374] ホストとIPスクリーンエディタへ上下のボタンを追加しました。
- [14557] F2 | サーバー設定 | DNS を再デザインしました。
- [14745] Ctrl+O|初期設定|UI へオプションを追加し、UIダイアログをスタイルとして上部表示ではなく中央表示にできるようにしました。
- [15087] UIのセッションウィンドウの列にソートの矢印を追加しました。
- [15057] Ctrl+O|初期設定|UI
へオプションを追加し、メイン画面のセッションウィンドウをそれぞれ独立したウィンドウへ分割できるようにしました。この設定を変更する際には再起動が必要です。
- [14780] スパムスコアを追加する設定をCtrl+S|送信者認証|DKIM検証 からCtrl+S|送信者認証|DKIM設定 へ移動しました。
- [14106] メーリングリストのメンバー選択をする際のアカウント選択画面を使いやすく改良しました。
- [14484] SHA2を使った自己署名での証明書生成機能へ接続する際のUIのアップデートしました。
- [15281] Ctrl+O|初期設定|UI へオプションを追加し、 (Everyone@やMasterEveryone@のような)
システムで生成されたリストを含むようにしました。システムで生成されたリストは設定できるアイテムが制限されています。
- [15293] 設定用のセッションは起動時に一時停止する事なく、関連するログデータをロードするようになりました。
- [14099] MDaemon Remote Administrationでフラットではなくツリー形式でパブリックフォルダを表示するようになりました。
変更点と新機能
- [12598] WorldClientがユーザーの署名へ追加するインライン画像に対応しました。
- [15170] SpamAssassinが、新しい安定バージョンのPerlで開発されたバージョン 3.4.1へアップデートしました。
- [14774]
ActiveSyncサーバーでユーザーのパブリック連絡先をデフォルト連絡先として指定するオプションを追加しました。これにより、複数の連絡先フォルダや全体の連絡先検索といった機能を持たないOutlook2013などのクライアントも、パブリック連絡先へアクセスできるようになりました。パブリック連絡先は読み取り専用で「パブリック」と「読み取り専用」カテゴリとしてタグ付されます。
- [15279] SMTPの「Recipient Unknown」応答に、アドレスを含むようになりました。
- [15241]
アカウントを削除した際、自動応答スクリプトがアカウントと同じメールアドレスを使っていた場合はこちらも自動削除するようになりました。例えば、arvel@altn.comを使っているarvel@altn.com.rspが自動削除されます。この機能は今後更に拡張する予定です。
- [2240] 「X-MDaemon-Deliver-To」をコンテンツフィルタのルール作成時に検索対象のデフォルトヘッダへ含むようになりました。
- [15231] 赤はエラー処理の可能性を示唆する色でもあるため、DMARCログを赤から他の色へ変更しました。
- [14481] DMARCReporterで使っていた緑と赤を読みやすい色へ変更しました。
- [14630] Ctrl+Q | メールキュー | Holdingキュー画面に、隔離キュー内のサマリーを postmaster へ送信する設定を追加しました。
- [12831]
UIにある隔離とHoldingキュータブをBadキュータブのようにメッセージがキューにある理由を表示するよう変更しました。この列の情報はX-MDBad-Queueヘッダを元にしています。
MDaemonはキューの中のメッセージへこのヘッダを挿入するようになりました。この情報を表示している列は「Bad queue
reason」から「説明」へと名称変更しました。
- [14111]
隔離キューで、右クリックメニューから解放と再度キューへ入れる事ができるようオプションを追加しました。この変更の一部として、隔離キューが「コピー/移動」機能で使うキューの一覧に表示されるようになりました。
- [14497]
添付ファイルリンク機能のMIMEヘッダから取り出す長いファイル名の使い勝手が向上しました。このファイル名は50文字を超える事はなくなりました。ただしファイル名は、パスなどの条件により、OSが許可している長さよりも長いものになってしまう場合があります。メールの添付ファイルリンクとして表示されるファイル名は最初の70文字以降は「…」を付与して表示されます。ファイル名全てを表示させたい場合は、MDaemon.iniファイルをメモ帳などで開き、[AttachmentLinking]
FileNameDisplayLength=0を設定した後、MDaemonを再起動してください。
- [14420] 管理画面のUIが、MDaemonサービスがクラッシュやタスクが終了している場合にこれを検知し、ユーザーへ通知を行うようになりました。
- [14639]
