MDaemonサーバv13.Xリリースノート
MDaemon 13.5.0 - 2013年 6月 18日
特記事項
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MDaemon の BlackBerry Enterprise Server(以下、BES) では、BlackBerry OS 10
の端末をご使用頂けません。BlackBerry OS
10端末は、MDaemonのActiveSyncサーバ機能から管理を行なうか、BlackBerry社から直接提供されている管理ツールを使ってご使用ください。MDaemon
の BESは、BlackBerry OS 7以前の端末を対象としており、BlackBerry OS
10以降には対応しておりません。これは、新しいBlackBerry端末が従来のBESテクノロジーからの移行が行われているためです。
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[11236] ActiveSync for
MDaemonのライセンスに変更が加わり、ライセンスサイズとソフトウェアライセンス更新が必要となりました。Alt+M | ActiveSync | アカウント
画面から ActiveSync
を使用できるアカウントの管理が行えます。この画面とActiveSyncサーバ画面を使って、ActiveSyncを使用できるアカウント、ドメインの調整やオプション設定を行います。
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[10156] Ctrl+S | SSL & TLS |
STARTTLS要求リストでの動作を変更しました。ここへ登録されたホスト名とIPアドレスとの通信においては、受信と送信のいずれにもTLS通信することを必須としました。これまでは、送信する接続にだけ使われていました。IPアドレスの指定では、CIDR指定も行えるようになりました。
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[10500] これまでのMDaemonでは、ドメインが削除された際にも対応するドメインのパブリックフォルダは残していました。F2 | サーバ設定 |
パブリックと共有フォルダに追加されたオプションでは、残すか一緒に削除するかの選択が行えるようになりました。デフォルトでは、ドメインが削除された際にはそのドメインのパブリックフォルダを残す意味がないとして、削除されるようになっておりましたが、この新しいオプションで残す選択もできるようになりました。
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[5597] このバージョンでは最初の起動時に、WEBACCES.DAT
から、これらの構成設定により適した場所である、アカウントのHIWATER.MRKファイルへアカウントの設定が移行されます。WEBACCES.DAT
ファイルは使用されなくなり、この移行処理の中で削除されます。また、Ctrl+T | アカウントの作成 | ウェブサービス
の設定は、新規に作成されたアカウントにのみ適用され、既存のアカウントへは影響しなくなりました。新しく追加された"インストールのデフォルトへリセットする"ボタンはこのページの全ての設定をインストール時のデフォルトへ戻します。この画面と、アカウントの編集
| ウェブサービス の画面のいくつかの用語が若干変更されました。
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[6814]
NoComd.datファイルの内容を変えました。これまで設定により、MDaemonが処理できないコマンドを含んだコマンド発行メールの送信者に対して、自動応答機能と同様にこのファイルのコンテンツが送信していました。このファイルには、ヘルプファイルへのアクセス方法など、ローカルユーザーにしか利用できない内容となっておりました。新しいNoComd.datファイルには、こうした内容が含まれておりません。例えば、NoCommand.datファイルの編集を行うことで、ローカルユーザー以外のユーザーに対して、購読(SUBSCRIBE)あるいは購読解除(UNSUBSCRIBE)といったメールの送信方法を送れるようになりました。もし、これまでに編集したNoComd.datがある場合には、バックアップ、もしくはインストール処理中に作成されたバックアップから、その内容をNoCommand.datへ移動してください。
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[10419] MDaemon
の添付ファイルリンク機能による、メールに含まれる添付ファイルの展開先として、アカウントのFILESフォルダへの展開を行わないようになりました。このフォルダにアクセスできる環境が稀であるためです。その代わりに、このオプションはWorldClientから参照できる、各アカウントのドキュメント
IMAPフォルダへ添付ファイルを展開するようになります。すでにある各アカウントのFILESフォルダは、ファイルがある場合そのまま残されますが、今後
MDaemonがこのフォルダを使用することはありません。その一環として$FILEDIR$マクロも廃止されました。また、アカウントを編集 | 添付ファイル
の画面と Ctrl+T | アカウントの作成 | ウェブサービス の画面内の表示テキストも更新されています。
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[10340]
ログのカラー表示(詳細は後述)モードの際、ログファイルのフォーマットが変わります。ログファイルの各行にあるタイムスタンプの直後には、2桁のカラーコードが含まれるようになります。。
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[10269] 一つ以上の宛先ドメインのMXホストから配信セッションの初期段階で、一時的なエラーを受けたとしても、MDaemonは
5XXエラーのエラーメッセージを返すことはなくなりました。これは、宛先ドメインサーバが次のキューの処理では正常になっているという前提に基づくものです。ただし、スマートホストを使用していて、かつスマートホスト側でMDaemonサーバからの受信を拒否している場合には、都合が悪い設定となる可能性がありますが、通常行われることのないケースと思われます。新しい機能が追加され、F2
| 設定 | 配信 において、"スマートホストから 5XXエラーを受信した際、メッセージを返信する"
という機能が追加され、こうしたメッセージを返信できるようになりました。メッセージを返信しない場合には、通常通りリトライキューの一部として処理されます。もしも、宛先ドメインのMXレコードすべてから
5XXエラーを受け取り、かつスマートホストからも 5XXエラーを受けた場合、メッセージは送信先がなくなるため、設定によらず送信者へ戻されます。
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[10839]
正規のアカウントがメーリングリストからエラーで戻ってきたメールを受信するよう、誤って設定する事は多く、その結果でメーリングリスト関連メールの削除操作が、メーリングリストと関係ないメールの削除に繋がってしまう事は多々あります。このような無意識での誤操作を防ぐため、次の2つのオプションに関して、警告メッセージの内容とデフォルトの設定値をアップデートしました:Ctrl+O
| 初期設定の 「リスト整理で解析可能なアドレスがない場合メッセージを削除」を「はい」から「いいえ」へ変更しました。また、Ctrl+O |
初期設定の「リスト整理でリストメンバー削除から発生するメッセージを保存」を「いいえ」から「はい」へ変更しました。お使いの環境や要件に応じて、この値を変更して下さい。
主な新機能
[10124] ACTIVESYNCの強化とアップデート (MDaemon PROが必要です)
ActiveSyncサーバーがActiveSyncプロトコルのバージョン12.1, 14.0,
14.1に対応しました。これによりActiveSyncサーバーが、より幅広い端末や、Outlook
2013を含むより多くのアプリケーションと通信できるようになりました。この機能強化やそれに伴う変更は大きいものではありますが、そのほとんどはActiveSyncサーバーエンジン内部で吸収しております。今回のアップデートにより、ActiveSyncのポリシー機能が新たに拡張され、デバイス管理全体の機能強化を図る事ができました。従来通り、MDaemonのActiveSyncサーバーは別ライセンスとなっておりますが、1回無償でお試しいただける評価期間が設けられています。評価期限を過ぎましたなら、MDaemon
ウェブサイトや代理店からライセンスをお求め頂けましたら、それまでの設定を引き継いでご使用頂けます。この他、次のような変更点があります:
[10521] Alt+M | ActiveSync | ポリシー
