MDaemonサーバv16.5リリースノート
MDaemon 16.5.2 - 2016年11月29日
特記事項
[16456] MDaemon Private Cloud を使ったホスティングサービスがご利用頂けるようになりました。詳しくは、次のURLをご参照ください:
http://www.altn.com/Products/MDaemon-Private-Cloud/.
変更点
- [17827] AccountPruneは16.5.0の新機能である[4884]で、メールのDate:
ヘッダからの経過日数を確認するようになったため、古いメールの削除に時間がかかるようになっていました。\MDaemon\App\MDaemon.iniを編集し、[AccountPrune]へUseDateHeader=Noを設定する事で、メッセージファイルの最終更新日を参照する、以前の動作に戻ります。
- [17861]
MDaemonがMDaemonへライセンス更新のリクエストを送る際、OSバージョンをレポートするようになりました。この情報は対応OSを決定するのに役立ちます。このような情報を送信しないようにする場合は、\MDaemon\App\MDaemon.iniを編集し、[Special]
へReportOptionalData=Noを設定して下さい。
修正点
- [17793] 長いSPF DNSレコードが正しく処理されていなかった問題を修正しました。
- [17772] Remote
AdministrationのActiveSyncデバイスの詳細ダイアログで、一覧の最初にあったデバイス以外の情報を表示していなかった問題を修正しました。
- [17795] LookOutテーマで、予定表のツールチップが表示されていなかった問題を修正しました。
- [17804] WorldClientテーマで、Windows 8.1のIE11で仕事一覧が表示されていなかった問題を修正しました。
- [17505] Remote
Administrationのコンテンツフィルタで、「次のルールへジャンプ」するアクションが利用できるルール全部を表示していなかった問題を修正しました。
- [17770] 打合せ参加者名にアクセント記号の付いた文字列やカンマが含まれていた場合に文字化けしてしまう問題を修正しました。
- [17817]
SMTPスパムフィルタでスキャンできる最大値よりも大きいサイズのメールが、SMTPセッション内で結果をしてスパムチェックをスキップしてしまう場合がある問題を修正しました。
- [17811] 対象ルールのカウンターとシステムルールが競合した場合にCFEngineがクラッシュしてしまう問題を修正しました。
- [17824] 64-bitのインストーラーがMDAutoDiscover.dllを登録していなかった問題を修正しました。
- [17828] WorldClientで、翻訳されたカテゴリが予定表イベントを保存した後英語へ変換されてしまう問題を修正しました。
- [17835] 送信者のメールアドレスに「d=」が含まれているとMinger認証が失敗してしまう問題を修正しました。
- [17847]
iOSデバイスでCalDAVやCardDAVアカウントの設定が行えず、iOS端末内の、既存のCalDAVやCardDAVアカウントの同期も停止してしまっていた問題を修正しました。
- [17851] MD GUIのActive Directoryモニタリングで「ページサイズ」と「詳細ADログ」設定が破損していた問題を修正しました。
- [17853] Active Directoryモニタリングでアカウントが生成された際、が生成されていた問題を修正しました。
- [17826] Remote Administrationで編集すると、信頼するIPや信頼するホストの値が不正なものとなってしまっていた問題を修正しました。
- [17859] WorldClientテーマで、オプションでメールをソートするオプションが保存できない問題を修正しました。
- [17833] iOSデバイスからのActiveSync Pingリクエストが16.5以降のバージョンで機能していなかった問題を修正しました。
- [17852] ActiveSyncのFolderSyncリクエストへ、存在していない共有フォルダに対する削除リクエストが不足していた問題を修正しました。
- [17821] CalDAVで、繰り返し予定や仕事の中の1つに対してメモ/コメントの編集を行う事ができなかった問題を修正しました。
- [17902] MDaemon管理画面の モバイルデバイス管理|ActiveSync|アカウント 画面における変更が保存されない問題を修正しました。
- [17864] ActiveSyncサーバがハングアップする場合がある問題を修正しました。
- [17913] SMTP認証の設定画面にある、認証情報のマッチングホワイトリストにおいて、CIDRでの記述が正しく機能しなかった問題を修正しました。
- [17919] XMPPサーバがクラッシュする場合がある問題を修正しました。
MDaemon 16.5.1 - 2016年10月11日
変更点
- [16981] Remote Administration
のホストスクリーン/IPスクリーンのページを、MDaemon管理画面と同じ内容になるように更新しました。
- [16853] Remote Administration の Remote Admin設定ページを更新しました。
- [16638] MDPGP: 全体的なシステムのデフォルトを無効へと変更しました。
- [16698] Ctrl+S|送信者認証|SMTP認証
画面において、'認証アカウントは...一致すること'オプションに対するホワイトリストが追加されました。ホワイトリストを編集するためのボタンを追加しました。
- [17712] Ctrl+S|スクリーニング|ハイジャック検出 画面内のFromヘッダの編集項目にホワイトリストボタンを追加しました。
- [13077]
ライセンスサーバへリクエストを送信するのにプロキシーサーバを経由できるようになりました。インストーラがライセンスファイルのダウンロードができないことを検出すると、HTTPSリクエストをリトライするために必要なプロキシーサーバのアドレスと認証情報の入力を促すプロンプト表示が行われます。
- [17721] 緊急アップデートシステムは不評であったため、削除しました。(切り替えが多発してしまったため)
修正点
- [17055] MDaemon管理画面とRemote Administrationとで、Outbreak
Protectionのデフォルト設定が異なっていた問題を修正しました。
- [16840] ユーザーがRemote
Administration上でキャンセルをクリックしても、メーリングリストメンバー編集画面が残り続ける問題を修正しました。
- [17592] ユーザーがRemote Administration上でキャンセルをクリックしても、Outlook
Connectorクライアント設定ページが残り続ける問題を修正しました。
- [16997] Remote AdministrationのDNS-BL設定ページにあった画面上の矛盾を修正しました。
- [16995] Remote Administrationのスパムフィルタ更新タブ内にある画面上の小さな問題を修正しました。
- [16972] Remote AdministrationからActiveSyncのパブリックフォルダの最大数の設定を正しく保存できなかった問題を修正しました。
- [16982] Remote Administrationにおいて、DKIMオプションが誤ったダイアログ上に表示されていた問題を修正しました。
- [17635] Outlook Connectorを使ったOutlook
2016から作成した予定表アイテムのエンコードされたテキスト本文が、デコードできなくなる問題を修正しました。
- [17665] .ics形式の添付ファイルをインポートした際、WorldClientがクラッシュする場合がある問題を修正しました。
- [17671] WorldClientのLiteテーマにおいて、パスワード変更に発生していた問題を修正しました。
- [17679] Outlook Connectorを使ったOutlook
2016から作成した予定表アイテムにASCII以外の文字を使用すると、WorldClientからそのアイテムを編集した際、アイテムが壊れる問題を修正しました。
- [17682] WorldClientとLookOutテーマにおいて、ドメインレベルで Virtru
を無効化した際、メール作成画面で読み込みが終了しない問題を修正しました。
- [17684] 巧妙に作りこまれた不正なメッセージを処理した際、MDaemonがクラッシュさせられる可能性がある問題を修正しました。
- [17685] Windowsを再起動かけた際、XMPPサーバの起動状態が無効化される問題を修正しました
- [17673] アカウントエディタにおいて、脆弱なパスワードを持つアカウントを無効化できなかった問題を修正しました。
- [17478] MDaemon管理画面のログウィンドウにおいて、各行に表示する必要のない内部カラーコードが表示されていた問題を修正しました。
- [17634] Ctrl+S|SSL&TLSのオプションにおいて、正しくない冗長な説明があった点を修正しました。
- [17693] ActiveSyncを使ったOutlook 2016にて、反復タスクに完了としてマークするとOutlookがクラッシュする問題を修正しました。