MDaemonはMDaemon.iniでMDisRunningキーの設定や削除を行わなくなります。これはMDaemonの稼働状態を把握するための信頼できる手段ではないためです。これらの確認には、タスクマネージャやWindowsのサービスコントロールパネルを確認してください。
- [14505]
DMARCのクエリドメインが存在していなかった場合や、DMARCデータを公開していなかった場合、これらは(デフォルトで)一日間マイナスとしてキャッシュされます。これは余計な処理のためにかかる負荷を避けるための処置です。キャッシュされる日数を変更したい場合は、MDaemon.iniで次の設定を行います:
[DMARC] NoAnswersTTL=1440 (分単位で数字を記入します。例えば2880は2日間を意味します。)
- [5998] WorldClient - 全てのテーマにおいてユーザーが配信先リストをソートする機能を追加しました。
- [13479] WorldClient -
カテゴリとラベルをカテゴリのみに統合しました。ユーザーは従来のラベルとカテゴリを元にした定義済の一覧からカテゴリの追加や編集、削除を行う事ができます。各カテゴリは色別になっています。1つ以上のカテゴリには色を割り当てていますが、名前が限定された1か所だけで使用されるカテゴリも存在する場合があります。Outlookカテゴリカラーオプションとマッチする(白も含んだ)26色から対応する色を選択できます。予定や仕事、メモや連絡先が既に存在していて、且つ定義済カテゴリとはマッチしない場合、これらのカテゴリは定義済のカテゴリ一覧とマッチするまでは白のままとなります。もしも予定と関連付けされたラベルが既に存在する場合は、ユーザーはラベルを削除し新しいカテゴリを追加するか、ラベルを残すかを選択できます。古いラベルがアップグレード時に無くなる事はありません。
- [5570] WorldClientとLookOutテーマ -
デスクトップ通知が利用できるようになりました。LookOutやWorldClientをロードした際、ブラウザがユーザーにデスクトップ通知を行うかどうかを確認します。ユーザーが利用すると選択した場合、(ここで詳細には触れませんが)新しいインスタントメッセンジャーのチャット画面のステータス変更と同様に、ユーザーは新着メール通知を受け取ります。
デスクトップ通知はInternet Explorerには対応していません。
- [14876] WorldClientとLookOutテーマ - ブラウザでpdfファイルを閲覧できるようになりました。(IE8では対応していません。)
これはpdfファイルを保有するメールとドキュメントフォルダで利用する事ができます。
- [8095] WorldClientのログオンページにあるHelpリンクが新しいタブ/ウィンドウで開くようになりました。
- [8311]
WorldClientにパスワードリカバリ機能を追加しました。有効にしていると、パスワード編集の権限を持つユーザーは、メールアドレスを入力し、メールで送られてくるリンクをクリックする事でパスワード変更が行えるようになります。パスワードリカバリメールアドレスはオプション
|
個人設定ページで指定する事ができます。ユーザーは変更を行う際、元のパスワードを入力する必要があります。設定を行うと、ユーザーが誤ったパスワードでログインしようとした際、「パスワードをお忘れですか?」というメッセージと、リンクが表示されるようになります。リンク先ではパスワードリカバリのメールアドレス確認画面が表示されます。正しいメールアドレスを入力すると、パスワード変更を行うためのページのリンクがメールで送信されます。この機能はデフォルトで無効になっています。有効にするには、\MDaemon\WorldClient\Domains.iniを編集し、
[Default:UserDefaults]
EnablePasswordRecovery=Yes を設定します。この設定は各ユーザーのUser.iniファイルで、ユーザー毎に設定する事もできます。
- [13799] WorldClientテーマ - メールのプレビュー画面で「次へ」のドロップダウンメニューではなく「前へ/次へ」のボタンを追加しました。
- [14614]
Ctrl+S|送信者認証|DKIM検証からキャッシュ関連オプションを削除しました。この機能はDomainKyes用で、バージョン14.5.0で削除されました。
- [8927] LookOutとWorldClientテーマ -
メールを使って新しい予定や仕事、メモを作成するためのメニュー用ボタンを追加しました。どちらのテーマでも、3カ所でこの機能を使う事ができます:
1.メール一覧のメニュー 2. メールのプレビューボタン(LookOut)または「次へ」のドロップダウンメニュー (WorldClient)
3.外部のメールビューボタン (LookOut) または「次へ」のドロップダウンメニュー (WorldClient)
- [14976]