の設定画面に見直しをかけ、新たに数多くのActiveSyncポリシー要素を定義できるようになりました。これにより、過去のバージョンに比べて、新たに様々な使い方ができるようになります。ただ、これまでと同様、特定の端末ではポリシー要求を受け付けないものもあったり、端末で稼働しているOSのバージョンや端末固有の問題等で、この新機能がご使用頂けない場合もあります。
[10478] Alt+M | ActiveSync | オプション
の設定画面へ新しいコントロールを追加し、利用実績のない端末を指定した日数経過後、MDaemonから登録を削除する機能を搭載しました。この値のデフォルトは0(しない)となっておりますが、端末からMDaemonへの接続が数カ月間(又は任意の期間)なかった場合に、自動的に端末の登録を削除したい場合には、ここで日数を指定します。登録が削除されると、過去の設定や接続履歴も初期化されます。MDaemonでは、日次に行われるクリーンアップ処理の一環として、全ての登録端末の利用状況を確認します。
[9240]
ActiveSyncサーバーとSyncMLサーバーの設定画面の使い勝手を向上させ、ドロップダウンリストから対象ドメインを選択した際、都度保存ボタンを押さなくても良いようにしました。設定した内容を一時保持し、OKボタンを押した際にすべてを保存し、キャンセルボタンを押した際には破棄します。
[10477] Alt+M | ActiveSync | 統合アカウント
の設定画面を、リストボックス形式からツリービュー形式ベースとしたダイアログへ、そして「デバイス」へと名称変更しました。また、BESやBISの「統合アカウント」画面も再編成され、それぞれ「デバイス」「購読者」へと名称変更しました。
[10479] Alt+M | ActiveSync | デバイス とアカウントエディタ | ActiveSyncデバイス
のそれぞれにあった「削除」ボタンは「デバイスの登録削除」と、実際の動作へ即したものへと変更しました。このボタンが押されると、ActiveSyncサーバーはそれまでの設定や該当デバイスのアクセス履歴を初期化します。
[10692]
ActiveSyncがデバイスID、デバイスタイプ、デバイスOSを元にしたホワイトリスト/ブラックリストに対応しました。加えて、管理用の新しい画面がAlt+M
| ActiveSyncへ追加されました。今後は、デバイスのIDや種類、OSを元にブラックリストやホワイトリストを使用する事ができます。
[9508] ActiveSyncサービスの有効化/無効化を行うオプションを、アカウントエディタ | オプション から アカウントエディタ |
メールサービス へ移動しました。
[10811] Alt+M | ActiveSync | 制限
の設定画面でユーザーエージェントとデバイスタイプを指定し、指定した値と同じ値を持つデバイスに対して、ActiveSyncのバージョンを制限する機能を追加しました。
[9358] 添付ファイルリンクの強化 (MDaemon PROが必要です)
MDaemon
の添付ファイルリンク機能が送信メッセージにも対応しました。これまで、この機能は受信メールに対してのみ利用できる機能でした。新しいオプションが、アカウントエディタ
| 添付ファイル
画面に追加され、この機能をユーザー毎に有効化できるようになりました。このオプションは添付ファイルリンク機能と連動しているため、ユーザーが添付ファイルリンク機能を利用するには、システム全体として添付ファイルリンク機能自体が有効になっている必要があります。ユーザーがメールを送信すると、添付ファイルリンクはメールから添付ファイルを取り出し、サーバ内に保存し、その格納場所を示すURLへ置き換えます。このURLはカスタマイズする事もできます。また、Ctrl+W
|
添付ファイルリンク画面で設定できる新しい機能として、添付ファイルを保持する最大日数を指定する事ができるようになりました。MDaemonが日次で実行するクリーンアップ処理の一環として、添付ファイル格納ルートフォルダからサブフォルダに至るまで、指定日数を超えたファイルを削除していきます。この処理は、添付ファイル格納フォルダが、デフォルトの
\Attachments\
のままご利用頂いている場合のみ有効で、添付ファイルの格納先を別のフォルダへ変更されている場合には機能いたしません。このオプションは、これまでの動作を引き継ぐため、デフォルトでは無効(0と設定)となっています。添付ファイルリンクについての詳細はユーザーマニュアルを参照して下さい。さらに、最適な処理を行うために内部的にも磨きをかけ、「text/plain形式の添付ファイルを展開する」オプションは「"text/plain"形式でエンコードされた添付ファイルも取り出す」へと、より実際の動作に即した名前に変更しました。
[9359] 新しい添付ファイルリンク用のオプションが Ctrl+W | 添付ファイルリンク
画面に追加され、指定したサイズよりも小さいサイズの添付ファイルは取り出さないようにできるようになりました。このオプションを使うとMDaemonは小さいサイズの添付ファイルはそのまま通し、大きいサイズの添付ファイルだけを添付ファイルリンクの対象とすることができます。このオプションは、これまでの動作を引き継ぐため、デフォルトでは無効(0と設定)となっています。この実装を行なうコード変更の結果、次のマクロは不要となり、以後は使用されなくなります:
$ATTACHMENTCOUNT$, $ATTACHMENT(x)$, $ATTACHMENTS$
[10414] 添付ファイルリンクは
(存在する場合には)MIMEヘッダ内で指定されているファイル名を使用します。ただし、ファイル名が50文字を超える場合には、最後の50文字のみ使用されます。ファイル名に拡張子が付いていない場合には、「.att」が拡張子として追加されます。(MDaemonが何らかの拡張子を必要とするためです。)
[10497] ドメインマネージャーの強化
Alt+F2 |
ドメインマネージャーを強化しました。これまで1つの画面に全てのドメインを表示しておりましたが、ドメイン毎に個別で表示できるようにしました。さらに、ドメインの作成、削除、名前変更のしやすいオプションも追加しました。他のGUI画面での設定画面にあった、対象ドメインを指定するのではなく、ドメインマネージャを強化しました。結果として、F2
| デフォルトドメインとサーバー にあった、デフォルトドメイン関連の設定がなくなりました。そのため、メニューの名称は、F2 |
サーバー設定と変更しました。MDaemonはプライマリ/セカンダリドメインという概念は持たなくなりますが、お持ちのドメインの内から1つはデフォルトドメインとして、ご選択頂く必要はございます。デフォルトドメインはサーバーエンジンが(今後はもうあまり使われることはありませんが)処理において、適切なドメインを特定できない時に使われます。ドメインマネージャーには、デフォルトとするドメインを簡単に選択できるボタンが用意されております。なお、デフォルトのドメインは削除できません。
[9303] F2 | ドメイン署名 (text/plain)と F2 | ドメイン署名 (text/html) 画面を削除し、F2 |
デフォルト署名 へ置き換えました。この設定画面では、1つの画面の中で、両方のタイプのドメイン署名の編集や確認が行えるようになりました。ドメインマネージャーにも、ドメイン毎に、これと同じ設定画面を追加しました。
[4536] この新しいドメインマネージャー画面から、ドメイン毎に異なるスマートホスト関連の設定を行えるようになりました。F2 | サーバー設定 |
配信 の画面には、メッセージのルーティングタイプを選択をできるようになっております。スマートホストの利用にあたっては、適切なメッセージルーティングオプションをここで選択する必要があります。また、デフォルトのスマートホストの設定は、スマートホストの指定がないドメインが使うことになります。デフォルトのスマートホストはF2
| サーバー設定 | 配信 から設定できます。
[10896] 「スマートスプーフィングを使用する」のオプションが F2 | サーバー設定 | 配信 の設定画面から削除されました。
Ctrl+W | WorldClient (webメール)
画面にあった多くの設定から、ドメイン選択のドロップダウンボックスがなくなり、ここでの設定はこれから新たに作成されるドメインのデフォルトとして使われるようになりました。この画面にあった設定項目は、ドメインマネージャーから各ドメインへ設定できるオプションとなりました。
[10008] パブリックフォルダマネージャ (MDaemon PROが必要です)
これまでのGUIでは、パブリックフォルダの数が多くなった場合、管理するのが大変でした。新たにGUIは改善され、Alt+Pから呼び出すこともできます。F2 |
サーバー設定にあった、これまでのパブリックフォルダ管理用のGUIはなくなりましたが、「パブリックと共有フォルダ」という全体オプション設定は従来通りあります。
[5920]
パブリックフォルダマネージャーでは、パブリックフォルダへ指定する投稿アドレスが、他のパブリックフォルダで既に使われていないかをチェックするようになり、加えて、投稿アドレスの値が正しいメールアドレス形式になっているかもチェックするようになりました。
