ACL

読み方 エーシーエル
正式名称 Access Control List


ACLは「Access Control List」の略で、ACLは、それぞれのIMAPメッセージフォルダのためのアクセスリストの作成を可能にする、IMAP4(インターネット メッセージ アクセス プロトコル)の拡張機能です。
この機能により、メールサーバにアカウントを持っている他のユーザへ、フォルダへのアクセス権を与えることができます。さらに、各ユーザがそれらのフォルダを管理する範囲を決定することができます。
例えば、メッセージの削除をさせるかどうか、既読あるいは未読のフラグを付けるか、フォルダへのメッセージのコピー、新しいサブフォルダの作成などの作業範囲を指定することができます。
ACLをサポートするメールクライアントのみが、このアクセスと許可の設定を共有使用することができます。
しかし、メールクライアントがACLをサポートしない場合は、MDaemonのGUIからこれらの設定を行うことができます。

MDaemonでも、IMAPフォルダを共有する機能と併せて、ACLをサポートしていますが、MDaemonでは次の10つのACLへ対応しており、IMAPフォルダへ個別に下記アクセス権を設定することができます。



・参照

・読み込み

・セッション別の表示/非表示情報の保持

・書き込み

・挿入

・作成

・削除

・管理



現時点では、ACLをダイレクトにサポートするメールクライアントはわずかですが、Insightコネクタと呼ばれるwww.bynari.netから提供される素晴らしいユーティリティにより、
Microsoft Outlookへこの機能を追加することができます。

ACLに関するより詳しい情報は、以下のサイト【IMAP4 ACL extension】でご覧になることができます。

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