第25話 理不尽なご婦人

 

いつの日だったであろうか。

もうかれこれ、無情とも言える二週間以上の時が過ぎ去っていきました。

たかが二週間、されど二週間。

平等に分け与えられているはずの時間というものは、

人類皆平等なものなのかと疑いたくなるくらいに、

泡沫の水泡のように淡いのだと私は確信している次第なのです。

 

 

 

さて、ここで問題になるのは、一体何が『二週間』だというのか、ということ。

単純に、「大人になるにつれ時間の流れが早いわよね~」、

なんて議論をしたい訳では一切御座いません、滅相も御座いません。

私は問題にしたいのはただ一つ。

 

 

何故、

この私が、

二週間もの間、

ブログを更新しなかったのか?

 

 

 

このことに言及する必要があるように思えます。

お話しましょう。

させて下さい。

いえ、拒否権というものはございませんよ。

何故ならここは、発信も受信も自由なネットの世界。

勝手にします、そうしましょ。

 

例えば、

このような会話のやりとりの中に答えが潜んでいるような気がします。

 

 

 

 

 

 

子供「ね~お母さ~ん。もう兄貴のお下がりは嫌だよ~」

母親「どうして? まだ着られるし、サイズだってピッタリじゃない」

子供「古いんだよ、流行ってないんだよ」

母親「流行りなんて関係ないでしょ」

子供「じゃあさ、せめてリコーダーだけでも新しいのを買ってよ。

皆は黒ベースなのに、俺のだけ白いんだよ」

母親「音がでるだけマシよ」

子供「でもそれでさ、俺がクラスでなんて呼ばれてるか知ってる?

雪だるまだよ、雪だるま。酷すぎるよ」

母親「それは貴方が外に遊びにも行かないで食べすぎるからじゃない」

 

子供「……」

母親「……」

 

子供「じゃあさ、算数セットだけでも。

見てよ、この棒。

皆のはマグネットが入ってて立体も作れるけど、俺は平面だけなんだぜ?」

母親「はい、コレ」

子供「なんだよ、コレ」

母親「見て分からないの?

セロテープ、よ」

 

子供「……」

母親「……」

 

子供「もういいよ!

じゃあさ、せめて兄貴みたいに結婚させてくれよ!

母親「お兄ちゃんはちゃんとしてるから結婚できたんじゃない」

子供「ずるいよ、俺にだってチャンスくらいくれよ」

母親「38歳、無職の分際で?

 

子供「……」

母親「……」

 

子供「あの……

母親「バイトもしないで食っちゃ寝食っちゃ寝。

良い御身分だこと。

新しいリコーダーが欲しい?

何生意気言っているの?

お母さんだって、後何年生きれるか何て分からないのよ?」

子供「だってさ……」

母親「だってもへったくれもアリマセン!

 

 

 

 

 

 

 

世の中は、不条理なものです。

弟というだけで、どんな理由をつけようとも、

お下がりは止めてもらえないのです。

 

そう!

理由などないのです!!

私マッソーがブログを更新できなかったことも、理由などないのです!!!

せっかくなので思い切って言ってやりました、胸を張ってね★

 

 

追伸:

上の兄弟はございませんのであしからず。。。

 

 

以上、第25回マッソー斎藤の今夜もプロテインでした。

次回、ゾンビなう!(未定)

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です