MDaemonサーバv17.0リリースノート

MDaemon 17.0.3 - 2017年08月29日

特記事項

[16456] MDaemon Private Cloud を使ったホスティングサービスがご利用頂けるようになりました。詳しくは、次のURLをご参照ください: http://www.altn.com/Products/MDaemon-Private-Cloud/.

修正点

MDaemon 17.0.2 - 2017年05月19日

修正点

MDaemon 17.0.1 - 2017年05月16日

変更点と新機能

修正点

MDaemon 17.0.0 - 2017年3月21日

特記事項

[17978] セキュリティ面や技術面から、F2|サーバ設定|サーバ 画面にある"APOP & CRAM-MD5を有効にする"の設定をデフォルトで無効化へ変更するようになりました。平文でのパスワードが流れることを避けるため、TLSを使用することが望ましい方法です。

[17977] Ctrl+S|送信者認証|SMTP認証 の「全体の認証パスワード」を廃止し、この機能を削除しました。

[18067] Ctrl+S|送信者認証|DKIM検証 のADSP関連の設定全部とCtrl+S|送信者認証|DKIM設定 のRS= タグの利用に関するオプション1つを廃止し、対象の機能を削除しました。

[17337] ブラウザベースのWorldClient Instant Messenger (WCIM)は、新しいXMPP WCIMサーバーとの互換性がない事からLookOutとWorldClientテーマから削除されました。

[8314] 「メールボックスパスワードを復元できない暗号化方式で保管する」オプション(下記をご参照下さい。)は既にインストールされているMDaemonでは、互換性のない別の機能に依存している場合などに、その構成を変えてしまう事のないよう、デフォルトで無効化されています。ただし、セキュリティの観点から、可能な限り有効化する事をお勧めします。

[17122] WorldClient Instant Messenger (WCIM)がインスタントメッセージにXMPPプロトコルを使用するようになりました。XMPPプロトコルは、以前のチャットプロトコルとの互換性がありません。新しいバージョンへアップデートしていないユーザーはアップデートしたユーザーとの間でインスタントメッセージの送受信はできませんのでご注意下さい。 WCIMからOutlookとアドレス帳を同期する機能を削除しました。

主な新機能

[17122] WorldClient Instant Messenger (WCIM)のXMPP対応

WCIMがWorldClient独自のプロトコルではなくXMPPプロトコルに対応しました。これによりWCIMデスクトップクライアントは他のWCIMクライアントはもちろん、(モバイルクライアントを含む)MDaemonのXMPPサーバーへ接続しているサードパーティー製のXMPPクライアントとも通信できるようになりました。

WCIMには、WorldClientへ接続し新着メール通知とメール数をカウントする「WCMailCheck」と、XMPPサーバーへ接続しインスタントメッセージを行う「WCIMXPP」という2種類の通信があります。バージョン17へアップデートすると、WCIMはIMの連絡先を古いシステムから自動的にXMPP用に変換し、WCIMXMPPアカウントを生成します。

[10808] WORLDCLIENT DROPBOX連携

Ctrl+W|WorldClient (web mail)|Dropboxという新しい設定画面を追加しました。ここではDropboxの「app key」、「app secret」、プライバシーポリシーのテキスト入力が行えます。 連携サービスを有効化するのに必要な情報は、DropboxウェブサイトでWorldClientをDropbox「アプリ」として登録する事で取得できます。MDaemon側でこの作業は行えませんが、この設定を行う必要があるのは最初の1回だけです。 ナレッジベースの1166に関する記事で、 DropboxへWorldClientをアプリとして登録するための手順を確認して下さい。

「app key」と「app secret」を設定すると、WorldClientは自身のアカウントとDropboxのアカウントを関連付けできるようになります。最初にWorldClientテーマやLookOutテーマでログインすると、ページの上部にドロップダウンが表示されます。ユーザーが選択できるオプションには、次回のログインでドロップダウンを表示する、今後ドロップダウンを表示しない、オプション |Cloudアプリ へ移動する、の3つがあります。オプション |Cloudアプリ 画面では、Dropboxの設定ボタンをクリックできます。このボタンをクリックすると、OAuth 2.0がポップアップ表示します。このポップアップウィンドウでは、ユーザーの接続先やWorldClientで必要な認証情報を指定します。また、この画面にはプライバシーポリシーへのリンクと「Dropboxへ接続」ボタンも表示されます。「Dropboxへ接続」ボタンをクリックすると、Dropboxのページへ移動できます。ユーザーがDropboxへログインしていない場合、Dropboxではログイン又はアカウントの作成を促す画面へ移動します。このステップが完了すると、Dropboxで、WorldClientがアカウントへフルアクセスの権限を与えるかどうかを確認する画面が表示されます。「許可」を選択すると、ユーザーはWorldClientの画面へ戻され、認証が完了したかどうかの結果が表示されます。認証が完了すると、ユーザーの画面では、メールの添付ファイルの隣にDropboxアイコンが表示されるようになります。アイコンをクリックすると、添付ファイルがユーザーのDropboxアカウントの/WorldClient_Attachmentsフォルダへ保存されます。

WorldClientとLookOutテーマのメール作成画面では、ユーザーがHTMLエディタのツールバー左上にあるDropboxアイコンをクリックし、Dropboxアカウントのファイルを選択できるようになります。この機能を使うのに、ユーザーはオプション |Cloudアプリ 画面とOAuth 2.0でのアカウント設定は必要ありません。「app key」と「app secret」があれば、この機能を使用できます。

Dropbox連携は、デフォルトで無効化されています。全てのユーザーに対して有効にするには、"Dropbox連携を有効にする"のチェックボックスを有効にします。個別のユーザー毎に許可するには、管理者が各ユーザーのUser.iniファイルに"DropboxAccessEnabled=Yes"パラメータを追加します。

変更点と新機能

修正点

MDaemon は、 MDaemon Technologies, Ltd の登録商標です。
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