[10427] グループとアカウントテンプレートの改良
グループ機能は様々な点で改良されました。まず、新しいGUIには、Ctrl+Tが割り当てられ、グループ管理を行ない易くなりました。次に、グループに対してアカウントテンプレートを割り当てることもできるようになりました。アカウントテンプレートは、アカウント設定毎に名前を付ける事ができ、管理画面には
Ctrl+Tまたは アカウント | グループとテンプレートからアクセスする事ができます。3つ目に、アカウントエディタ |
メールフォルダとグループ の設定画面が設けられ(他にも、アカウントエディタにはいくつかの改善がされています)、この設定画面からアカウントに対して1つ以上のグループを割り当てることができます。これまでのGUIにあった、「新規アカウントのデフォルト」画面はなくなり、新しいアカウントには、アカウント作成時に「新規アカウント」のアカウントテンプレートが自動で適用されます。「新規アカウント」テンプレートは特別なテンプレートで名称変更や削除は行えませんが、編集は行えます。このテンプレートがこれまでの「新規アカウントのデフォルト」に相当します。
この新しいグループを使うことにより、アカウント設定のほとんどを自動的に行なうことができます。例えば、特定の自動応答の設定を複数のアカウントへ割り当てたい場合、まず自動応答の設定をしたテンプレートを作成し、テンプレート名をつけます。次にグループに対してこのテンプレートを割り当てます。最後に、アカウント群に対してこのグループを割り当てます。この適用のタイミングで、テンプレートはアカウントへ自動応答の設定を適用します。テンプレートはアカウント設定のほとんどすべてをコントロールする事もできますし、選択した部分だけをコントロールすることもできます。アカウント設定のどの部分をテンプレートとするかは、要件に応じて選択する事ができます。アカウントがグループに属していて、グループがアカウントテンプレートを持っている場合、アカウントテンプレートで定義されているアカウント設定は、アカウントマネージャの中では無効化され、アカウント設定がグループで管理されていることを知らせるメッセージが表示されます。アカウントテンプレートを編集すると、グループのメンバーとなっているアカウントの設定も自動的にアップデートされます。グループのアカウントテンプレートを、別のアカウントテンプレートへ変更したり、グループやアカウントテンプレートを削除すると、関連するすべてのアカウント設定も自動でアップデートされます。グループには新たに(1-1000の)「優先度」を設定できるようになりました。アカウントが複数のグループのメンバーで、各グループの持つアカウントテンプレートの、アカウント設定が相反する設定内容になっている場合、最も値の少ない優先度の値を持つグループの設定が適用されます。相反する設定や矛盾する設定がない場合は、それぞれのグループのアカウントテンプレート設定がすべて適用されます。優先度が同じグループ間で設定が相反する内容であった場合は、最初に適用されたグループの設定が適用されます。アカウントがグループから外されると、グループで管理していたアカウント設定は無効化され、複数のグループへ所属しているアカウントの場合は、別のグループのアカウントテンプレートが適用されます。
[8381] グループでは、アカウントテンプレートとは別に、ComAgentの無効化や、インスタントメッセージ機能の無効化を指定することができます。
[10450]
MD_UserInfoで定義されているグループの数を増やし、これまで以上に個々のアカウントが多くのグループメンバーになる事ができるようになりました。
[9715] グループ設定画面では、Active Directoryのグループを指定できるようになりました。MDaemon上のグループをActive
Directoryのグループと連携させることで、Active
Directory上のグループメンバーに変更があると、自動的にMDaemonのグループにも反映されます。この機能は、Active
Directory監視機能を利用している場合にのみ有効です。MDaemonのグループへアカウントを取り込むためのトリガーとして任意のAD属性を割り当てることができますが、一般的には「memberOf」のAD属性が使われます。この設定はActiveDS.datファイルをメモ帳などのエディタで直接編集して行えます。この機能はデフォルトでは無効となっており、有効にするには、ActiveDS.dat
を編集し、MDaemonにどのAD属性を使うのかを知らせる必要があります。最も一般的な属性であれば、ActiveDS.datの「Groups=%memberOf%」をコメントアウトして下さい。
[6790] 多言語対応したCOMAGENT
ComAgent
において、複数の言語のサポートするようになりました。各言語のComAgentを含む、各言語のMDaemonにおいて、すべての言語が使用できるようになりました。現在、MDaemonでは、英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、イタリア語、日本語、ポーランド語、オランダ語、ポルトガル語、ロシア語、スェーデン語、タイ語、中国語が使用できます。ユーザーは、ComAgentの設定ダイアログから、使用する言語を選択することができます。ComAgentでは更に、インスタントメッセージやファイル転送において、インターナショナルな文字の使用もできるようになりました。
[10340] セッションログのカラー表示
ルーティング, SMTP-in, SMTP-out, IMAP, POP, MultiPOP, DomainPOP
の状態を表示するためのGUIタブにおいて、セッション内のそれぞれのイベントを視覚的に識別しやすく、カラー表示できるようになりました。新しい「メールのセッションログをカラー表示にする」オプションが、F2
| ロギング | オプション 画面に追加されました。この設定は、Ctrl+O | GUI
画面からもおこなって頂けます。このオプションはデフォルトで無効になっています。デフォルトのテキストカラーはLogColors.datファイルで以下のように変更することができます:
[Colors]
Background=0x000000
|
背景色; 黒
|
SelectedBackground=0xff0000
|
選択した背景色; 青
|
Default=0xffffff
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デフォルトの文字色; 白
|
Processing=0x00ffff
|
内部処理情報; デフォルトは黄色
|
DataIn=0x008040
|
他のサーバーからの受信データ; デフォルトはダークグリーン
|
DataOut=0x00ff00
|
他のサーバーへの送信データ; デフォルトはブライトグリーン
|
Error=0x0000ff
|
エラーメッセージ; デフォルトは赤
|
TCPIP=0xff8000
|
TCP/UDP/DNS/PTR 関連処理; デフォルトはライトブルー
|
SpamFilter=0x0080ff
|
Spam filtering; デフォルトはオレンジ
|
AntiVirus=0xdda0dd
|
AntiVirus処理; デフォルトはプラム
|
DKIM=0xff00ff
|
DomainKeys、DKIMアクティビティ; デフォルトは赤紫
|
VBR=0x40c0ff
|
Vouch by Referenceアクティビティ; デフォルトはライトオレンジ
|
SPF=0x0808080
|
Sender Policy Frameworkアクティビティ; デフォルトはグレー
|
Plugins=0x0080c0
|
プラグインからのメッセージ; デフォルトはブラウン
|
Localq=0x00ffff
|
ローカルキュールーティング; デフォルトはイエロー
|
Spam=0x0080ff
|
スパムメッセージルーティング; デフォルトはオレンジ
|
Restricted=0x40c0ff
|
制限されたメッセージルーティング; デフォルトはライトオレンジ
|
BlackList=0x808080
|
ブラックリストに登録されたメッセージルーティング; デフォルトはグレー
|
Gateway=0x00ff00
|
ゲートウェイメッセージルーティング; デフォルトはライトグリーンー
|
Inboundq=0xff8000
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受信メッセージルーティング; デフォルトはライトブルー
|
PublicFolder=0xdda0dd
|
パブリックフォルダメッセージルーティング; デフォルトはプラム
|
カラー表示は行なうものの、上記の要素の中で色を付けたくないものがある場合には、対象の要素を0に設定して下さい。例えば:SpamFilter=0
(デフォルトカラーを使用します)。注意点として、この設定は背景色や選択した背景色には使用できません。もしもこれら2つの色を変更する場合には、新しい色の値を指定する必要があります。色の指定は
