ほら、マッソーって血気盛んなハッスルマッチョじゃないですか。
月一のお楽しみはやっぱりアレじゃないですか。
そぉう、『献血』ですわっ!
8/10のブログで書きました献血ですが、
またしても行かせていただきました。
献血回数をゆうに100を超える猛者ですともう手慣れたもので、
献血しながら小説などを読むことなど造作もないこと。
(恐らく経験の少ない方は顔色を伺う為注意をくらいます)
ただ、その余裕が後に続く悲劇に繋がるとは、
この時のマッソーは知る由もありませんでした。
いつもの通り、検査まで進み、小説を手に献血の椅子に進むマッソーは、
ここでふと思ったのです。
(あれ、今日、シーシー[小便]してないな……)
なんくるないさ、マッソーは思いました。
それこそが『油断』なのである。
~採血開始
採血おばさん「今日の血小板は濃いやつをもらうねー」
マッソー「バチこいっす!」
採血おばさん「いつもより時間かかるけど、大丈夫??」
マッソー「余裕っす!」
~30分後
採血おばさん「寒くない?」
マッソー「う……」(確かに冷房の風を直に感じる)
採血おばさん「かけるもの持ってくるわね~」
タオルケットを左右からくるまれたマッソー。
まだ汗ばむ季節にこの恰好はないよな、と周りの視線も気になる所。
マッソー「あざっす……」
この頃からである。
完全なる『尿意』を感じ始めたのは……。
~1時間後
採血おばさん「顔色悪い? まだ寒い?」
マッソー「あ、いえ、寒いというよりも……」
口ごもるマッソー。
採血おばさん「温かいお茶でも持ってこようか?」
火に油、尿意にお茶、である。
もう思い切るしかない!
マッソー「あの……実は、トイレに……」
採血おばさん「あら大変。今日はここで止める?」
止めるとどうなるのだろうか。
中途半端に採血したそれは、きっと、使いものにはならないのだろう。
それならば……
マッソー「大丈夫です、やれます、オレ……」
採血おばさん「本当? 無理しちゃだめよ?」
マッソー「む、無理じゃないっす!」
『男は女よりも尿道が長いんだっ!』と、
なんとも無意味に自分を励ましたものです。
~1時間30分後
プルプルプル……
採血おばさん「はい、終わりました。血液を戻すのに後10分かかるけど大丈夫?」
限界だ……。
マッソー「全然、余裕っす!」
そう言ってのけた自分を褒めてあげたい。
マッソー「あの、心拍数計るの、もうやっちゃいません?」
採血おばさん「でも、血液が戻ってからでないと」
マッソー「大丈夫っすよ! 血液が戻ると心拍数が上がるってことはないでしょ」
採血おばさん「でも、血液が戻ってからでないと」
どうやら、融通は利かないたちである。
~さらに10分後
採血おばさん「はい、血液も戻りましたよ~」
マッソー「いやー、余裕でした。ではトイレに行ってきます」
採血おばさん「危ないからついてってあげるわ」
マッソー「そんな、大丈夫っすよ! 献血100回以上やってるし」
採血おばさん「でも……危ないからついてってあげるわ」
どうやら、融通は利かないたちである。
こうして、40手前のおじさんは、採血おばさんにトイレまで付き添われ、
通常よりも長い長い小便をした後、トイレのドアを開け、
待ちぼうけの採血おばさんの元へ行かなければならないのでした。
それはもう、顔を赤らめながら……
その場を走り去りたい感情にも負けず、
マッソーは待合室でカードの返却を待っていました。
すると受付おばさんがカードを持ってやってきました。
受付おばさん「今日もありがとうね~」
マッソー「いや、余裕っす」
もう訳が分かっていません。
受付おばさん「メール会員ポイントが20ポイント貯まったから好きなモノを選んで」
マッソー「ポイント?」
いつの間にかたまっていたポイント。
そして貰ったのが、冒頭写真のコレであります。
『手のりたま』と名付けられた、ちいさなひよこ型ののりたまふりかけである。
うん、可愛いよね。。。
小便を耐えた甲斐、あったよね。。。。。
P.S.
白と黒の『ゴーゴーごましおくん』と悩んだのはここだけの話……
以上、第43回マッソー斎藤の今夜もプロテインでした。
次回、献血後のお菓子やアイスは食べない派(未定)