メーリングリストの説明フィールドを設定ページからモデレーションページへと移動しました。このフィールドはList-IDヘッダで使用されており、リストの非公開の説明ではありません。新しいフィールドが設定ページへ追加され、ここではメーリングリスト用の非公開メモを入力できます。
- [14889] 幾つかのSMTP応答ストリングを変更し攻撃者が拒否された際の挙動を特定するのに役立つ情報を含むようにしました。
- [15050] LookOutとWorldClientテーマ -
メールに1つだけ添付ファイルがあった際、メールを開いた際、添付ファイルが自動で展開するようになりました。
- [4691] 潜在的な誤検知を避けるため、接続失敗のキャッシュがIP:PORTの組み合わせで保持されるようになりました。
- [12654] LookOutとWorldClientテーマ - 画面の左上ではなく画面の中央に別ウィンドウで表示するようになりました。
- [14170] Lite, LookOut, WorldClientテーマ -
ログオンページで新規ユーザーのデフォルト値ではなく最後に使っていた言語を元にブラウザ言語の検出と利用を行うよう変更しました。
- [11680] LookOutとWorldClientテーマ - メインウィンドウから移動する際、ブラウザの前へ・次へのボタンを使用できるようになりました。
- [14702] LookOutとWorldClientテーマ -
各ユーザーのWC\User.iniファイルの[User]セクションへVirtruDisabled=Yesを追加する事で、管理者がユーザー毎にVirtruを無効化できるようになりました。
- [7668] LookOutテーマ - インラインメッセージプレビュー -
ユーザーがメール一覧の1番最初か1番最後に到達した際、「次へ/前へ」のボタンを無効にするようにしました。
- [15060] WorldClientテーマ - 予定表に「今日」のボタンを追加し、LookOutテーマの「今日」ボタンと同様の機能が使えるようにしました。
- [14280] LookOutとWorldClientテーマ -
予定表一覧表示で、ユーザーが説明、場所、開始時刻、終了時刻で列をソートするための機能を追加しました。
- [14487] Lite, LookOut, WorldClientテーマ - フォルダの作成時や編集時、最上位のオプションとしてを追加しました。WCテーマでがデフォルトになっているフォルダ一覧では、「プラス」アイコンでフォルダを作成して頂けます。
- [9958] LookOutとWorldClientテーマ - 予定の編集画面へ、会議の参加者全員へメッセージを送るためのボタンを追加しました。
- [10163] Liteテーマ -
メール一覧画面で、未既読の印を付けるためのオプションを新たに追加しました。メールで未既読の印をクリックすると、メールが既読/未読としてマークされ、メールの一覧画面に戻ります。
- [14484] MDaemonがSHA2を使った自己署名の証明書を生成できるようになりました。Vista / Server 2008以上が必要です。
- [6019] Lite, LookOut, WorldClientテーマ -
特定の予定の詳細を印刷するための機能を追加しました。ユーザーは予定編集画面か、LookOutやWorldClientテーマであれば予定を右クリックし「印刷」ボタンをクリックする事で、該当の情報印刷を行えるようになります。
- [15203] LookOutとWorldClientテーマ -
ヘルプ/ログアウト用のドロップダウンメニューからVirtruダッシュボードへアクセスできるようリンクを追加しました。
- [15214] LookOutとWorldClientテーマ - Virtruで暗号化されたメールの編集ウィンドウへ「カスタムイントロ」機能を追加しました。
- [14995] LookOutテーマ - テーマの見た目をアップデートしました。新しいスタイル(Gray)を追加し、デフォルトスタイルを新しいスタイルのブルー
(pastel_blue)へ変更しました。ナビゲーション用ボタンが表示できない場合に備えて、メインのナビゲーションメニューへ新しいドロップダウンメニューを利用できるよう変更を行いました。「新規作成」ボタンを前回使用していたメールアドレスへと移動しました。ユーザーのメールアドレスをトップナビゲーションバーへ移動し、ヘルプとサインアウトオプションを(WorldClinetテーマと同様)ユーザー名のドロップダウンオプションとして選択できるようになりました。ドロップダウンボタンのオプションのナビゲーションバーの右側へ移動しました。
- [15267] LookOutとWorldClientテーマ -
外部メール表示のメールヘッダ拡張設定を、メールのプレビュー画面内の別ウィンドウで、メールヘッダ拡張設定として表示するようにしました。
- [15310] LookOutテーマの「pastel_blue」のスタイルを削除しました。
- [15243] [14848] Ctrl+W | WorldClient | ダイナミックスクリーン の項目と同じものを、Ctrl+S | スクリーニング |
