マッソーがマッソーになるより、もっともっと以前の話。
マッソーは、桑田真澄が好きなのである。
根っからのジャイアンツファンという訳ではなかったが、
いかんせん、どうしても、桑田が好きなのである。
斎藤、槙原、桑田が三本柱と言われていた頃を思い出す。
斎藤のように20勝を上げた訳でもない。
槙原のように完全試合をした訳でもない。
最優秀防御率や沢村賞こそものにはしているが、
どうもファン受けも悪く、ぱっとしない。
バッティングは投手の中ではピカイチだ。(今でこそ大谷のような怪物君もいるが)
しかし、肘の調子もよろしくはない。
語りたいことは沢山ある。
この場では語りつくせぬ物語があるが、止めておく。
だから、一言だけ。
桑田は、匠なのだ。
頑固で、意固地で、それでいて芯の通った、匠なのだと思う。
私は、投手ではなかったが、憧れていた。
桑田という人間に、憧れていた。
18という数字を見て脳裏をよぎるのは、背番号18の桑田の背中なのだ。
私にとって、18という数字は、特別なものだ。
追伸:
私の背番号は、
小学校では「4」、中学校では「5」であった。
足しても「9」。
桑田の半分にしかならない。
以上、第18回マッソー斎藤の今夜もプロテインでした。
次回、ギャンブルは月に浮かぶウサギの筋肉と同じで儚く燃ゆる!(未定)