0xbbggrr
でbbはブルー、ggはグリーン、rrは赤、といった指定での16進数で定義します。16進数でのカラーコードの一覧はオンラインにたくさんのサイトがありますので、そちらを参照して下さい。行なった色の変更を反映するには、MDaemonを再起動するか、COLORS.SEMファイルをAPPフォルダ内に作成して下さい。メインGUIは、リアルタイムでログの色分けを行いますが、コンフィグレーションセッションの場合は、ログファイルをディスクから読み取るため、タイムラグが生じます。MDaemon
13.5.0以前に作成されたログファイルは、カラー表示することはできません。
属性に指定された色の使用にあたっては、ウィンドウの初期化が必要となるため、設定の反映には、MDaemonサービスの再起動が必要となります。
[9579] ACTIVE DIRECTORYモニタリングの改善 (MDaemon PROが必要)
ActiveDirectoryへ定期的な問い合わせを行い、ActiveDirectoryに保存されている最新の情報から、パブリックの連絡先を更新し続けるよう、Active
Directoryモニタリングが改善されました。アカウントの住所や電話番号、ビジネスコンタクト情報などの共通フィールドはパブリック連絡先のレコードに格納され、このデータはActive
Directory上で変更される度に更新されます。数多くの連絡先レコードフィールドがこのようにしてモニタリングされます。Active
Directoryの属性にマップされるパブリック連絡先レコードフィールドの完全なリストは、ActiveDS.datファイルのコメントを参照してください。また、この機能を利用するにあたっては、必ずしもActive
Directoryアカウントモニタリング機能まで使う必要はありません。Ctrl+U | Active Directory | モニタリング
画面において、この機能を使うための独立した新しいスイッチを追加しました。
ActiveDS.datファイルには、連絡先レコードフィールドから1つあるいはそれ以上のAD属性を指定することができるように、いくつかの新しいマッピングテンプレートを持つようになりました。(例えば、フルネームフィールド向けの%fullName%、住所向けの%streetAddress%
などです。) これらのマッピングテンプレートの多くは、MDaemon社のActive
Directoryサーバーで正しく値を表示できることを確認し、デフォルトの設定としておりますが、お使いのユーザー環境によっては異なる表示となる可能性もあります。我々がActiveDirectoryのエキスパートではない為、いくつかの連絡先フィールドについては我々のActive
Directoryで適切な属性を見つけることができませんでした。とはいえ、それらの情報は広く提供されているため、必要に応じて使用することができます。MDaemon
13.5.0を初めて起動したい際には、これらの変更点を反映するためにActiveDS.datの移行が一度だけ実行されますが、このファイルに対して既に行われていた編集内容が失われることはありません。
MDaemonからはActive Directory内で行われた連絡先レコードの更新を知るために、アカウントのEメールアドレスをActive
Directory内のいくつかの属性と一致させる必要があります。一致するものが無い場合には、何も行ないません。デフォルトで、MDaemonはActive
Directoryのデータを元に実際のアカウントを作成したり、削除したりする際に、MDaemonが内部的にデフォルト(プライマリ)ドメイン名へ追加するために、メールボックステンプレート(ActiveDS.datを参照してください。)
へマップされた属性から取得したデータを使用してEメールアドレスを構成しようとします。そうではなく、ActiveDS.dat内の"abMappingEmail"テンプレートのコメントを外すことで、希望するどのAD属性とも紐づけることができます。(例えば、%mail%
)
ただ、MDaemonはこの属性の値には、有効なローカルユーザーアカウントとして認識できるEメールアドレスが含まれていることを前提としていることにご留意ください。
隠しフラグが設定されたMDaemonアカウントは、連絡先レコードの作成や更新が行われる対象となりません。この新機能では、連絡先レコードが存在しなければ作成し、存在していれば内容を更新します。また、Active
Directoryが持つ情報以外の、レコード内容の変更は任意に行えますのでご安心ください。マップされていない連絡先レコードの内容は、そのままの状態が維持され、この処理によって修正されたり消されてしまうということはありません。最後に、Active
Directory関連のGUI画面はわずかに変更され、コード全体にわたって幾分最適化されたため、Active
Directoryへの問い合わせのデフォルトを10秒毎(変更も可能)とし、範囲を絞ったActive
Directoryコンテナではなく、ルートに問合せた場合にその効果を感じて頂けるかと思います。(そうでない場合もあります。)
[10017] Active
Directoryモニタリングは、アカウントのエイリアスの値を更新するようになりました。以前までは、アカウントのエイリアスは、アカウントが最初に作成された時にだけActive
Directoryから取得していました。そのため、その後にActiveDirectory上での変更で、置き換えられたかもしれない古いエイリアスを削除するわけにもいかず、ActiveDirectory上以外で作成されたエイリアス(更に、ユーザーが一つ以上のエイリアスを持つ)の可能性もあるため、これまでのエイリアスの値の更新までは行わないことにご留意ください。これは、時間の経過とともに、使用されていないエイリアスが残ってしまう可能性があるのですが、仮にそうであってもそれ自体には害はなく、必要に応じてエイリアスの編集画面で削除することができます。
[10476] Active
Directoryのモニタリング機能が、属性の値全体のセットに対して、テストとログへの記録が行えるようになりました。これまでは、セットの最初の部分においてのみ、テスト/ログ記録が行われておりました。
[5728] パフォーマンスカウンター
パフォーマンスカウンターが、リアルタイムにMDaemonのステータスをモニタリングできるようになりました。各種プロトコルのアクティブなセッション数やキュー内のメッセージ数、サーバーの有効/無効のステータス、MDaemonの稼働時間、セッションとメッセージの統計用のカウンターが用意されています。
変更点と新機能
- [11296] 最近のスマートフォンのタッチスクリーン操作に合わせて、Mobileテーマの使い勝手を向上させました。
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[10019]
MDaemonシステムアカウントのメールアドレスを、パブリックフォルダの投稿アドレス設定のようなドロップボックスに表示/選択されないようしました。このアカウントはそもそも、このような機能設定にふさわしくないため、、選択できないようにすべきものでした。
- [9820] クォータ設定がされている時、WebAdmin上のメールボックスチャートへユーザー毎にクォータ情報が表示されるようになりました。
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[9047] GUIのBadキュー表示において、"件名"カラムを"Bad queue
reason"カラムへ置き換え、メッセージがbadキューに置かれた理由を説明するテキストが表示されるようになりました。
-
[10129] WebAdminのHoldingキューとスパムトラップの画面で、メッセージ毎にX-MDaemon-Deliver-To
ヘッダを表示するようになりました。
- [10093] EメールがMXレコードもAレコードも持たないドメイン宛ての場合、メッセージは配送不能としてすぐに送信者へ送り返されるようになりました。
-
[10176]
IPScreen.dat内のアイテムは、セキュリティ設定のダイアログが最初に選択された時ではなく、IPスクリーンエディタが選択された時に初めてGUIへロードされるようになりました。
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[10284] F2 | サーバ設定 | サーバー
では、ドメイン毎の許可する最大メッセージサイズに関するオプションがなくなりました。このオプションは、ドメインマネージャー内での設定とし、F2画面にあるこのオプションは、全体(ドメイン単位ではなく)の設定となります。
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[10322] F2 | サーバ設定 | サーバー
に、SMTPサーバが同じSMTPセッション内で重複する受信者を拒否する為のオプションを追加しました。受信者の重複は"452 That recipient has
already been specified."
