第43話 ブラッディ―マッソー ~その②

ほら、マッソーって血気盛んなハッスルマッチョじゃないですか。

月一のお楽しみはやっぱりアレじゃないですか。

そぉう、『献血』ですわっ!

 

 

 

 

8/10のブログで書きました献血ですが、

またしても行かせていただきました。

 
献血回数をゆうに100を超える猛者ですともう手慣れたもので、

献血しながら小説などを読むことなど造作もないこと。
(恐らく経験の少ない方は顔色を伺う為注意をくらいます)

ただ、その余裕が後に続く悲劇に繋がるとは、

この時のマッソーは知る由もありませんでした。

 

 
いつもの通り、検査まで進み、小説を手に献血の椅子に進むマッソーは、

ここでふと思ったのです。

 

 

(あれ、今日、シーシー[小便]してないな……)

 

 

なんくるないさ、マッソーは思いました。

それこそが『油断』なのである。

 

 

~採血開始

採血おばさん「今日の血小板は濃いやつをもらうねー」

マッソー「バチこいっす!」

採血おばさん「いつもより時間かかるけど、大丈夫??」

マッソー「余裕っす!」

 

 
~30分後

採血おばさん「寒くない?」

マッソー「う……」(確かに冷房の風を直に感じる)

採血おばさん「かけるもの持ってくるわね~」

タオルケットを左右からくるまれたマッソー。

まだ汗ばむ季節にこの恰好はないよな、と周りの視線も気になる所。

マッソー「あざっす……」

この頃からである。

完全なる『尿意』を感じ始めたのは……。

 

 

 

~1時間後

採血おばさん「顔色悪い? まだ寒い?」

マッソー「あ、いえ、寒いというよりも……」

口ごもるマッソー。

採血おばさん「温かいお茶でも持ってこようか?」

火に油、尿意お茶、である。

もう思い切るしかない!

マッソー「あの……実は、トイレに……」

採血おばさん「あら大変。今日はここで止める?」

止めるとどうなるのだろうか。

中途半端に採血したそれは、きっと、使いものにはならないのだろう。

それならば……

マッソー「大丈夫です、やれます、オレ……」

採血おばさん「本当? 無理しちゃだめよ?」

マッソー「む、無理じゃないっす!」

男は女よりも尿道が長いんだっ!』と、

なんとも無意味に自分を励ましたものです。

 

 

 
~1時間30分後

プルプルプル……

採血おばさん「はい、終わりました。血液を戻すのに後10分かかるけど大丈夫?」

限界だ……。

マッソー「全然、余裕っす!」

そう言ってのけた自分を褒めてあげたい。

マッソー「あの、心拍数計るの、もうやっちゃいません?」

採血おばさん「でも、血液が戻ってからでないと

マッソー「大丈夫っすよ! 血液が戻ると心拍数が上がるってことはないでしょ」

採血おばさん「でも、血液が戻ってからでないと

どうやら、融通は利かないたちである。

 

 

 

~さらに10分後

採血おばさん「はい、血液も戻りましたよ~」

マッソー「いやー、余裕でした。ではトイレに行ってきます」

採血おばさん「危ないからついてってあげるわ

マッソー「そんな、大丈夫っすよ! 献血100回以上やってるし」

採血おばさん「でも……危ないからついてってあげるわ

どうやら、融通は利かないたちである。

 

 
こうして、40手前のおじさんは、採血おばさんにトイレまで付き添われ、

通常よりも長い長い小便をした後、トイレのドアを開け、

待ちぼうけの採血おばさんの元へ行かなければならないのでした。

それはもう、顔を赤らめながら……

 

 

 

 

 

その場を走り去りたい感情にも負けず、

マッソーは待合室でカードの返却を待っていました。

すると受付おばさんがカードを持ってやってきました。

受付おばさん「今日もありがとうね~」

マッソー「いや、余裕っす」

もう訳が分かっていません。

受付おばさん「メール会員ポイントが20ポイント貯まったから好きなモノを選んで」

マッソー「ポイント?」

いつの間にかたまっていたポイント。

そして貰ったのが、冒頭写真のコレであります。

 

 

 

 

手のりたま』と名付けられた、ちいさなひよこ型ののりたまふりかけである。

うん、可愛いよね。。。

小便を耐えた甲斐、あったよね。。。。。

 

 

 

 

 

P.S.

白と黒の『ゴーゴーごましおくん』と悩んだのはここだけの話……

 

 

以上、第43回マッソー斎藤の今夜もプロテインでした。

次回、献血後のお菓子やアイスは食べない派(未定)

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