MDaemonサーバv15リリースノート

MDaemon 15.5.3 - 2015年12月15日

特記事項

[16132] 管理画面 Ctrl+S | 送信者認証 | DMARCレポート 画面内の連絡先メールアドレス欄に不正な、または不完全なメールアドレスの指定ができなくなりました。この欄には、正しく完全なメールアドレスを指定する必要があります。もし、この欄に正しく完全なメールアドレスが指定されていない場合、その修正を行うまでDMARCレポートが届きません。

変更点と新機能

修正点

MDaemon 15.5.2 - 2015年11月3日

特記事項

[15968] ActiveSyncサーバにおいて、パブリックフォルダディレクトリー内にメールディレクトリーを持つアカウントはアクセスできないようになりました。

 変更点と新機能

修正点

MDaemon 15.5.1 - 2015年10月06日

変更点

修正点

MDaemon 15.5.0 - 2015年 9月15日

特記事項

[14502] 日次のクォータレポートに、最終アクセス日時(IMAP, POP, WorldClientなどからの接続)も含むようになりました。これにより、QuotaReport.datテンプレートも変更となります。もし、本ファイルにカスタマイズを加えられていた場合、QuotaReport.dat.old と名前変更がされます。もし、カスタマイズをされていた場合、この新しいテンプレートファイルに同じカスタマイズを行って下さい。

[15058] ログのカラー表示の設定において、デフォルトが無効から有効へと変更しました。もし、従来通り無効にするには、Ctrl+O | 初期設定 | GUI 画面で変更できます。

主な新機能

[2399] CALDAV (MDaemon PROが必要です)

CalDAVプロトコルを使って、予定表の同期を行う機能が追加されました。有名なCalDAVクライアントには、Apple iCal (Mac OS X含む)、Apple iOS (iPhone) や Lightning カレンダープラグインを使ったThunderbird があります。設定画面は、設定 | Web,とIMサービス | WorldClient(webメール) | CalDAV にあります。

RFC 6764 (WebDAV (CalDAV)の予定表拡張に関するサービス定義)に準拠したクライアントの設定は、サーバアドレス、ユーザー名、パスワードだけで行えます。Apple iCalとiOSは、これに準拠しています。DNSレコードは正しいURLへクライアントがアクセスできるよう設定します。DNSレコードが設定されていない場合、クライアントはCalDAVが/.well-known/caldavであるものとしてウェルノウンURLへ名前解決を試みます。WorldClientの標準ウェブサーバーをアップデートし、こうしたウェルノウンURLに対応しました。

Liteningカレンダープラグインを使ったMozilla Thunderbiridといった自動でのCalDAVサービスへの接続に対応していないクライアントではURLをフルで入力する必要があります。

空き時間検索にも対応していますが、現時点でのLightning最新版 (4.0.2)ではCalDAVサーバーへの空き時間検索において既知の問題があります。この問題が修正されるまで、 https://addons.mozilla.org/en-US/thunderbird/addon/lightning/versions/"から、バージョン4.0.1.2を使用して下さい。

注意点: CalDAVクライアントからデータ送信を行うと、送信されたiCalendarデータが保存されます。データは.icsファイルとして「_DAV」サブフォルダ内に保存されます。このデータが後にiCalendarクライアントへ送信されると、サーバーが生成したデータと統合されます。これにより、サーバーは未対応のカスタムプロパティを保治することになります。新しい「PersistentData\iCalendarFile」ノードはcalendar.mrkファイルへ追加されます。APIはデータが削除された際、こうしたファイルを併せて削除するようアップデートされました。

問題を報告する前にデバッグログオプションを有効化し、HTTPメッセージを記録するオプションを有効化した上で、事象を再現してみて下さい。これはMDRA設定ダイアログやWorldClient.iniファイルへ次の行を追加する事で実現できます。

[WebDAV]
LogLevel=1
LogMessages=Yes

注意点: OutlookDAVクライアントのテストには特に注意して下さい。複数のMAPIプロファイルが存在していると、サーバーから受け取る予定表アイテムをクライアントから全て削除しようとするコマンドが送られる事を確認しています。OutlookDAVはデフォルトのMAPIプロファイルのみ対応しています。

[9651] OPENPGP対応 (MDaemon PROが必要です)

稼働しているMDPGPとの連携に対応しました。MDPGPを使うとOpenPGPに対応し、MDaemonで暗号化、複合化、基本的なキー管理機能を利用する事ができます。これは安全性の高いメールの暗号化の導入に大変効果的です。新しい「MDPGP」タブがセキュリティタブの下へ追加されました。ここではMDPGP処理の状態を確認する事ができます。また、MDPGPはセキュリティメニュー以下からもアクセスできるよう設定が行えます。コンテンツフィルタのアクションとして、メールの暗号化・複合化を選択できるようになりました。DOCSフォルダのMDPGP-Quick-Start.htmlでMDPGPの設定や値に関する詳細情報をご確認頂けます。私達で決定する事ができないライセンス上の制限として、この機能はロシア市場向けMDaemonでは使用できず、搭載もされておりません。

[8044] 終業時間設定

Ctrl+T グループマネージャにおいて、管理者が「終業時間設定」というユーザーが自身のメールボックスへアクセスできる時間帯を制限することが行えるようになりました。指定された時間帯は、IMAP, POP, SMTP, ActiveSync, WorldClientを使ったメールボックスへのアクセスにおいて、時間外である旨のエラー応答が返されます。設定された時間帯でも受信するメールはアカウントに正常に届きますが、メールクライアントからメールを送信したり、メールボックスに届いたメールの閲覧は行えなくなります。終業時間設定を1アカウントまたは複数のアカウントに対して行うには、最初にグループを作成し、次にアカウントエディタにて対象のアカウントへこのグループを割り当てて下さい。

[15243] UIのアップデート

変更点と新機能

修正点

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