- [17710]
LookOutテーマとIE8との組み合わせにおいて、添付ファイルの付け忘れ警告を有効にしていた場合、メールの送信ができなくなる問題を修正しました。
- [17719] LookOut と WorldClient
において、マウスの右ボタンからコピーや移動を選択しても、別の予定表へ反映しなかった問題を修正しました。
- [17666]
MultiPOPによるメールダウンロードにおいて、クォータを超過したアカウントのダウンロードを行った際、MDaemonがハングアップする場合がある問題を修正しました。
- [16374] MDaemon管理画面とRemote
Addministration画面とで、パブリックフォルダの権限表示が一致していないことがある問題を修正しました。
- [16465] Remote Administrationにおいて、セッションタイムアウトが発生した際、正しくリダイレクトできない場合がある問題を修正しました。
- [16804] Remote
Administration上のメールボックスレポート表示において、正しくセッションのタイムアウト処理が行われなかった問題を修正しました。
- [17741] Remote
Administrationにおいて、セッションタイムが発生した際、いくつかのページで正しくリダイレクトされなかった問題を修正しました。
- [17728] Remote Administrationにおいて、コンテンツフィルタルールの条件に"グループメンバー"を指定できなかった問題を修正しました。
- [17744] WorldClientにおいて、一度 TNEF
(Winmail.dat)形式で受諾した、繰り返し予定の会議の1つをキャンセルしようとすると、その会議すべてが削除されてしまう問題を修正しました。
- [17701] Remote
Administrationにおいて、脆弱なパスワードを持つアカウントを保存する際、エラー表示と共に設定を初期化してしまう問題を修正しました。
- [17642] WorldClientのWebサーバ機能がすべての"/.well-known"リクエストをMDWebDAVへ回していた問題を修正しました。
- [17667] ActiveSyncポリシーの設定がアカウントレベルに適用されない問題を修正しました。
MDaemon 16.5.0 - 2016年9月13日
特記事項
[17268]
新規インストール時のF2|サーバー設定|IPv6の中の、送信ホストへIPv6を使用するオプションのデフォルト値をオフ(チェックなし)へ変更しました。このオプションはIPv6対応していない環境において送信の問題を引き起こす可能性があったためです。
[11436] F2|ロギング|ログモードオプションの「曜日毎にログを記録する」(例:Monday.log, Tuesday.log,
等)を削除しました。このオプションを有効にしていた場合、設定が「日ごとにログを記録する」(例:MDaemon-2016-02-22-X.log,
等)へ変更されます。この結果、F2|ロギング|メンテナンスのログファイルを上書きするオプションは不要となったため削除しました。また、F2|ロギング|メンテナンスへ最大ログファイルサイズへ到達した際生成される.OLDバックアップの数(従来は1つのみ作成できました)を指定できるようになりました。これらのバックアップには(ファイル名の一部として)数字が割り当てられ、最新のデータに最初の文字が使用されます。(例えば、SMTP(out).log.01.oldはSMTP(out).log.02.oldよりも新しいデータです。最後に、ログを確認しやすくするため、ファイル名に続き、ハイフンと日付を追加するように変更しました。
[17076]
Ctrl+S|送信者認証|SMTP認証に新しいチェックボックスが追加され、ローカルIPからの受信メールに対してもSMTP認証を要求し、認証情報がないものについては拒否する事ができるようになりました。信頼するIPは除外されます。この設定は新規インストールではデフォルトで有効です。だたし、アップグレードにおいては、認証を行っていないクライアントやその他のサービスで、信頼するIPにも登録されていない場合に、メールの配信エラーを引き起こす可能性がある事から、デフォルト値は無効に設定されています。セキュリティレベルの向上を検討している場合は、この機能を有効にすることをお勧めします。
[16797]
従来のバージョンでは、ゲートウェイでのアドレス検証で送信者を検証する事はありませんでした。(宛先のみを対象にしていました。)Ctrl+G|ゲートウェイマネージャ|全体ゲートウェイ設定へ、これを行うための新しいオプションを追加しました。この設定により、検証できないアドレスからのメールは、これまで許可されていたかどうかに関わらず、拒否されるようになります。この設定値が要望と異なる場合は、オプションを無効化して下さい。
[4884]
AccountPruneツールのメール削除処理で使われているロジックを変更しました。このツールはMDaemonがユーザーやパブリックのメールフォルダから古いメールを削除する必要がある場合に呼び出されます。これまで、このツールはディスクにあるメッセージファイルの「最終更新日」を使っていました。MDaemonは今後、最初にメールのDate:ヘッダを確認するようになります。Date:ヘッダが存在し規格に沿ったものだった場合は、ファイルの最終更新日時ではなく、ここで定義された日時情報が経過時間の判断に使用されます。
この判定方法がこれまでの動きから変更となりました。
[17099] F2|ロギング|メンテナンスへ新しい設定を追加し、MDaemon AntiVirusのアップデートログ
(MDaemon\MDaemon AntiVirus\avupdate.log)を最大何日分保持するかを設定できるようにしました。新しいデフォルト値は30日間分のログを保持します。毎日夜間に行われる処理で、MDaemonのアップグレードから最初の起動時、MDaemonはこのファイルから古いデータを削除します。また、このログファイルに対するファイルサイズの上限が設定されていない場合は、5MBへ設定されます。
[16924]
項目16924に関連した作業の1つとして、優先度が緊急と指定されている送信メールが、即時配信対象から外されてしまっている不具合を発見し、これを修復しました。緊急優先度のメールは\Queues\Remote\p?10*.msgのパターンに一致したファイル名で定義されています。この命名規則に沿ったファイルが正しく検出され、リモートキューの処理間隔(この設定値が正しくありませんでした)に関わらず、5秒以内に処理されるようになりました。また、RAWメッセージは高い優先度で生成されている場合でもMD_PRECEDENCE_LOW
(最も低い優先度)としてキューへ展開されていました。念のため、優先度が「高い」メールがキューの先頭へ挿入され、次に予定されたキューの実行を待つのに対し、優先度が「緊急」のメールは、生成される事でキューの処理を実行します。念のため、F2|サーバ設定|優先度でキューの処理をすぐに行う重要なメールの定義を確認して下さい。最後に、認証エラーによるIMAPログインの失敗は(SMTPとPOPの失敗だけが対象でしたが)ログに残すよう設定されていた場合であってもイベントログへは記録されていませんでした。こちらについては修正しました。
[11777]
メーリングリストのダイジェストメッセージはUTF-8に対応していましたが、幾つかの不具合が原因で正しく動作していませんでした。これらの問題を修正した結果、ダイジェストデータファイルの行数を元に、ダイジェスト配信を実行する事ができなくなりました。
そのため、Alt+G||Digestから、このためのオプションを削除しました。また、MD_ListMaxLineCountのAPI機能は常に0(つまり無効)を返すよう変更されました。次に、DIGEST.MBFは必要性がなくなったため削除しました。MD_ListInfo構造とDigestMBFメンバーに関連したAPIは元の場所にありますが変更によりメンバーが保存されず、常にDIGESTの値が含まれるようになりました。最後に、
$BODY-DIGEST$は必要性がなくなったため削除しました。
[16664] LDAP:Ctrl+G|検証とCtrl+U|Active
Directory|LDAPタブへ新しいチェックボックスを追加し、表示した候補から選択できるようになりました。MDaemonはこのチェックボックスを有効にしない限り、全てのLDAP接続における照合を行わないようになりました。これは常に情報の照合を行っていたこれまでの動作と異なります。この機能は、一部の利用者にとって問題を引き起こしたため無効に設定される事となりましたが、必要に応じて該当オプションを有効化して頂けます。
[16698]
Ctrl+S|送信者認証|SMTP認証に新しい設定を追加しAUTHで使用する認証情報がFROMヘッダと一致する事を要求できるようになりました。これにより、ユーザーXとして認証されたあるユーザーが、Yとして名乗るような状態を防ぐことができます。これは、従来の、return-pathと認証ユーザーを比較する機能と似ています。この設定はデフォルトで有効となっており、エイリアスも通常アカウントアドレスと同様に処理します。
[17465] Ctrl+S | 送信者認証 | SMTP認証
の画面において、メッセージ認証の一致(Return-PathもしくはFromヘッダアドレスの一致)に関連する2つのオプションが増えました。どちらのオプションも有効にした場合、ゲートウェイ機能のメール保存や転送において、問題が発生する可能性があるため、Ctrl+G