というメッセージを伴って拒否されます。以前と同じ動作となるよう、このオプションはデフォルトでは無効にされています。
-
[9721]
パブリックフォルダで投稿アドレスを未設定から設定した状態に変更した際に、"anyone"のACLにではなく、既に存在しているACLすべてに"投稿"権限が付与されるようになりました。
-
[10341]
ルーティングログへ送信されるテキスト文字列が単純化され、一貫性のあるものになりました。必要のない長いパスは短縮されます。またシステムログはスタートアップ時にキューの状態の箇所にキューのパスを表示するようになりました。
-
[10342] GUIツールウィンドウと統計レポートにおいて、DNSBL
のヒット数と拒否数が独立したカウンターとして持つようになりました。これらのカウントはSPAMカウントには含まれなくなりました。
-
[10368] Ctrl+P | スパムフィルタ | 更新
の画面に、通知メール送信の有効/無効のオプションを追加しました。これはコンテンツフィルタのGUI画面にも、同じオプション画面がありますが、この設定を見つけやすくするため、ここにも配置しました。
-
[10371]
メニューオプション"アカウント設定"は"アカウントオプション"に名前が変更され、新たに"パスワード"タブが追加されました。ここから強固なパスワードの使用を設定したり、新しく追加された使用禁止パスワードファイルを編集する為のボタンにアクセスすることができます。使用禁止パスワードファイルに記述された設定値は、パスワードとして使用することはできません。使用禁止パスワードは正規表現を使用して記述することもできます。なおこの機能を使用する場合、強固なパスワードオプションを有効にする必要があります。
-
[10381]
GUIの一部でまだ使われていた"一覧から削除するにはアイテムをダブルクリックしてください"といった種類の動作を廃止しました。対象画面としては、送信ブラックリスト、IPスクリーニング、そしてホストスクリーニングのダイアログが含まれており、現在それらの画面にはすべて"削除"ボタンが用意されています。
- [10397] カタログの編集画面が標準タイプのモードレスのダイアログボックスに変更されました。
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[10404]
ログアーカイブのZIPファイル名が、ZIPファイルの中身が何であるかによって決定される日時(時間はずれることがあります)ではなく、ZIPファイル自体が作成された日時が含まれるようになりました。その為、設定にもよりますが、例えば今日のZIPファイルには、今日アーカイブされた、昨日のログファイル、あるいは、X日前またはそれ以上経過したログが含まれます。
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[9026]
ログファイルのアーカイブは、cleanup.batファイルによる処理の一部としてではなく、日次クリーンアップ処理の流れの最後の処理として、独立したイベントに置き換えられました。これは、ログファイルが空であったり、間違ったものが含まれている場合に時々発生していた問題に対する修正となります。
- [8766] グループエディタにおいて、グループの名前と説明の入力フィールドを設け、そのグループに関する説明が入れられるテキストボックスを追加しました。
- [8007] Ctrl+T | アカウントテンプレート | Webサービス で、"LAN IP内だけに限定"をデフォルトにセットできるようになりました。
-
[6251] MDaemonがMessage-ID値やAPOPグリーティング、認証の"first
ready"レスポンスを生成する際、デフォルトドメイン名ではなくサーバーのFQDNを使用するようになりました。可能な場合に使用されるFQDNは、現在処理中のコンテキストに関連付けられたものになります。
-
[7261] Ctrl+O | ヘッダ 画面にあった、メッセージに含まれていない場合に強制的につける、"存在しない場合に挿入するヘッダ"から Reply-To
オプションを削除しました。MDaemonがすべてのケースでこの処理を行うことは正しくなく、これは(メールサーバーではなく)メールクライアントで行うべきものだからです。
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[6482]
以前のグレーリスティングシステムにおいては、エイリアスが使われているケースではまずRCPTデータが変換され、それから比較、保存され、実際のRCPTデータとは異なる可能性がある変換されたデータが使用されていました。これはグレーリスティングのベストプラクティス及び実際のRCPTデータ(変換されたものではない、あるいはその代替バージョン)を使用する必要があると述べているホワイトペーパーに違反しています。その為、グレーリスティングシステムは変更され、常に実際のRCPTデータが使用されるようになりました。
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[10354]
自動応答によって、メーリングリストへの購読申請を行おうとした時、そのアドレスが自動応答を受信しないよう構成されているものだった場合は、失敗するようにしました。
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[9528] アカウントの編集 | クォータ
の画面上にカウントを更新する、"カウントの更新"ボタンを追加しました。(キャッシュされた値が、時々古く表示されていたため)また、Eメールのカウントには、保存されたドキュメントも含まれていることを示すために、この画面の説明文を変更しました。
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[6928] いくつかのOS
APIコールの問題を引き起こしていた以下のDOS/Windows予約名を、アカウントのメールフォルダパスに含むことができないようにしました。: \AUX\,
\CON\, \COM1\, \COM2\, \COM3\, \COM4\, \LPT1\, \LPT2\, \LPT3\, \NUL\,
\PRN\。アカウントを作成または編集時に、これらの値をメールフォルダパスに含めようとするとエラーメッセージが表示されます。
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[10420]
セッションログの各行に付加されていたセッション識別子は、チャイルドIDと呼ばれていた値を含めなくなりました。この値は必要なものではなく(セッション番号で充分です)、これまで各セッションの先頭でログに記録されていたものです。その為、識別子は1000000に達したら1に戻るという、単純なセッションナンバー(1から999999)となりました。GUIDを意図したものではなく、単にビューアでログファイルを見た時の視覚補助の為のものです。現在の値はMDaemonが再起動されるごとに1からスタートするのではなく、再起動を挟んでも保持、記憶されるようになりました。また、メモ帳のようなビューアを使っても均等に表示されるように、セッション識別子は先行ゼロで埋められるようになりました。
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[10430] アカウント設定の"フォルダ、添付ファイル、グループ"画面は"メールフォルダ &
グループ"に名前が変更されました。添付ファイル関連の設定はここから削除され、アカウント設定の"添付ファイル"の画面に配置されました。
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[10431] "新規アカウントのデフォルト" 設定はアカウント設定の編集画面から削除され、Ctrl+T
もしくはアカウントのトップレベルメニューからアクセスできる、アカウントテンプレートと呼ばれる専用の編集メニューに置き換えられました。
- [10432] アカウント設定の"新規アカウントのデフォルト"画面は再編成され、含まれる設定値が最大になった時でも収まるようにリサイズされます。
- [10463] アカウント/フォルダ/グループ/メーリングリストのオブジェクトピッカーが作り直され、リサイズ可能となりサイズと位置が記憶されるようになりました。
- [9504] IPスクリーンとホストスクリーンのGUIにおいて、IPアドレスでソートされるようになりました。
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[9497] 新しいアカウントテンプレートとして使用できるように、"サブアドレスを有効にする"のチェックボックスが、アカウントを編集 | IMAPフィルタ
から、アカウントを編集 | オプション へ移動されました。(IMAPフィルタのページはテンプレート機構の一部ではありません)
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[10159]
もしスパムフィルタリングが既に他の理由によってスキップするようになっている場合、スパムフィルタではわざわざメッセージのサイズをチェックすることをしなくなりました。
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[8890] 一時的に禁止されたIPアドレスからの接続をダイナミックスクリーニングが検知した際、後で再試行するようメッセージと共に4XX
一時的なエラーを発行するようになりました。これまでの 5XXエラーを発行し何もメッセージも返さないという動作は、こうした状況において適切ではありませんでした。