ダイナミックスクリーン 画面にも表示します。どちらからもこの設定が行えます。
- [14740] F2 | サーバ設定 | 配信 または Alt+F2 | スマートホスト
の画面において、MDaemonがスマートホストの値として、MXレコード値を参照する設定を追加しました。
- [15481] SMTPセッション中に拒否した接続についてログファイルにより多くの記録を残すようになりました。
- [10421] Remote
Administrationへ共有フォルダのACL管理機能を追加しました。グローバル管理者は全てのユーザーのACLを管理できます。ユーザーは自身の共有フォルダに対するACLを管理できます。
-
[14490] LookOutとWorldClientテーマへVirtru
Proを追加しました。メール作成画面へドロップダウンが追加され、ユーザーが暗号化されたメールへアクセスできる期限を設けたり暗号化したメールを転送できないようにするオプション設定ができるようになりました。メールのプレビューや外部メッセージウィンドウでは暗号化済メールはリアルタイムに「取消」されます。取り消されたメッセージへはメールの宛先ユーザーもアクセスする事ができません。ユーザーは既に送信したメールであっても、遡ってアクセスできる期限を設けたり暗号化したメールを転送できないようにする事もできます。Virtru
proオプションはVirtruユーザー向けに2週間試用する事ができ、「Pro」アカウントに登録する事で、引き続き利用できます。オプションは常に表示されていますが、試用期間終了後、ユーザーが「Pro」アカウントに登録しなければ非表示となります。
修正点
- [13807] メッセージによって、batvヘッダが正しく追加されなかった問題を修正しました。
- [14593] DKIM署名追加時に渡されるd= とi= タグが受け付けられない場合があった問題を修正しました。
- [14613] SPFログが設定されていない場合にログが空になる問題を修正しました。
- [14472] Badキュー内のメッセージが、自動削除する日数の設定より1日多く残ってしまっていた問題を修正しました。
- [14647] PGPで署名された添付ファイルの展開処理が正しく行われていなかった問題を修正しました。
- [14722] MDMigratorを使ったMicrosoft
Exchangeからの移行が、複数の「Exchange管理グループ」が存在している場合に失敗してしまう問題を修正しました。
- [14788]
WorldClientテーマで、パブリックIMAPフォルダの「+」記号を使う事によって、ログインが「ローディング…」でハングアップしてしまう問題を修正しました。
- [14925]
WorldClientでユーザーがメッセージを転送したりリダイレクトするルールを作成し管理者が転送許可を削除していた場合において、フィルタが正常動作しなかった問題を修正しました。
- [15011] DMARC統計レポートの受信がエラー統計レポート送信のトリガーとなってしまっていた問題を修正しました。
- [14592]
WorldClientとLookOutテーマにおいて、送信メールフォルダ内で受信者ではなく送信者でソートするオプションが存在していた問題を修正しました。
- [14686]
LookOutとLiteテーマにおいて、追加の電話番号メニューがユーザーがLRWICDのACLアクセス権を所持していない場合にグレーアウトされてしまっていた問題を修正しました。
- [4382] WorldClientにおいて、多すぎる連絡先へのメッセージ送信で発生していた問題を修正しました。
- [14908] メーリングリストに関連したUIのポップアップダイアログで表示されていた幾つかの誤表記を修正しました。
- [14934] 新しいドメイン用UIの入力箇所によって、サイズ制限がかかっていなかった問題を修正しました。
- [15042] メール転送時の矛盾したルーティングログを修正しました。
- [15039] アカウントエディタのウィンドウでアカウント名が正しく表示されていなかった問題を修正しました。
- [14939] ドメイン名の変更操作における権限のインポート値を修正しました。
- [15061]
LookOutとWorldClientテーマにおいて名称の中で使用したアンパサンドにより「メールの作成」機能が使用できなくなっていた問題を修正しました。
- [15071] LookOutとWorldClientテーマにおいて列の長さがテーマ毎に統一されていなかった問題を修正しました。
- [15019]
LookOutとWorldClientテーマにおいて同時に15分の予定があった場合に、これらの予定が正しく表示されていなかった問題を修正しました。
- [14723] セッションウィンドウが予定を過ぎてから表示した場合にソートされていなかった問題を修正しました。
- [15092] LookOutとWorldClientテーマにおいて、アポストロフィーのついた配布先リストのアドレスが表示できなかった問題を修正しました。