| ゲートウェイマネージャ | ゲートウェイ全体設定
画面にごれらの設定からゲートウェイで処理するメールを除外するオプションも追加しました。このオプションは、デフォルトで有効です。
[16638] MDPGP:
MDPGPに関連した複数のデフォルト設定を変更しました。インストールを行うのが初めてだったり、UIへアクセスした事がなかった場合は、新しい設定を最新の注意を払い、確認して下さい。過去のインストールからのアップグレードだった場合でMDPGPのUIへも過去にアクセスした事がある場合は既存設定が変更される事はありませんが、次の項目の確認と、必要に応じた設定変更を行って下さい:
- "MDPGPを有効化" (デフォルトで有効です)
- "全てのサービスで、ローカルの全MDaemonユーザーを認証する"
(デフォルトで有効です)(従来は「全てのMDaemonユーザーでMDPGPを使用する」という設定でした。
- "送信者の秘密鍵が分かる場合は自動で署名を追加する" (デフォルトで無効です)
- "自分宛のメールを暗号化/署名追加する" (デフォルトで有効です)
- "要求に対して公開鍵をメール送信する (--pgpkコマンド)" (デフォルトで有効です)
- "暗号化失敗の詳細をメールで通知する (--pgpeコマンド)" (デフォルトで有効です)
- "0日で期限切れとする" (デフォルト値を365へ変更しました)
これらの全オプションはセキュリティメニューの中のMDPGP
GUIで確認できます。設定の中には(全体のMDPGPサーバー自体も含む)デフォルトで有効になった項目もありますが、鍵が公開され、キーリングへ追加されるまで、この機能が使われる事はありません。これらの設定が要件と異なる場合もあります。実際の設定値を確認し、必要に応じて変更を行って下さい。
[17263]
メール配信の際のMXレコードルックアップに失敗すると、メールが次回の配信処理用にキューへ残されます。この変更はRFCの規格へ基づいたものです。従来、MDaemonでは直接配信に失敗すると、すぐにメールを設定に基づき差し戻していました。
[17522] このバージョンのMDaemonから古いバージョンのBlackBerry Enterprise Server
(BES)との互換性がなくなります。このバージョンのMDaemonをインストールすると、BES機能が無効化されます。引き続き、BESを稼働させるには、BES
for MDaemonをバージョン2.0.3へと更新して下さい。
主な新機能
[15733] WORLDCLIENT/PKA1公開鍵サーバー (MDaemon PROが必要です)
WorldClient:
WorldClientが基本的な公開鍵サーバーとして動作します。MDPGPのGUIに有効化/無効化の新しいチェックボックスが追加されました。有効にすると、WorldClinetでユーザーの公開鍵リクエストを受け付けるようになります。要求するためのURL形式は次の通りです:
"http:///WorldClient.dll?View=MDPGP&k="
にはWorldClientサーバーのパス(例えば、http://wc.altn.com といった形です)を入力し、には16桁のkey-id
(例, "0A1B3C4D5E6F7G8H")を入力します。key-idはフィンガープリントの最後の8バイトで構成され、全部で16文字となります。
DNS (PKA1):
MDPGPがPKA1を使ったDNS経由での公開鍵の取得に対応しました。MDPGPのGUIへ新しいチェックボックスが追加され、この機能の有効化/無効化が行えるようになりました。有効にすると、PKA1クエリが生成され、キーURIを確認し次第それを収集し、検証した上で、キーリングへ追加します。お使いの公開鍵をドメインのDNSで公開するには、特別なTXTレコードを生成する必要があります。生成方法の例は次の通りです:例えば、ユーザー arvel@altn.com
がkey-id「0A2B3C4D5E6F7G8H」を持っていると仮定します。この場合、ドメイン「altn.com」のDNSではTXTレコードとしてarvel._pka.altn.com
(メールアドレスの@部分を「._pka.」という文字列へ置き換えます)を追加します。TXTレコードのデータは次のようになります: v=pka1; fpr=;
uri=/WorldClient.dll?view=mdpgp&k=0A2B3C4D5E6F7G8H。ここでの
にはキーのフィンガープリント全体(20byteのフィンガープリント値を示す40文字)を記入します。キーのフィンガープリント全体は、MDPGP
GUIでキーをダブルクリックし、確認できます。この方法で正しく収集され、キーリングへインポートされたキーはfatchedkeys.txtという新しいファイルへ記録されます。キーはPKA1レコードのTTL値に沿うか(MDPGP
GUIで追加された設定箇所で)指定された時間が経過することで期限切れとなり削除されます。この2つの値は、大きな方が優先されます。つまり、設定する値はキーがキャッシュされる最小時間であるという事です。デフォルト値は12時間で指定できる最小値は1時間となります。
より詳しい説明やpka1の手法を使った例はGoogleで「pka1 keys in dns」と検索すれば見つけられるでしょう。
トラッキングキー:
この機能の一環として、MDPGPで、key-idと時にsub-kei-idを使った組み合わせでキーをトラッキングするという煩雑な方法ではなく、常にメインのkey-idでトラッキングを行うという、内部的な変更が行われました。UIを整理し不必要なkey-idに関連する2つの列を削除しました。また、この作業によりMDPGPのエクスポート用フォルダの操作をより厳密に行う必要が生じました。キー自体は暗号化されているものの、ユーザーの秘密鍵がこのフォルダへ保管されているため、このフォルダ(と可能であればPEMフォルダ構造全体)を権限を持たないユーザーからアクセスする事のないよう、OS側で保護するようにして下さい。
優先キー:
この処理の一部として浮上した問題が、同じメールアドレス用のキーが、キーリング上に複数存在する場合の問題でした。従来のバージョンでは、MDPGPは複数あるキーの中で最初に発見したキーを使うという単純な仕様になっていました。今後は、対象のキーを右クリックし、優先キーとして設定する事ができます。優先キーが見つかった場合、キーは複数存在する場合でも、常に優先して使用されます。メールアドレス用のキーが1つしかない場合は、このキーが優先キーとして自動設定されます。(優先キーの設定を行っていなくとも自動設定されますが、手動で優先キーの設定を行って頂いてももちろん構いません。)同じアドレス用に複数のキーが存在していて、優先キーとして設定されているものがない場合は、最初に見つかったキーが使用されます。キーが優先キーとして選択されている場合はUIの最初の列にアスタリスクが付与されます。Preferred.txtには選択された優先キーの情報が保持されます。
無効なキー:
この機能の一環として、無効化されたキーを記録する方法を変える必要がありました。従来のバージョンでは、対象のkey-idをplugins.datファイルへ記録していました。このバージョンからはplugins.datの設定と、新しいoldkeys.txtを統合し、無効なキーを管理します。削除されたキーの情報は今後、このファイルへ記録されます。
[2214] XMPPインスタントメッセージングサーバー (MDaemon PROが必要です)
XMPPサーバーがパッケージされ、MDaemonでサードパーティーのXMPPクライアントを使ったインスタントメッセージが行えるようになりました。クライアントはほとんどのOSやモバイル端末用に提供されています。クライアントの一覧については、
http://xmpp.org/xmpp-software/clients/
を参照して下さい。XMPPインスタントメッセージはMDaemonの従来のチャットシステム(WorldClient Instant
Messenger)とは完全に別のシステムです。
サーバーはWindowsサービスとしてインストールされ、設定画面はMDaemon
UIでCtrl+W|XMPPからアクセスできます。XMPPサーバーではデフォルトで5222番ポート(STARTTLSを使ったSSL)と5223番ポート(SSL専用)を使用します。XMPPサーバーはMDaemonで有効化されているSSL設定情報を使って通信を行います。
複数のユーザーチャットは、デフォルトでは「conference.(ドメイン名)」で指定しています。ユーザー検索サービスは、デフォルトで「search.(ドメイン名)」で指定します。これらの値は、使用するクライアントによって自動入力されている事がよくある項目です。検索フィールドは「Name」と「Email」です。%シンボルはワイルドカードとして使用される場合があります。XMPPクライアントによってはDNS
SRVレコードを使ってホスト名を自動検出を行います。
http://wiki.xmpp.org/web/SRV_Recordsを参照して下さい。XMPPに関する詳細は
http://xmpp.orgを参照して下さい。
[16575] FROMヘッダの保護/変更
この機能を嫌う人もいますが、過去に被害にあった経験のある人にとっては朗報です。ユーザーは攻撃者から送られてきたメールを正規のメールだと勘違いする場合があります。これはメールクライアントが送信者の名前のみを表示し、メールアドレスを表示しない場合があるために発生している事が多くあります。この新機能はFrom:ヘッダを使用した、こうした攻撃を防ぐのに役立ちます。有効にしていると、From:ヘッダが変更されます。例えば、From:
"Spartacus" というヘッダは From: "crixus@capua.com -- Spartacus"
と変更されます。これはローカルユーザー宛のメールに対してのみ有効になります。このオプションはデフォルトで有効です。設定画面へはCtrl+S|スクリーニング|ハイジャック検出
よりアクセスできます。
[8526] OCクライアント設定の一元管理 (MDaemon PROが必要です)
MDaemonはこれまでOutlook Connectorユーザーへクライアント設定をプッシュ配信していました。設定 | Outlook Connector
(または Alt+O|OCクライアント設定) でアクセスできる設定画面では、全ドメインのOCユーザー全員用の設定が行えました。MDaemon Private
Cloudバージョンにおいては、ドメイン毎の設定用に、ドメインマネージャ内には同じ設定画面を用意していました。この設定と同じものはOCクライアントにも用意されていて、ユーザーは次回の接続から該当の設定の適用対象となっていました。この機能はデフォルトで無効になっています。設定は新しく追加されたか、OCクライアントへ最後に接続してから変更があったユーザーに対してのみ適用されます。
明らかに、(例えば「名前」など)クライアント設定の中には全てのOCユーザーへ1つの値を適用する訳にはいかないものも幾つかあります。そのため、$USERNAME$といったマクロが、OCクライアントへ設定を適用する際、個々のユーザーの値を呼び出します。ここでは、「名前」のフィールドへ(例えばArvel
Hathcockといった)ハードコードされた値を使わないよう注意して下さい。使ってしまうと、設定が適用された後、全てのユーザーの名前が、Arvel
Hathcockとして登録されてしまいます。UIではこうした設定に対して警告メッセージを表示しますが、細心の注意を払っておく事も重要です。UIにはMDaemonのマクロシステムを確認するためのボタンも用意してあります。ドメインの設定時チェックぼっくがOCクライアント設定画面へ表示され、OCユーザーがここでの設定を上書きできるかどうかを決定できます。もしも上書きさせたくない場合は、設定を上書きする事で、OCクライアントの中の設定画面は無効になります。
この機能はOCユーザーがOutlook Connector v4.0.0か、それ以上のバージョンを使っている場合にのみ使用できます。
この機能の一環としてOutlook Connectorの画面を、アカウント|アカウント設定から、設定|Outlook Connectorへ移動しました。
[16758] IPスクリーンのアップデート
Ctrl+S|スクリーニング|IPスクリーンに新しくインポート用のボタンが追加されました。MDaemonは部分的に(通常はファイアウォールで利用する)APFと(一般的にウェブサーバーが使用する).htaccess形式ファイルの定義に基づいてインポートを行います。MDaemonは(現時点での)ファイル形式のサブセットのみを認識します。例えば、「deny
from」と「allow
from」は認識しますが、それ以外の定義は認識しません。(ドメインではなく)IPで指定された値のみがインポート対象となります。各行は空白(又はカンマ)で分けられたIPアドレスが含まれます。例えば、「deny
from 1.1.1.1 2.2.2.2/16」はOKで、「3.3.3.3, 4.4.4.4,
5.5.5.5」も使用できます。これらのファイルはサービスへアクセスコントロールを行う目的で使用されるため、IPアドレスは許可/拒否対象リストとして使用されます。これらのファイルはオンラインからダウンロードでき(例えば)特定の国や地域の全IPをブロックする事ができます。例えば、google検索で「<特定の国>からのIPアドレス一覧」で検索できます。#から始まる行は無視されます。各行にはIPアドレス以外の情報が含まれている場合もありますが、IPアドレスのインポート処理自体に支障はありません。個人的には今後のアップデートで、この機能が更に便利になる事を望んでいます。もしもMDaemonにインポートさせたいサンプルがあったら私にご連絡下さい。
[10239] 製品の最新バージョン自動インストール
Ctrl+O|初期設定|アップデートという新しい画面では、MDaemonが最新版の無人インストールを行うかどうか、行うとすればいつ行うか、を指定する事ができます。設定が有効になっている場合、MDaemonはMDaemonそのものと、(使用中の場合は)MDaemon AntiVirusとOutlook
Connectorの自動アップデートが行えます。Outlook Connectorはサーバーのアップデートのみを行います。Outlook
Connectorクライアントのアップデートは別の方法で行う必要があります。
MDaemonが製品の新バージョンを検出すると、プログラムをダウンロードし指定した時刻にインストールを実行するためキューへ保管します(デフォルトは2
AMです)。キューに保管されたアップデータは(仮に、サーバーが別の理由で定期的に再起動しているような場合であっても)サーバーが再起動したタイミングで処理されます。キューの中のアップデート用プログラムの一覧は、新しい「QueuedUpdates.dat」というファイルへ書き込まれており、このファイルを削除する事で、予定している最新版のインストールをいつでも取り消す事ができます。アップデート用のインストーラーはMDaemonフォルダの外にある、新しい「Updates」フォルダへ保持されます。複数の製品がアップデート対象の場合は、それぞれのプログラムのどれかがシステムの再起動を必要とした際、まとめて実行されます。自動インストールを行わない場合は、この設定を有効化しないでください。(この設定はデフォルトで無効になっています。)
自動アップデートが行われると、postmasterや管理者へ送信される、手動アップデートの通知は生成されません。代わりに、インストール後の「注意事項」に関する通知が、アップデート完了通知と併せて送られます。また、システムログにはインストール処理の全てが記録されます。例えば:「アップデートをインストール:<インストーラーのパス>」「MDaemonはインストールプロセスにより停止されました」「サーバーはインストール完了後に再起動します」など、表示されるメッセージの全てがログに残ります。最後に、この処理には長い時間(分単位です)がかかる場合があり、アップデートの開始からサーバーの再起動が完了するまでの時間を想定しておく必要があります。サーバーは、この処理の中で再起動が行われる事を前提としておいて下さい。
この処理の一環として、「MDLaunch /stop」の実行時に表示されていた、確認用のメッセージ表示がなくなりました。
この処理の一環として、postmaster宛てのアップデート通知のオプションを、Ctrl+O|初期設定|その他から、先述の新しい画面へ移動しました。
[16810] WORLDCLIENTのアップデート
[7937] WorldClientのLookOutとWorldClientテーマで、メールをカテゴリ別に分類できるようになりました。ユーザーはオプション
|カラムの中の、メール一覧のセクションで、「カテゴリ」をチェックし、カテゴリのカラムをメール一覧へ追加できます。1通または複数のメールに対してカテゴリを選択するには、対象のメールを選択し、右クリックして下さい。メニューの中に「カテゴリ
>
」オプションが表示されます。このオプションをクリックすると、全カテゴリが表示されます。カテゴリが27種類を超えると、上下の矢印が一覧の中へ表示されます。表示されていない別のカテゴリを確認するには、下向きの矢印をクリックし、上向きの矢印で上部のカテゴリ表示へ戻る事ができます。ユーザーがカテゴリ編集の権限を持っていると、LookOutでは「カテゴリの編集」、WorldClientでは「追加」のドロップダウンメニューが表示されます。メールを1通のみ選択した場合、保存した変更は対象のメールへ適用されます。ユーザーはメール一覧画面でもカテゴリの選択と編集が行えます。ユーザーは、カテゴリを元にしたメールの並べ替えや、メールの検索を行う事もできます。
[15829] WorldClientの管理者も、独自のカテゴリを作成できます。独自カテゴリ用に、DomainCategories.jsonと
PersonalCategories.jsonの2つのファイルが存在しています。
ドメインカテゴリはデフォルトで全体に対し有効化されています。これを無効にするには、MDaemon\WorldClient\Domains.ini
[Default:Settings]
でDomainCategoriesEnabledの値をNoへ変更して下さい。ユーザーは個々のカテゴリの追加や編集が行えるようデフォルトで設定されています。これを無効化するには、ユーザー毎(ユーザーのUser.iniの[User]以下)か全体(MDaemon\WorldClient\Domains.iniの[Default:UserDefaults]以下)
で、CanEditPersonalCategoriesの値をNoへ変更して下さい。ドメインカテゴリが有効で、ユーザーが個々のカテゴリ編集を行えないようにすると、ユーザーはDomainCategories.jsonへ記載されているカテゴリ一覧の表示のみが行えるようになります。ただし、ドメインカテゴリが無効化されており、ユーザーも個々のカテゴリの編集が行えない場合、ユーザーへはPersonalCategories.json内のカテゴリ一覧が表示されます。既にUserCategories.jsをお持ちのユーザーはMDaemon