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[10297] Ctrl+P | スパムフィルタ | オプション
に、スパムフィルタのホワイトリストとブラックリストのエントリをソートされた順序にキープするオプションが追加されました。もしファイルに任意のコメント(#で始まる行)を追加した場合、このオプションを有効にすると、意図せずこれらの行がファイルの先頭になるようにソートします。既存の振る舞いを保持するため、この機能はデフォルトでは無効にされています。ソート処理はホワイトリストかブラックリストのファイルを次回変更した時に実行されます。
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[9819] Ctrl+U | クォータ
に、全体及びドメインの管理者宛てに日次でクォータレポートのEメールを送信するためのコントロールが追加されました。レポートではクォータの最大値のXXパーセントに達しているすべてのアカウントがリストされます。パーセントは任意に設定することができます。もしパーセントを0にセットすると、すべてのアカウントがレポートに含まれるようになります。全体の管理者へ送信されるレポートにはすべてのドメインの該当する全アカウントの情報が含まれます。ドメイン管理者へ送信されるレポートはそのドメインのみをカバーします。レポートは処理負荷が高いため、独自のスレッドで実行されるようになり、日次のクリーンアップイベントの一つとして実行されるようになりました。また、クォータに近づいている旨の警告メールをアカウントへ送信する/しないの設定を切り替える新しいスイッチが追加されました。以前は、ここにパーセントを指定するか、0を指定するかしかありませんでした。
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[10406] Ctrl+O | システム
のメニューに、日次メンテナンスやクリーンアップイベントの実行を時単位でセットできるコントロールが追加されました。以前は、深夜0時(依然として推奨されます)に固定されていました。新しいコントロールでもは既存の動作を維持するため、深夜0時がデフォルトに設定されています。これを何時にスケジュールするかに関わらず、いくつかの処理は依然として深夜0時に行われます。(Midnight.batの実行やログファイル名の変更などがこれに該当します)
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[10246] メーリングリストが誰でも投稿できるような場合(メーリングリストがメーリングリストメンバーだけが投稿できるよう構成されていない場合)
、NULL送信者(例.. MAIL FROM:<>)からメーリングリストへ送信されたメッセージは受け入れられるようになります。以前は、拒否されていました。
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[5699]
メーリングリストのパブリックフォルダが無くなった場合、メッセージは取りこぼされるのではなく、Badメッセージキューにルーティングされるようになりました。
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[10498] MDaemonのスタートアップルーチンが最適化され、数倍高速になりました。-
特に数千ものドメインを構成しているようなサイトでは顕著になります。MDaemonはすべてのドメインに対して設定されていない
postmaster/abuseエイリアスについてログを記録しなくなりました。代わりに、少なくとも1つが設定されていないという単体のメッセージのログを記録します。またソケットスタートアップルーチンは、エラーのみをログに記録し、すべてのシングルドメインに対してすべての単体のプロトコル初期化をログに記録しないように最適化されました。(これは本当にスタートアップを遅くしていました)。最後に、Everyone@
と MasterEveryone@
メーリングリストは既に存在しているならば、作成されなくなりました。これらのメーリングリストはマクロを含んでおり、実際のリストメンバーを含んでいない為、スタートアップ時にいつも再構築する理由がありませんでした。
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[10499] Ctrl+O | 初期設定 | GUI
メニューへ、GUI管理項目となる左側のツリーノードを展開するかどうかをコントロールするためのオプションを追加しました。
- [10510] ルーティングログはエンコードされたFrom/To/Subjectのデータをデコードされた形式で表示するようになりました。
- [6144] メール統計レポートのEメールでは、Byte単位ではなくMByte単位でディスクの空き容量をレポートするようになりました。
- [10227] SSL/TLS 画面で証明書を作成するGUI表示を統一しました。
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[8719]
DomainPOPとMultiPOPのロギングは、わざわざ一時的なファイルI/Oまでを記録しなくなりました。そのかわり、インバウンドキュー(あるいはエラー結果)への最終的なメッセージの作成がログに記録されます。
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[5818] Ctrl+U | パスワード
に、ユーザーがパスワードを変更しなければならない最大日数をセットできるオプションを追加しました。このオプションのデフォルト値は0(無期限)です。(例えば)もし30日にセットすると、ユーザーは、次回GUIでアカウントが編集された時または、POP、IMAP、SMTPあるいはWorldClientによる次回のログオンから、パスワードを変更するまで30日の猶予があります。(一度変更されると、新たに30日の時間制限が開始されます。)
その後、もしユーザーがパスワードを変更しなければ、POP、IMAP、SMTP、WorldClientやWebAdminでログオンすることができなくなります。もしユーザーが自身のパスワードを編集する権限を持っていれば、WorldClientはユーザーにパスワードを変更するよう促しますが、OutlookやThunderbird等ではそのようなことは行われません。多くのメールクライアントはユーザーへ役立つエラーメッセージは表示しませんので、ログオンが失敗する理由を理解するのに管理者の支援を必要とするかもしれません。パスワードの有効期限が切れようとするアカウントはパスワードが期限切れになるまでX日間、毎日警告のEメールが送信されます。その日数は
Ctrl+U | パスワード からセットすることができます。
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[10520] アカウントの編集 | アカウント詳細
の画面に、POP、IMAP、SMTP、WorldClientもしくはWebAdminを使ってアクセスする前にパスワードの変更を必要とするオプションを追加しました。アカウントにとってこの変更が容易でないあるいは不可能な場合があるかもしれない為、このオプションの使用には注意してください。(5818を参照してください)
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[10222] アカウントの編集 | アカウント詳細
の画面に、アカウントの"凍結"オプションを追加しました。凍結されたアカウントはメールを受信することができますが、メールを送信したりチェックすることはできません。この画面のコントロールは多少再構成されました。スマートホストのログオン/パスワードオプションは、この画面から、アカウントを編集
| メールサービス の画面に移動しました。
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[10512] アカウントの編集 | ウェブサービス
の画面に、ComAgent全体の無効化と、ComAgentのインスタントメッセージの部分だけを無効化するオプションを追加しました。
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[10544]
アカウントマネージャのアイコンがわずかに変更されました。凍結されたアカウントは白いXアイコンが表示されます。(これはメールサービスを部分的に利用できるアカウントに使用されます。)
凍結されたアカウントは、Xアイコンを持つ点で無効化されたアカウントと似ており、白は凍結状態を示すのに分かり易い色です。部分的にメールサービスを利用できるアカウントは、緑色のチェックマークを持つフルアクセスのアカウントとの類似性を示すように、オレンジ色のチェックマークが表示されるようになっています。
- [1889] WorldClientでメッセージの添付ファイルの全部をZIPファイルにまとめてダウンロードできるようになりました。
- [10030] IMAPサーバーがXLIST拡張をサポートしました。
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[2434] 選択した連絡先に対して、インスタントメッセンジャーのウィンドウを開くために、ComAgentの"My
Contacts"ウィンドウでEnterキーを使用できるようになります。
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[10632] WorldClient の再始動を行う、RESTARTWC.SEM
