皆様はこのお菓子をご存知でしょうか?
「やんやんツケボー」と名付けられた、100円程のお菓子である。
棒状のクッキーが10本程入っていて、
その一本を人差し指と親指でつまんで、
柔らかいチョコレートの池に飛び込ませた後、
夜景を細かく砕いたラムネを張りつかせて口に運ぶ、
その様なお菓子である。
実家に帰った際のコンビニでふと目に入り、
思わずレジへと運んだ次第である。
30をとうに過ぎたおじさんが、
やんやんツケボーを購入したのである。
それが、いかに滑稽なことかと、自分を自嘲したい気分にもなった。
これを読む人がいたとすれば、皆が皆、同じ気持ちになって然りである。
だが、これは、おじさんにとってはおもひでの品なのである。
核家族に育ったおじさんにとって、数少ない、
ばっぱやん(お婆ちゃん)とのおもひでである。
どんなにくだらないものであっても、人によっては、大切なおもひでなのである。
それがおじさんにとって「やんやんツケボー」だっただけのこと。
ただ、それだけのことなのである。
以上、第34回マッソー斎藤の今夜もプロテインでした。
次回、ただ0.01秒でも早く走りたかったんだ(未定)