16.5へアップグレードしても、既に変更しているデータを失う事はありませんが、ドメインカテゴリが有効な場合、UserCategories.jsファイルのカテゴリでDomainCategories.jsonカテゴリと一致するするものは、読み取り専用となります。同じサーバー内でマルチリンガルなユーザー向けに、DefaultCategoriesTranslations.jsとCustomCategoriesTranslations.jsonの2つの翻訳ファイルを追加しました。DefaultCategoriesTranslations.jsはMDaemonのアップグレードの度に上書きされますが、CustomCategoriesTranslations.jsonは上書きされません。必要な個別カテゴリはCustomCategoriesTranslations.jsonへ追加して下さい。WC対応言語と紐づいた言語のファイルがWorldClient上で、予定/メモ/仕事用のカテゴリとして使用できるようになります。ここで説明したファイルに関するより詳細な情報は、MDaemon\WorldClient\CustomCategories.txtファイルを参照して下さい。
[16497]
LookOutとWorldClientテーマにおいて、メール作成画面で、件名や本文に添付という記載があった際、送信前に添付ファイルの確認を行うオプションを追加しました。
[5304]
管理者がWorldClientユーザーからホワイトリストやブラックリストフォルダを隠す事ができるようになりました。この設定を行う場合は、MDaemon\WorldClient\Domains.iniの
[Default:UserDefaults]で、HideWhiteListFolder=YesとHideBlackListFolder=Yesを設定して下さい。ユーザー毎のUser.ini内の[User]セクションで、HideWhiteListFolder=NoやHideBlackListFolder=Noが設定されているユーザーは、個別のホワイトリストやブラックリストを引き続き表示できます。
[16545] [16729] [16728]
アカウントエディタ|ウェブサービスとCtrl+T|テンプレートマネージャ|新しいアカウント|ウェブサービスへ、アカウントがWorldClientへログインする際、2段階認証
(2FA)システムの利用を必須とするかどうか、2段階認証システムの利用を許可するかどうか、を設定するための新しいチェックボックスが2つ追加されました。2FAの利用を許可した場合、ユーザーは2FAを利用するかどうかを選択できるようになります。(2段階認証の設定に関する詳細はユーザーマニュアルを参照して下さい。)ただし、2段階認証の許可と必須が両方有効化されていた場合、2FAの設定を行っていないユーザーは、次回のWorldClientログイン時、2FA設定用の画面へリダイレクトされます。2FAの利用をすぐに必須とする場合、全てのユーザーがログインし直すよう、WorldClientサーバーを再起動して下さい。ユーザー認証アプリケーションが、WorldClientの検証を通過すると、ユーザーは通常のWorldClient画面へリダイレクトされます。2FAが必須として設定されている場合、WorldClientのオプション|セキュリティページから、この機能を無効化する事はできません。ただし、ユーザーは「新しい共有秘密鍵を取得」と「共有秘密鍵を表示」ボタンを引き続き使用できます。
[16293] MDPGP署名の検証 (MDaemon PROが必要です)
MGPGPでメールの中に組み込まれた署名の検証が行えるようになりました。従来、メールが暗号化され、署名されていなければ、検証を行う事はできませんでした。今回の変更により、暗号化されずに表示されている署名も検証できるようになりました。WorldClientは、検証が完了したメールへ、アイコンやテキスト文字列を追加して表示するようになりましたので、必要に応じてMDPGPログを確認して下さい。今回の変更の結果、MDPGPのGUIへ新しいチェックボックスが追加され、ローカルではないユーザーの署名検証(デフォルトで有効です)と、このサービスを使用しないメールアドレスの指定(「MDPGPサービスを使用するユーザー・使用しないユーザーを個別指定する」をクリックします)が行えるようになりました。
変更点と新機能
- [17372]
MDaemonで@domain.comのコンポネントがないMAILやRCPTパラメータを拒否するようになりました。従来、MDaemonは不足している箇所を「修復」するよう試みていましたが、MDaemonはこうしたパラメーターは@domain.comを必須とするRFCに反するとして、今後は受け入れないようになります。MDaemonやRFCのルールで許可されている唯一の例外は、予約済メールボックス「postmaster」で、これは@domain.comのない場合であっても、正規のRCPTとして受け付けなくてはなりません。
- [16884]
MDaemonのSMTPとPOPクライアントで、先方のホストから提供されるSSL証明書の検証が行えるようになりました。ただし、IETFで様々な仕様の検証が残っている今の段階では、検証の結果行えるアクションは、ログへ一行を追加する事だけです。今バージョンからは、先方のホスト名が(存在していれば)証明書のホスト名と一致しているかや、証明書がWindowsで認識される正規の第3者から発行されているかどうかを、ログから確認できます。「無効な」SSL証明書が大量にあったとしても、混乱しないでください。証明書はデータの暗号化を行う上では全く問題はありません。証明書が「無効」とされているのは、自己発行の証明書か、証明書の内容と実際のサーバーホスト名が異なっているか(又はその両方)が原因です。こうした場合は、暗号化が実行されている事を確認して下さい。(潜在的に多くの証明書を最初の段階から受け入れていた)TLSに対しては、多くの脆弱性が発表されてきましたが、これらは業界の専門家によって研究され、その結果が製品へも実装され続けています。
- [16585] MDaemonのUIを変更しました: サービスの自動検出とXML
APIサービスの統計で、サーバーへアイテムを追加しました。ActiveSyncサーバーの右クリックメニューには新しいコマンドを追加しました。「ActiveSyncサーバーを有効化」はファイルメニューから削除しました。ActiveSyncサーバーのログはWorldClientではなく、プラグインのサブ・タブとなり、自動検出サービスとXML
APIサービスのログも同じ場所へ移動しました。
- [16924]
F2|ロギング|Windowsイベントログへ各種操作や編集のための新しいチェックボックスを複数追加しました。これにより、指定したメールアドレスと携帯電話とのemail-toSMS
(テキストメッセージ)用ゲートウェイ)としてご利用頂けるようになりました。例えば、Verizonとして、メールアドレスがPhoneNumber@vtext.com
(例:
8175551212@vtext.com)だったとします。この値を指定すると各種イベントの隣にある個々のチェックボックスを各自が有効化できます。指定したイベントが発生すると、メッセージが指定したSMSゲートウェイアドレスへ送信されます。
現時点で、シャットダウンについての即時通知は、通知を行うMDaemon自身がシャットダウンしているため、実装することができませんでした。どのように実装するべきか結論が出るまで、シャットダウンの通知は行えません。また、この機能のトリガとなるイベントは一時的にリモートキューの処理を実行します(通知は「緊急」メールとして処理されます)。
- [17049]
Ctrl+S|送信者認証|SPF検証でホワイトリストのドメインをSPFルックアップを含む事ができるようになりました。どのように機能するのかについては、画面で表示される説明をご覧ください。バックアップ用のMXプロバイダをSPF検証におけるホワイトリストへ登録しようとして、MXプロバイダの全アドレスを知らない事や個々に登録するには多すぎる事がよくあります。これをシンプルに回避するのに、バックアップMXプロバイダを、新しい「spf」タグでホワイトリストへ追加し、MDaemonに必要なルックアップをリアルタイムで行わせる事ができます。
MDaemonは自身の「wlinclude:」タグを対象ドメインの実際のSPF結果へ追加しています。この「wlinclude」データはログへ記録されますが、この「wlinclude」タグによって、ホワイトリストへ登録されているエントリを判断でき、DNSから取得したドメインの実際のSPFデータの一部ではない、という点が大変重要です。
- [12377]
Ctrl+P|DNS-BL|ホワイトリストで新たにFROM値のホワイトリストを許可するようになりました。具体的な動きについては画面上の説明をご覧ください。
- [16517]
Ctrl+S|スクリーニング|ダイナミックスクリーニングでアカウントが毎回同じパスワードで複数回認証に失敗した場合に、アカウントの凍結対象から除外する、新しいオプションを追加しました。このオプションはユーザーが定期的にパスワード変更を行っている場合にロックアウトされてしまうのを防ぐために便利です。このオプションはデフォルトで有効です。
- [16518] POP, IMAP,