セマフォファイルを追加しました。これは内蔵Webサーバーを使用している場合にのみ動作します。
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[3429]
WorldClientでミーティング主催者への招待を送信するオプションを削除しました。これは正常に動作せず、より堅牢なソリューションの開発が必要となるパブリックフォルダに対してのみ意味がありました。
- [10563] コンテンツフィルタの中のルール処理エンジンが、新規インストールの場合はデフォルトで有効になるよう変更しました。
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[10567] AntiVirusがインストールされていない場合や、サポート期間切れの場合、F2 | イベントスケジュール
の画面にAntiVirusに関連した画面は表示されなくなりました。
- [6023] 連絡先の "Email 2"と"Email 3"フィールドが、自動補完機能や連絡先検索の対象に含まれました。
- [8339] 連絡先の "ニックネーム"フィールドが、自動補完機能や連絡先検索の対象に含まれました。
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[10857] Holding
キューでは、メッセージの送信または受信するアカウントが無効化されていたり、凍結されていた場合、自動的なメッセージの保留を行わなくなりました。引き続き、そういった場合のメッセージの保留をHoldingキューに行わせる場合には、Ctrl+Q
| Holdingキュー 画面にて、該当する設定を有効化します。(デフォルトでは、これまでの動作を引き継ぎ、有効化されています)
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[10846] アカウントの制限の設定画面において、指定できるメールアドレス数をこれまでの10倍に増やしました。MDaemon
14.0では、もっと指定し易くする予定です。
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[2540] ゲートウェイ機能で作成される、.LCKファイルは、ゲートウェイのメールフォルダ以下ではなく、\MDaemon\Lockfiles\
フォルダ以下になりました。これにより、とても多くのゲートウェイの数を持つサイトにおいて、スタートアップ時間を大幅に短縮することができるようになりました。
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[9700]
コンテンツフィルタの正規表現エンジンを更新しました。新しいエンジンでは、従来のエンジンに比べてより強力なものとなり、ECMA文法も解釈できます。これに伴い、若干の書式変更があり、主なところとしては(\1,
\2, \3, 等)といった表現が、($1, $2, $3, 等)といった記述に変わります。MD3Conv
では、MDaemonのチケッティングシステムルールを含むインストールを行なう中で、"regular expression search and
replace"を含むルールの更新を行ないます。
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[10917]
MDaemonは、ドメイン作成時に小文字のドメイン名を強制しなくなりました。ドメイン名は、大文字小文字の区別がないため、MDaemonはドメイン作成時の名前に大文字を交えても作成できるようになりました。
- [10890] MDaemon.exe が認識できるアドレス空間を拡張し、64ビットOS上であれば 4GBまで使えるようになりました。
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[10932]
無効化されたアカウントは、ドメインの全体アドレス帳から削除されるようになりました。アカウントを改めて有効化すると、(行われている設定に依りますが)アドレス帳に再登録されます。
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[8079]
WorldClientは、ダイナミックスクリーンにより接続を禁止するIPが出たとき、postmasterへメール通知します。この動作のコントロールは、\MDaemon\WorldClient\WorldClient.ini
ファイル内にある次の設定で行います。:
[DynamicScreening]
SendBanNotification=Yes
SendBanNotificationTo=postmaster
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WorldClient の LookOut テーマをアップデートしました。
- [10747] テーマの構成と色使いを現代風に更新しました。
- [8948] メールへ予め記述してある内容を差し込めるよう、新しく雛形メッセージエディタが搭載されました。
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[10853] 予定表の日、週、月表示において、予定のエントリーに付けられたラベルで素早く絞り込めるようになりました。-
予定表のラベルリストの上にマウスカーソルを置くと、そのラベルに限定した予定の表示が行われます。その他、すべての予定の合計時間の表示も行えます。
- [10854] メッセージリストが 600ピクセルの幅で収まらない時、メッセージリストを2列にして表示するようになりました。
- [10373]様々なパフォーマンスの改善により、読み込み時間がスピードアップしました。
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[10855] ユーザーが予定表のエントリー上にマウスカーソルを置いた際、より詳細な情報を素早く知れるようにプレビュー表示が行われるようになりました。
- [11025] ウィルススキャンできなかった添付ファイルを持つメッセージに対して、警告メッセージを付与するオプションを追加しました。
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[9025] MDaemon
のシステムアカウントへメッセージを送ることで様々な機能を使うことができますが、これらの振る舞いを追えるように、詳細なログをメインGUI画面の"MDaemon"タブに記録するようになりました。
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[10073] このバージョンの MDaemon から、不正なコマンドメッセージに対する"No valid command found
(正しいコマンドではありません)"という応答メールをデフォルトでは返さないようになりました。この応答を返すように再設定するには、Ctrl+O | その他
画面に新しく設けられたオプション "不正なコマンドメッセージに対して返信する"へチェックを入れて下さい。
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[10074] このバージョンの MDaemon
からシステムアカウントへのメール送信によってアカウント設定変更を行なう機能が廃止されました。アカウント所有者によるアカウント設定の変更は、WorldClientやWebAdminへログインして行なってください。アカウントエディタや新規アカウントのデフォルト設定画面のGUIからも"メールによる変更の許可"オプションが削除されました。
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[10077]
設定時のポップアップ画面において多く使われていた、"継続するには'OK'をクリックして下さい"というような不必要に長いメッセージを減らしました。文字数を減らすことで、各国語へのローカライズを簡単にし、リソースファイルを軽減します。
- [11118] WorldClientの言語オプションにおいて、タイ語が追加されました。
- [9813] 自動的に会議要求を処理する設定をしているアカウントに対して、競合する会議のリクエストや繰り返し要求を拒否する機能を追加しました。
- [10444] WebAdminに対して、メーリングリストのメンバー画面においてマクロが使えるようになりました。
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[3122]
WebAdminにおいて、"MDaemonについて"ダイアログを追加しました。将来のバージョンでは、このページにより多くの情報を表示するようになります。
- [11224] タスクバー上に、ComAgentウィンドウを表示するオプションが追加されました。
- [11202] ComAgentのファイル転送ウィンドウのタイトルに転送中のファイル名を表示するようになりました。
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[10246]
これまでは、返信パスにNULLが指定されたメールリスト宛てのメッセージをRCPTコマンドの後に拒否していましたが、様々なルーティング処理やコールバック検証を行うため、DATAコマンドの後に拒否するようになりました。
修正点
- [10233] SMTP MAILの値が"スパムフィルタ(フィルタリングなし)"のリストに対して検査されなかった問題を修正しました。
