届くべきメールがスパムメールとして隔離されてしまう問題

詳細

8月31日以降のメールで、正常なメールが大量にスパムメールとして隔離されてしまう問題が、日本国内で確認されています。
これは、お使いのスパムフィルタが自動アップデートされた事によって、ルールの一部が変更され発生している問題です。

対象バージョン

アンチスパム機能をお使いの全バージョンが対象です。

 

対処方法

MDaemonのスパム対策機能の1つ、SpamAssassinの8月31日に更新された定義ファイルにおいて、
メールチェック時における次の2つの項目での加算スコアが、1.0未満から、3.0、3.5と増え、
この2つに当てはまるだけで、+6.5と、デフォルトの閾値である7.0の境界線を
超えやすいものとなってしまっています。
 TVD_SPACE_ENCODED
 TVD_SPACE_RATIO_MINFP
対策としては、\MDaemon\SpamAssasin\rules\local.cf ファイルの
最後に、以下の2行を追加して MDaemonのアンチスパム機能を再起動して下さい。

 score TVD_SPACE_ENCODED 0.0
 score TVD_SPACE_RATIO_MINFP 0.0

これにより、誤判定はされなくなります。

TVD_SPACE_RATIO_MINFP

これは、単語と単語の間に入るべき空白が入っていない場合に、
不正なものとして検出するものです。
キーワードでのスパム検出技術を避けるため、
スペースを入れずに単語を続けて入力するタイプのスパムが増えており、
これは、そうしたスパムに対処する目的のルールなのですが、
空白を使用しない日本語の場合、
正常なメールでもスパムとしてスコアを加算されてしまいます。

TVD_SPACE_ENCODED

こちらは、添付ファイルのMIMEエンコードをする際に、付けられる
MIMEヘッダと本文の空行が欠落している場合に、それを検出するもので、
画像ファイルを添付した際などに、お使いのメーラーやメールサーバーによって改行が削除されてしまう場合があります。