SMTPサーバーでの認証情報をスクリーニングログへ追加し、これまで記録のないIPアドレスであった場合は、アクセスを許可したIPアドレスとして表示するようにしました。これによりアクセスに関する問題への対応が行いやすくなりました。
- [16567] Ctrl+S|スクリーニング|ハイジャック検出へ新しい設定を追加し、ローカルIPへ限定する際LAN
IPを含む事ができるようになりました。この設定はデフォルトで有効です。
- [16563]
Ctrl+S|スクリーニング|ハイジャック検出へ新しい設定を追加し、接続を5XXと4XXのどちらで拒否するのかをコントロールできるようになりました。
- [15869] Ctrl+U|その他|クォータで最初のチェックボックスの文言を、より理解しやすいものへ大幅に変更しました。
- [10055]
コンテンツフィルタでルールを使用した合計数を記録するようになりました。これはCFRules.datのルール毎に、HitCount=XXとして記録されます。
- [16595] MDPGP: resultsヘッダが、ヘッダーデータの中のFQDNをより的確に算出できるようになりました。
- [16474]
ドメインを削除した際、F2|サーバー設定|パブリック&共有フォルダでパブリックフォルダを削除する設定を行っていた場合のみ、ダイアログでパブリックフォルダの削除に関して確認するようになりました。
- [16634]
画面の中で、タブの順番が誤っていたり、タブキーが全く使用できない箇所がいくつかあり、左側のツリー表示から右側のダイアログボックスや、OK/キャンセル/ヘルプのボタンへの移動も行えませんでした。こうした問題を修正しました。この変更の一部として、F2|ロギング|ログモードを再構成する必要がありました。Shift-Tabで逆方向へ移動できますがTabの順番は未対応です。Tabキーで通常通りの順番であれば問題ありません。
- [13601] Ctrl+A, Ctrl+C, Ctrl+VがUIの中で必要な箇所で使用できるようになりました。
- [16644]
Windows|コンポジットログの上位に表示されている「コンポジットログを有効化」ボタンで、ロギングのUIから既存のコンポジットログのトップへ移動したり、ログが生成されていなければ、新しく生成したりできるようになりました。
- [16645]
コンポジットログウィンドウでキャプションとしてログへ含まれていたアイテム名を表示するようになりました。注意点:コンポジットログへ表示するアイテムを変更したい場合は稼働中のコンポジットログを閉じて再起動し、ウィンドウキャプションをアップデートする必要があります。
- [16649]
新しいリストメンバーダイアログへ説明文を追加しました。ここではリストメンバーのaddrbook.mrkへの任意のパスがどのように使われるのかを説明しています。
- [16647] LDAP:
ldapcache.datではLDAPルックアップにおける送信者の値を不必要にキャッシュしていました。この値はLDAP処理中のキャッシュのチェックで無視されている事から、この値の存在には意味がありません。今後キャッシュへ追加されるアイテムへこの値を含む事はなく、既存のアイテムは徐々に現在のキャッシュからなくなります。
- [16648] LDAP:
LDAPオプション画面へLDAPキャッシュの有効化/無効化を行うチェックボックスを追加し、この画面を移動して、F2|サーバー設定からLDaemon設定を除外しCtrl+U|Active
Directoryへ移動しました。LDAP関連設定はこの画面で管理されていくことになります。
- [16654] LDAP:
ログをアップデートし、複数の不具合修正を行いました。まず、システムログへは何も記録しないようになりました。全てのログはLDAPタブへ記録されます。エラーはより分かりやすく、適切に記録されるようになりました。コンポジットログは従来正しく使用されていませんでしたが、これを修正しました。
- [16653] LDAP: エクスポートのスピードが向上し、単純に向上だけでなく、内部的にボトルネックになっていた問題を幾つか修正しました。
- [16652] LDAP: Ctrl+U|Active Directory|LDAP
へ新しいチェックボックスを追加し、プロトコルバージョン3のサーバーを正しく扱えるようになりました。
- [16655] LDAP: Ctrl+U|検証タブ へ新しいチェックボックスを追加し、プロトコルバージョン3のサーバーを正しく扱えるようになりました。
- [16661]
SyncMLログのタブを削除し、WebDAVログのタブへ差し替えました。SyncML機能は削除しておらず、ログはディスクへ保管されているものをNotepadで閲覧できます。
- [16679]
ActiveSyncログファイルには曜日毎とミリセカンド単位でのログが保存されていましたが、GUIでは表示されていませんでした。これを表示するようにしました。
- [5000] LDAP:
通常MDaemonがエイリアスをLDAPアドレス帳へエクスポートする際、アカウントの実際のアドレスをCNフィールドとしていました。これは長い間汎用的に行われていた方法でした。ただし、エイリアス以外の情報はアカウントのフルネームをCNフィールドに挿入しており、これはより正しい方法でした。Ctrl+U|Active
Directory|LDAPへ新しいチェックボックスを追加し、エクスポート処理で常にアカウントのフルネームをCN値へ挿入できるようになりました。このオプションは、既存の動作に支障がないよう、デフォルトで無効になっています。
- [16705] SMTPサーバーが、コマンドを認識できない場合に、"501 5.0.1 Missing or errant parameters"
(技術的には誤っています)ではなく、"500 5.0.0 Unrecognized command" (正しい情報です)で応答を返すようになりました。
- [16732] MDaemonから呼び出していたAVアップデートをMDaemon AntiVirusのコードへ移動しました。
- [16704] 「ヘルプ|MDaemon製品の登録」へフリーサポートについてのリンクと説明を追加しました。
- [16790]
アーカイブツールで、アクセス権の問題が生じないよう、Windowsのtempフォルダではなく、MDaemonのtempフォルダを使用するようになりました。
- [16795]
UIが何の変更もない場合に、意味なくリフレッシュされている問題を修正しました。(特にリモート接続時)リフレッシュ状態の画面は分かりやすく表示されていました。windowは今後、実際に変更が行われた場合のみリフレッシュされます。
- [16579]「全てのアカウントへ適用」ボタンを、新規アカウントテンプレートのクォータページへ追加しました。
- [3267]
Alt+F2|ドメインマネージャ|設定で、新たにドメインが一時間毎に送信できる最大メール数を指定できるようになりました。(ゼロは無制限です。)この最大値に到達すると、それ以上のメールはキューへ残り、システムログへ記録されます。カウントは一時間毎もしくはサーバーの再起動時にリセットされます。このオプションはMDaemon
Private Cloudでのみ使用できます。
- [15148] ドメインのアカウントに対して、最大ディスク容量のクォータ設定をドメインマネージャの設定画面から行えるようになりました。このオプションはMDaemon
Private Cloudでのみ使用できます。
- [4442] Alt+F2|ドメインマネージャ|ホスト名 && IP
で、ドメインの有効化/無効化が行えるようになりました。ドメインが無効化されると、ユーザーはメールの送受信が行えなくなり、新たに届いたメールは「User
Unknown」のエラーで拒否されます。このオプションはMDaemon Private Cloudでのみ使用できます。
- [16814] MDaemonではシングルコーテーション(’の文字)やクォート("の文字)で囲んだ値をMAIL やRCPT
で受け付けないようになりました。MDaemonは従来これらを許可し、「修正」しようとしてきましたが、こうした形式は標準規格に沿っておらずモジュールに問題が生じる結果となったため、SMTPセッションの中でこの形式を拒否するよう変更しました。
- [16833]
WorldClientテーマにおいて、正規のPGP署名を含んだメールに対しては、メールのプレビューや外部のメール表示画面のメッセージヘッダへ「Verified
width key-id 」情報を含むようになりました。
- [16836] UIの下にあるステータスバーでバージョン情報と併せて32-bitか64-bitかを表示するようになりました。
- [17086] UIのツールテキストを「アクティブ/非アクティブ」から「有効/無効」へと変更しました。
- [3279]
WorldClientのLookOutとWorldClientテーマにおいて、繰り返しの仕事を追加できるようになりました。この機能はOutlookのものと同様です。
- [17100] 正しいDKIM署名のメールや、MDPGPで復号化されたメール、MDPGPで署名されたメールへアイコンを追加しました。
- [16297] LookOutとWorldClientテーマにおいて、イベントエディタで打合せ予定を許可・暫定許可・拒否できるようになりました。
- [17125] MDPGP: ライブラリとバイナリを最新バージョンへアップデートしました。
- [17130] クリーンアップイベント文字列を翻訳用のリソースへ移動しました。