- [10259] AV除外メールのリストがパスワード保護除外リストに含まれてしまう問題を修正しました。
- [10393] DomainPOPがアドレスを解析する際に、タブ文字を適切に処理しないことがある問題を修正しました。
- [10257] ログファイルサイズの変更がすぐに反映されない問題を修正しました。
- [7771] 制限されたアカウントが他のドメイン共有サーバへメールを送信できない問題を修正しました。
- [10036] コンフィギュレーションセッションからWorldClientサービスの停止/無効化が行えないことがある問題を修正しました。
- [9561] パブリックフォルダを持つ複数のメーリングリスト宛てのメールが各パブリックフォルダにコピーされない問題を修正しました。
-
[9231] アカウント設定 Webサービスのデフォルト設定で、"全アカウントに適用する"ボタンが押されても、"...ただし、LAN
IPs内だけに限定する"オプションが、全てのアカウントに適用されないことがある問題を修正しました。
- [5044] メーリングリストが全体のアドレス帳のファイルに間違って書き込まれることがある問題を修正しました。
- [5410] バウンス通知がリターンパスアドレスから不適切にBATVエンコーディングを除去してしまう問題を修正しました。
- [6155] スマートルーティングが時々リモートキューからローカルメールを配送することがあった問題を修正しました。
- [10453] グループ名が変更されたり削除された際に、メーリングリストのメンバーが更新されない問題を修正しました。
- [10471] MDaemonアカウントがGUIの中でさまざまなアカウントピッカー/アカウントツリーオブジェクトに表示される問題を修正しました。
- [8128] Active Directoryのフルスキャンボタンが最新のActive Directory構成の設定を取得しないことがある問題を修正しました。
- [8650] DomainPOPの解析処理がBATVエンコードされたローカルアドレスを適切に処理しない問題を修正しました。
- [8482] フォルダを作成するオプションが有効な場合でも、無くなってしまったドメインのパブリックフォルダが作成されないことがある問題を修正しました。
- [6627] Ctrl+E | メールスケジュールオプション の"メールを配信 X 最後の配信から指定時間後(分単位)" が適切に動作しない問題を修正しました。
- [9374] メーリングリストのパスワードが、エンコードされた件名データから適切に解析しない問題を修正しました。
- [10253] $SUBJECT$ マクロがエンコードされた件名データ適切に処理しない問題を修正しました。
- [6590] マルチバイト文字が含まれる場合に、Active Directoryの検索コードが適切に動作しない問題を修正しました。
-
[3554] MDStatsが SA whitelist_from_rcvd へ間違ってエントリを追加してしまう問題を修正しました。(現在は
whitelist_from を使用します)
- [10455] 転送されたメッセージがアウトバウンドのIPバインディングもしくは状態を無効にした転送アカウントを受け入れない問題を修正しました。
- [2347] アカウント/グループを更新しても、コンテンツフィルタのルールが更新されない問題を修正しました。
- [10573] WorldClientのHTMLメール作成エディタで、インライン画像リンクが破損する問題を修正しました。
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[10564] 通知メニューの"すべてのメッセージをFrom:へ"オプションを "postmaster" から
"postmaster@$DEFAULTDOMAIN$." に修正しました。
- [10483] WorldClient LookOutテーマの予定表の年表示の検索を修正しました。
- [9991] ComAgentのシャットダウン時にランダムにクラッシュする問題を修正しました。
- [3861] ユーザーに対するインスタントメッセージの無効化がComAgentが再起動されるまで反映されなかった点を修正しました。
- [3187] インスタントメッセージが無効化されても、ComAgent UIからインスタントメッセージアイテムが削除されないことがある問題を修正しました。
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[10624]
WorldClientにおいて、既存のイベントの場所と時間が重なる予定を作成した際、"その時間の会議場所は使用されています"というエラーメッセージを返さないようにしました。このメッセージは昔ながらのリソーススケジュール管理の名残りでした。現在での望ましいアプローチとして、予定は作成した上で、予定の招待を自動的に承諾または拒否する設定がされたリソースユーザーに対して、招待通知を送信します。これにより、予定の招待通知をサポートするタイプやfree/busyサーバを参照するタイプのあらゆるプラットフォームに対応することができます。
- [10614] WorldlClientから別のユーザーによって変更された予定が、ActiveSync端末において会議招集として表示される問題を修正しました。
- [10468] WorldClientで共有予定表に会議の予定を作成した際、出席者が招集依頼を受け取れない場合がある問題を修正しました。
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[10636]
Inboxフォルダのサブフォルダになるようにフォルダを移動した場合に、IMAPとWorldClientでエラーが発生してしまう可能性がある問題を修正しました。
- [10797] WebAdminがActiveSync Serverのページ内にあるドメイン選択画面でドメイン情報をブランク表示してしまう問題を修正しました。
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[10821] 右クリックメニューからブラックリスト/ホワイトリストへ追加しようとした際に環境によって、正しいアドレスが追加されない問題を修正しました。
- [10686] LookOutテーマをFirefoxで使用している場合に、メッセージヘッダと本文が異なるページで印刷されてしまう問題を修正しました。
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[10771] ODBCやLDAPをバックエンドDLLとしている場合に、「強固なパスワードが必要」のエラーメッセージが表示されない問題を修正しました。
- [10786] メールボックス名が「.」で終わるアカウントをUIで作成できなかった問題を修正しました。
- [10908] ActiveSync と SyncML において、デフォルトの設定のままだと正しく機能しない問題を修正しました。
- [10648] WebAdminにて、"Sender ヘッダを追加する"を追加するオプションに対する設定変更が保存されない問題を修正しました。
- [11012] 新しく作成されたゲートウェイにおいて、正しく設定されたすべてのデフォルトIPアドレスからのデキューリクエストを受信できない問題を修正しました。
- [9232] ComAgent において、ダイアログを開いている際に、Enterキーを押したときに、インスタントメッセージを送信できない問題を修正しました。
- [11032] すべて言語において、WebAdmin でのアカウント制限の設定ページを正しく制御できない問題を修正しました。
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[10992] WorldClientで会議招集のリクエストを受諾した際、Outlook
Connectorを介してその会議を見ると会議主催者として表示される問題を修正しました。
- [11022] メーリングリストの購読解除確認を行うチェックボックスにチェックが入れられなかった問題を修正しました。
- [11216] 起動している外部プロセスがダウンした際、誤ったコマンドラインの値が記録される問題を修正しました。
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[6755] WorldClientで登録した、会社名だけしか入れていない連絡先を、Outlook
Connectorで見ると"名前を付けて保存"フィールドがブランクとなる問題を修正しました。
- [11223] "名前または電話データのない連絡先を削除する"ボタンを使った際、管理画面が閉じられる場合がある問題を修正しました。
- [11212] PCI コンプライアンスチェックに報告されていた、WebAdminの脆弱性(誤判定)に修正を加えました。
-
[11182] WebAdminにおいて、英語以外の言語で、かつMicrosoft Internet
Explorerを使ってコンテンツフィルタルールを編集した際、スクリプトエラーが発生する問題を修正しました。
- [10728] WebAdminのエイリアスエディタにおいて、"+"記号がついたアカウントが正しく表示されない問題を修正しました。
- [11267] 管理画面のセッションタブにおいて、"残り時間"と"リモートIP"列でのソートが正しく行えない問題を修正しました。
- [11281] Configuration Session管理画面において、セッションウィンドウの内容の削除/編集/更新ができない問題を修正しました。