今日は、天気も良く、とても清々しい日和でした。
雲一つない青い空。
澄んだ空気に冴えわたる白い息。
私は身を震わせながら歩きました。
なんだか、いつもより、外を歩く人が少ないように思えます。
寂しいな。
どうしてだろう。
寒いけど、こんなにも気持ちが良いのに。
だけど……
寒い。
そう、今日は、寒いのです。
だから私は、踏み入れた店の店員にこう告げたのです。
「野菜カレー
激辛
でっ!」
そう、寒い一日をHOTにすべく、辛いものを食べる決心をしたのです。
普通、中辛、辛口 … 無料。
激辛 … +50円。
人は、チャレンジし続けるからこそ、人なんだと言っておりました、
2年前に亡くなったセキセイインコが言っておりました。
一口、口に運びます。
辛い、だが、美味い!
流れ出る汗と同じ位の旨味が私を支配するのです。
辛い、痛い、だが、負ける訳にはいかないんだ!
私はいつしか、自分にこう言い聞かせていたのです。
ラッシーを一口飲みました。
だけどラッシーは、瞬間的にはお口をまろやかにしてくれるのですが、
その後、再度カレーを口に運ぶ時の恐怖も倍にするのです。
辛い、痛い、だが、美味い。
開く瞳孔、開く汗腺、オープン マイ ハート。
どうにでもなれ、ケセラセラ。
あははは、クラムボンはカプカプ笑ったよ?
マッソーおじさんは、汗を流しまくって、もう何も出ないよ。
あはははは……。
外は、相変わらずの寒空。
そして、汗をかいた私の体は、まるで氷のように冷え切ってしまった。
だから私は今、こんな恰好をしているのさ。
たまにはこんな日もいいもんじゃないか。
追伸:
あーぁ、昔はこの位ペロリと食べれたのにな~……
以上、第24回マッソー斎藤の今夜もプロテインでした。
次回、螺髪は口に入れると意外に柔らかい!(未定)