- [6011]
WorldClientテーマへ、オプション|フォルダ画面やフォルダメニューから「共有フォルダ」を非表示にするための新しいオプションを追加ました。Domains.iniの
[Defaults:UserDefaults]でHideShareFolderOption=Yesを指定すると、全てのユーザーで共有フォルダが非表示となります。User.iniでHideShareFolderOptionを指定すると、Domains.iniの設定を上書きします。
- [6795]
LookOutとWorldClientテーマにおいて、削除済アイテムフォルダへ送信せずにメールを完全削除するためのメニューのショートカットキーを追加しました。メール一覧のコンテキストメニュー(右クリックで表示されるメニュー)で「完全削除」を選択するか、「Shift
+ Del」で選択したメールを完全削除します。
- [17203]
WorldClientテーマにおいて、メールのプレビューや別ウィンドウでのメール表示画面から、「連絡先へ追加」を削除しました。これはユーザーがマウスを上に乗せると、「連絡先へ追加」オプションが、どちらにしても表示されるためです。
- [17106]
LookOutとWorldClientテーマにおいて、ユーザーカテゴリの編集用にオプション|カテゴリを追加しました。画面はCanEditPersonalCategories=Yesで利用できるようになります。
- [17295] 処理の順番を、ダイナミックスクリーンの前にIPスクリーンをチェックするようにし、余分なCPUの負荷やログを少なくしました。
- [17293] Ctrl+U|自動応答へ新しい添付のタブを追加しました。ここで指定されているパスのみが自動応答スクリプト内で利用できます。
- [9291]
WorldClientテーマへ新しいチェックボックスを追加し、メールプレビュー画面と別ウィンドウでのメール表示画面のコンテキストメニューで、メールアドレスの表示をオフにするオプションを追加しました。Domains.iniの
[Defaults:UserDefaults]でHideEmailAddressHoverMenus=Yesを指定すると、全てのユーザーでメールアドレスが非表示となります。User.iniでHideEmailAddressHoverMenusを指定すると、Domains.iniの設定を上書きします。
- [17361]
メールキューの右クリックメニューテキストを、「ホワイトリスト送信先」から「ホワイトリスト宛先」、「ホワイトリスト送信元」から「ホワイトリスト送信者」へ変更しました。またメールキューのタブのヘッダを「From」「To」から「送信者」「宛先」へ変更しました。
- [17363] Ctrl+P|スパムフィルタ|設定
へDNS-BLとマッチした場合のスパムスコアの設定オプションがありましたが、このオプションはCtrl+P|DNS-BL|設定の中のオプションと重複するため削除しました。また、これによって設定が正しく保存されていない場合がありました。
- [17192] MDPGPを完全に無効化している場合、メールのログを残さないようになりました。(これはディスク容量の浪費になります。)
- [12944] LookOutテーマで連絡先フォルダから複数の連絡先を選択し、選択した連絡先全てにメールを送信する機能を搭載しました。
- [13360] WorldClientテーマにおいて、 メモを保存する際のXをフリッピーディスク(セーブアイコン)へ変更しました。
-
- [17374] WorldClientとRemote Adminで使用しているHTMLエディタを新しいバージョン (CKEditor
4.5.10)へアップデートしました。
- [17504] MDaemonがOutlook Connectorの新バージョン
(4.0.0以降)がインストールされると、リリースノートをpostmasterと全体管理者へメールで送信するようになりました。
- [16807]
ActiveSyncクライアント設定でiOSクライアントから、ログオンエイリアスをプライマリSMTPアドレスとして返す事により、エイリアスを使ったメール送信が行えるようになりました。
修正点点
- [16520] ログファイルのアーカイブに正しくないファイルが含まれる場合がある問題を修正しました。
- [16536] MDPGPの細かな修正とボトルネックとなる処理の問題を修正しました。
- [16577] スパムフィルタの「フィルタ対象外」ホワイトリストがキューをベースにしたスキャンの中で機能しない場合があった問題を修正しました。
- [11768]
スパムフィルタの「フィルタ対象外」ホワイトリスト(とそれ以外の設定が)エンコードされたヘッダデータで正しく機能しない場合があった問題を修正しました。
- [15461] MDPGPが変更時ドメイン設定をリロードしなかった問題を修正しました。
- [16634] UIダイアログの左側のツリー表示がタブキーでアクセスできなかった問題を修正しました。
- [15223] 起動時にメインメニューですぐにキーボードを使用できなかった問題を修正しました。
- [16639] メールの暗号化に関連したMDPGP GUIオプションがサービス停止時にも無効化されていなかった問題を修正しました。
- [13217]
コンテンツフィルタの「〜へコピーする」アクションの対象がメーリングリストだった場合に、エンコードされたFromとSubjectヘッダがなくなってしまう問題を修正しました。
- [16675] フォルダへアーカイブされたメッセージへX-MDArchive-Copy:ヘッダが挿入されていなかった問題を修正しました。
- [4926] CFで特定のメールの添付ファイルの検出と展開に失敗していた問題を修正しました;また、これをログへ記録していなかった問題を修正しました。
- [11777] UTF-8:
メーリングリストのダイジェストメッセージが正しい文字コードでなかったため、読み取りできなかった問題を修正しました。また、ログをよりシンプルな方式で記録できるようアップデートしました。
- [14380] X-MDAV-Infectedヘッダでファイル名の一覧が正しくない場合があった問題を修正しました。
- [14382] UTF-8: 予定表のリマインダデータが正しくエンコードされていなかった問題を修正しました。
- [14755] (13.5以下の)古い32ビット版から新しい64ビット版へ移行する際のインストール処理エラーを修正しました。
- [4503] LDAP:
Alt+G|メーリングリスト設定で、ldapエクスポートの有効化/無効化を設定していても自動的に処理されていなかった問題を修正しました。また、このオプションに関する記載をアップデートしました。
- [14855]
コンテンツフィルタで設定していないにも関わらず受信した添付ファイルを圧縮してしまう問題を修正しました。添付ファイルの圧縮に関するログをより簡単なものへアップデートしました。
- [16690] UTF-8:
メールを特別な「ホワイトリスト/ブラックリストへ追加する」アドレスへ転送した際、誤ったフルネームが追加されてしまう場合がある問題を修正しました。
- [16689]
全てのテーマにおいて、2段階認証で、ユーザーが古い認証情報を削除して新しい認証情報をキャンセルしても、2段階認証が有効なままになってしまっていた問題を修正しました。
- [16759]
スクリーニングログで「----------」の行が追加されていなかった問題を修正しました。この行はログにとっては不要ですが、この行がないと検索機能が正しく動作しない場合があります。
- [16789] LookOutテーマにおいて、新着メール通知音の無効化が保存した後に保持されていなかった問題を修正しました。
- [16779] UIの中の不必要な書き込みや更新を修正しました。
- [16796] Minger: ゲートウェイの「テスト」ボタンが「成功 - 設定は機能しません」を正しいメッセージ(「成功 -
正しく機能しています」)へ修正しました。
- [7176] Minger: mingerでクォータ超過のアカウントに対しオプションを適用していなかった問題を修正しました。
- [16835] UIの下にあるステータスバーでIPv6アドレスを表示していなかった問題を修正しました。
- [16785] 全てのテーマにおいて、2段階認証を長いユーザー名と長いドメイン名で設定した際、バーコードが表示されていなかった問題を修正しました。
- [16831] WorldClientテーマにおいて、会社名のフィールドにアポストロフィが含まれていると、編集ボタンが機能しなかった問題を修正しました。
- [16715] WorldClientテーマにおいて、 連絡先を表示した際、コメントフィールドがノートと記載されていた問題を修正しました。
- [16714] WorldClientテーマにおいて、 新しい連絡先作成時のタブの順番がオフになっており、混乱を招いていた問題を修正しました。
- [16856] SPFの設定値が誤って再利用されていた際、SPF処理でエラーテキストを表示していなかった問題を修正しました。
- [16858] DMARCホワイトリストがDKIM/SPF承認ドメインリストを許可していなかった問題を修正しました。
- [16869] WorldClientテーマにおいて、 新しいフォルダのダイアログでテキスト入力後にEnterを押しても何も起こらなかった問題を修正しました。
- [16868] LookOutテーマにおいて、オプション | フォルダ -