- [13935] LookOutとWorldClientテーマの日時表示で、終日イベントが12 amへスクロールしないと表示できなかった問題を修正しました。
- [15132] LiteとWorldClientテーマの共有予定表で、「」テキストが画面によって正しく表示されていなかった問題を修正しました。
- [15133] Mobileテーマによいて、書き込み権限を持たないまま共有予定表を表示した際、予定表がロードされていなかった問題を修正しました。
- [15150] アカウントエディタで前回選択したドメインを記憶していなかった問題を修正しました。
- [15183] WorldClientテーマにおいて、デフォルト連絡先表示の設定が機能せず、全ての連絡先フォルダが表示されていた問題を修正しました。
- [15184]
全てのテーマにおいて、「To」をクリックして表示されるメール作成画面の連絡先検索で、デフォルトの連絡先表示設定が適用されていなかった問題を修正しました。
- [14989] WorldClientのスタイル設定がMobileテーマへの切り替えを行った際、リセットされたり、元に戻ったりする問題を修正しました。
- [15247] MDaemon管理画面のいくつかの処理において、進行状況を視覚的に示すバーの表示が正しく行われていなかった問題を修正しました。
- [15245] WorldClientテーマにおいて、午前12:00に送信されたメッセージが、午後12:00に送信されたものとして表示される問題を修正しました。
- [15306] LookOutテーマにおいて、IE8からメッセージを作成しようとした際、連絡先の自動補完が行えなかった問題を修正しました。
- [15373] アカウントテンプレートの自動応答設定において、スケジュールした日づけが保存されなかった問題を修正しました。
- [15377] LookOutとWorldClientテーマにおいて、予定表を印刷した際、日付が正しく表示されなかった問題を修正しました。
- [15338]
WorldClientのすべてのテーマにおいて、"To"フィールドに文字列を打ち込んでからバックスペースキーを押した際、自動補完機能が行われなくなる問題を修正しました。
- [7851]
Reply-ToやFromヘッダに複数のアドレスが指定されていた場合、WorldClientからの返信ができなかった(対応していなかった)問題を修正しました。
- [15400] WorldClientから
Virtru暗号化を行ったメッセージを作成した際、インターネットメッセージフォーマットとして定義されている行の長さを超えた行を作ってしまう場合がある問題を修正しました。
- [15221] ゲートウェイ作成ボタンが押せない場合がある問題を修正しました。
- [15117] 匿名利用率データボタンが押せない場合がある問題を修正しました。
- [15389] 他のドメインが自身のFQDNの指定に失敗した際、プライマリドメインのFQDNも使用できなくなる問題を修正しました。
- [15447] たくさんのヘッダ部を持つ正常なメッセージが、メーリングリストへ正しく送れない問題を修正しました。
- [15449] 特定の状況下で、再帰的に呼び出されるメーリングリストメンバーによって、MDaemonがクラッシュする場合がある問題を修正しました。
- [15469] ホストスクリーン画面でのソート順番が、MDaemonの再起動後に保存されていなかった問題を修正しました。
- [15502] LookOutとWorldClientテーマにおいて、正しい条件の指定にも関わらず検索した連絡先が表示されない場合がある問題を修正しました。
- [15541] ACLクリーンアップ処理が大文字小文字の判定が起因してAclShLookup.datへの記述を削除してしまう場合がある問題を修正しました。
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[15542]
アカウント情報を"ExemptFromAuthMatch"や"ApplyDomainSignature"の値を持つCSVファイルへエクスポートした際、データを削除してしまう場合がある問題を修正しました。
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[15232] リスト設定を変更した際(LISTを有効/無効化した際)変更が適用されない場合がある問題を修正しました。
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[15077] DNS-BLスパムフィルタスコアが変更時に適用されない問題を修正しました。
- [15550] Remote AdministrationのOP画面で、設定変更時の保存とキャンセルボタンが有効にならなかった問題を修正しました。
- [15656] ActiveSync経由で会議の招集を作成した際、出席者の名前に使われているアクセント文字が崩れる場合がある問題を修正しました。