通知用のチェックボックスがメール用のフォルダでない場合にも表示されていた問題を修正しました。
- [16090] LookOutとWorldClientテーマにおいて、日時表示と週表示の日付が予定一覧を印刷した際正しく表示されていなかった問題を修正しました。
- [16668] LookOutテーマにおいて、予定表の日時表示のカテゴリで、終日イベントをダークグレーにした際、誤った文字色になっていた問題を修正しました。
- [16880]
LookOutとWorldClientテーマにおいて、メール送信用のショートカットキーで「本当にこのページを終了しますか?」の警告文が表示されていた問題を修正しました。
- [16887] LookOutテーマにおいて、 FF
45.0.2ドイツ語バージョンでフォルダ一覧の予定表をクリックすると、リフレッシュされてしまう問題を修正しました。
- [16994] Remote Administrationがベイジアンデータベーストークンフィールドで十分なデジット数を許可していなかった問題を修正しました。
- [16971] Remote Administrationの「ログオン状態を保持する」が機能していなかった問題を修正しました。
- [16959] Remote AdministrationのホストスクリーンとIPスクリーンでIPv6アドレスの選択が行えていなかった問題を修正しました。
- [17039] Remote AdministrationのIPスクリーニングページで「未定義IPの処理」の値が常にブランクになっていた問題を修正しました。
- [17046] 転送メールがコンテンツフィルタのルールが設定されていた場合でも処理されていなかった問題を修正しました。
- [17036] 最後に空白を含んだメールフォルダ名の作成が許可されていた問題を修正しました。
- [16432] ウィンドウコントロールツールによって操作された際、キューのステータスがシステムログへ記録されていなかった問題を修正しました。
- [16912] AD: ユーザーデータフィールドのシングル%文字列が処理されていなかった問題を修正しました。
- [17093] パブリックフォルダマネージャで変更を行わずにキャンセルした際、「最初に保存して下さい」というメッセージが誤って表示されていた問題を修正しました。
- [16849] Remote Administrationで「全体アドレス帳から隠す」が設定されていなかった問題を修正しました。
- [16854] Remote Administrationでドメイン管理者のユーザーエディタの添付ファイルページの表示がブランクになっていた問題を修正しました。
- [16850] Remote
Administrationのゲートウェイエディタで特定のオプションで正しい値が表示されていなかった場合があった問題を修正しました。
-
- [17134] LookOutとWorldClientテーマにおいて、 日時表示で予定の選択を行えない事で編集が行えなかった問題を修正しました。
- [16339] LookOutとWorldClientテーマにおいて、
特定のフォルダへデフォルト連絡先表示の設定行い、2回保存すると、全ての連絡先へ適用されてしまう問題を修正しました。
- [16998] Remote Administrationでスパムハニーポッドへローカル以外のアドレス入力を許可していた問題を修正しました。
- [17198] Remote Administrationで特殊な文字列を使用するとドメインの編集を行えなかった問題を修正しました。
-
- [17275] LookOutテーマにおいて、
CCフィールドへ幾つかのアドレスが入っていた場合に、CCフィールドがウィンドウのフレーム内で折り返されていなかった問題を修正しました。
- [17349]
LookOutとWorldClientテーマにおいて、pdfの添付ファイルで.pdfの前に空白が含まれていると、pdfビューアが機能しなかった問題を修正しました。
- [17312] 全てのテーマにおいて、HTMLエンコーディングされた宛先の連絡先にアンパサンドが含まれていた場合の自動補完の問題を修正しました。
- [16605] WorldClientテーマにおいて、ウィンドウサイズを変更した後、未読メールの表示で既読メールが表示されていた問題を修正しました。
- [17319] 製品の複数のスペルミスを修正しました。
- [17316] アカウントエディタ|ホワイトリストのUIでボタンを使用した際に連絡先の携帯電話番号が誤って削除されていた問題を修正しました。
-
- [17413]
コンテンツフィルタのGUIで、「X-MDaemon-Deliver-Toヘッダが〜を含んでいた場合」のチェックボックスが、この条件を使ったルールを編集している場合にも、チェックされていなかった問題を修正しました。
- [17438] MDaemonアカウントが学習/連絡先宛に送信されたmultipartメールを正しく処理できない場合があった問題を修正しました。
- [17442] Remote AdministrationのIP SyntaxチェックがIPv6アドレスを正しく検証できていなかった問題を修正しました。
- [17439] Remote Administrationが新たなデフォルトのホストスクリーンエントリを正しく保存できていなかった問題を修正しました。
- [17453] Remote AdministrationでOutlook
Connectorアカウントの認証情報を正しく保存できていなかった問題を修正しました。
- [17471] CalDAVサーバーがSCHEDULE-AGENT=CLIENT ATTENDEEパラメーターを受け付けていなかった問題を修正しました。
- [17489]
MDaemonがスマートホストへメール送信するよう設定されていて、対象スマートホストのアドレスが正しく設定されていなかった場合に、MDaemonがクラッシュしてしまう場合があった問題を修正しました。
- [17484] Remote AdministrationのCFルールで指定する特定のアクションの変更が、正しく保管されていなかった問題を修正しました。
- [10012] WorldClient仕事で、予定時間と実際の時間フィールドで、入力した.が保存されていなかった問題を修正しました。
- [16197] WorldClientで同じ名前で署名用イメージを新しいイメージへ入れ替える事ができなかった問題を修正しました。
- [17461] MDaemonとRemote AdministrationとでMaxPingFolders設定が競合してしまう問題を修正しました。
- [17515] ActiveSyncでメールへ返信したり、メールを転送した際、メールのフラグを削除してしまう場合があった不具合を修正しました。
- [17425] ドメインのスマートホストが特定の環境下で使用されていなかった問題を修正しました。
- [17558] アカウントの整理で空のZIPアーカイブファイルを作成してしまい、その結果ファイルを削除してしまう場合があった問題を修正しました。
- [17563] WorldClientで仕事の開始日の開始時間の削除が保存されていなかった問題を修正しました。
- [17540] Remote Administrationで表示される特定の文字列が翻訳されていなかった問題を修正しました。
- [17292] Remote Administrationにおいて、ドメイン管理者用のMDASページの内の数か所で発生していた「Access
Denied」エラーを修正しました。
- [17586] Remote Administrationで端末毎のASクライアント設定の値が正しく表示されていなかった問題を修正しました。
- [17468] Remote
Administrationのサポートファイルエディタで、キャンセルボタンを押してもウィンドウを閉じる事ができていなかった問題を修正しました。
- [17581] Remote AdministrationのOutlook
Connectorユーザーページで、キャンセルボタンを押してもウィンドウを閉じる事ができていなかった問題を修正しました。
- [17585] 管理画面において、Ctrl+S|その他|BATVの2つのチェックボックスが正しく動作していなかった場合があった問題を修正しました。
- [16267]
ActiveSyncクライアントがMIME形式のメール本文をリクエストすると、デバイスで添付ファイルを許可していないにも関わらず、添付ファイルが送信されていた問題を修正しました。
- [17313] iOS
ActiveSyncクライアントを使って送信したFromヘッダのアクセント文字列がASCIIへ変換されてしまう場合があった問題を修正しました。
- [17613] ハイジャック検出が正しく機能できない場合がある問題を修正しました(稀に数多くの接続を許してしまう場合がありました)
- [17620] DMARCレポートの宛て先が誤って削除されてしまう場合がある問題を修正しました。
- [17619]
MDaemonのアカウント編集画面において、アカウントのスマートホストへの接続に使うパスワードが15文字で切られてしまっていた問題を修正しました。
- [17627] Remote Administrationのいくつかのページにおいて、ヘルプへのリンクが正しく張れていなかった問題を修正しました。
- [17616] 予定表の繰り返しイベントの終了日が、ActiveSyncクライアントと同期されていなかった問題を修正しました。