MDaemonサーバv13.Xリリースノート

MDaemon 13.0.5 - 2013年 3月26日

修正点

MDaemon 13.0.4 - 2013年1月15日

変更点と新機能

修正点

MDaemon 13.0.3 - 2012年11月 14日

変更点と新機能

修正点

MDaemon 13.0.2 - 2012年10月24日

修正点

MDaemon 13.0.1 - 2012年 10月 2日 2012年 10月 2日

変更点と新機能

修正点

MDaemon 13.0.0 - 2012年 9月 4日

特記事項

  1. [9012] このバージョンよりMDaemon フリー版のアップデートを終了します。MDaemon フリー版の最終バージョンはMDaemon 12.5となります。フリー版の登録キーは、以後のリリースバージョンではご使用になれません。インストールを行うと、フリー版インストールから評価版インストールへと切り替わります。
  2. [8960] 全てのドメインに対して、SyncMLとActiveSyncサーバの全体的な有効化/無効化を設定できるよう、グローバルのオン/オフ設定が追加されました。SyncMLとActiveSyncそれぞれがお望みの通り有効化/無効化されているかをご確認ください。このグローバル設定は、管理画面のファイルメニューから、または左下の[サーバ]セクションからActiveSyncを有効化/無効化ことができます。
  3. [9157] デフォルト値として、RFC準拠のメッセージチェックを行なわないようにしました。これは、Outlookのテストメッセージ(Dateヘッダがついていないため、RFC準拠していないとみなされる問題)に対応するためです。設定状況は、F2|サーバからご確認頂けます。
  4. [9022] Windows XP サービスパック2以前及びWindows Server 20003 サービスパック1以前の環境はサポート対象外となりました。

主な新機能

[9104] ActiveSyncデバイスポリシーに対応 (MDaemon PRO版のみ)

基本的なActiveSyncデバイスポリシーに対応しました。Alt+M | ActiveSync | ポリシー で表示される新しい画面から、既存の定義済みのポリシーを適用したり、独自の新しいポリシーを作成することができます。ポリシーは次の4構成要素から作成できます。(ActiveSyncで実現可能な、その他多くの構成要素は将来のバージョンで追加していく予定です)

  1. "パスワードを要求する" - このポリシー要素を含めるとActiveSyncデバイスに強制的にパスワードを要求するようになり、他のパスワードに関わるポリシー要素の選択が行えるようになります。
  2. "...大文字、小文字、数字を含むパスワードを要求する" - ActiveSyncデバイスに複雑なパスワードを強制させるにはこのポリシー要素を含めます。("パスワードを要求する"ポリシー要素が有効である必要があります)
  3. "XX 分間の操作がなければ、端末をロック状態にする" - 指定した時間(分)の間、端末操作がない状態が続いた時に、強制的に画面ロックするにはこのポリシー要素を含めます。
  4. "パスワード入力に10回失敗したら端末の情報を消去する" - 10回連続してパスワードの試行が失敗したらデバイスのすべてのコンテンツを削除する(出荷状態に戻す)にはこのポリシー要素を含めます。

全てのActiveSyncデバイスでポリシーの認識もしくは適用ができる訳ではないことにご注意ください。機種によってはポリシーをまったく受け付けないものもあれば、ポリシーの適用にあたりデバイスの再起動が必要となるものもあります。(様々なポリシー要素を上書きするため) なお、ポリシーはそのデバイスが次回ActiveSyncサーバに接続するまでは適用されません。

[5820] ハイジャックされたアカウントの検出と停止 (MDaemon PRO版のみ)

ダイナミックスクリーン機能が強化され、XX分以内にXX通以上のメッセージを送信しようとするローカルアカウントを無効にするオプションが追加されました。アカウントが無効化された時には、postmasterへその旨のメールが送られ、そのメールへ返信するとアカウントは再度有効化されます。ただし、メッセージの送信がその後も続く場合には、すぐにアカウントは再び無効になりますこと、ご留意ください。この処理によって無効にされたアカウント宛てのメールは変わらず受信できますが、そのアカウントでのWebメールやWeb管理画面にはログインできず、メールクライアントからのメール送受信はできません。ハイジャックされたアカウントの検出、認識、停止するという処置をとることで、Postmasterは状況の把握や見直しといった対策が行えるようになります。Postmasterのアカウントは、この機能から除外されています。

[5426] WorldClient ドキュメント フォルダ (MDaemon PRO版のみ)

MDaemon 13からWorldClientにドキュメント共有機能が追加されました。ドキュメントフォルダには、パーミッションや共有ルールを設定することができるアクセスコントロール制御機能が搭載されています。このシステムを使ってどのようなタイプのファイルでも共有することができます。LookOutテーマはChromeやFirefoxなどのブラウザで、ドラッグアンドドロップでドキュメントをアップロードできる、HTML5 ドラッグアンドドロップ APIに対応しました。ファイル名は、新しく作成したメッセージに添付したファイルと同様に検索する事ができます。

[2505] IMAP "COMPRESS" と "BINARY" サポート(MDaemon PRO版のみ)

[2505] メールクライアントと送受信されるすべてのデータを圧縮するCOMPRESS拡張(RFC 4978)が、IMAPサーバ機能に搭載されました。この機能はIMAPセッション毎により多くのメモリとCPUリソースを必要とします。新しいCOMPRESSオプションを無効にするには、F2|サーバから行なって頂けます。

[8525] メールクライアントが添付ファイルの付いたメッセージをダウンロードする際に、デコードされた状態で添付ファイルをダウンロードできるBINARY拡張(RFC 3516)が、IMAPサーバで対応しました。

[9250] シンプルメッセージチケットシステム (MDaemon PRO版のみ)

パブリックフォルダに、メッセージチケット用パブリックフォルダとして設定できる仕組みをMDaemonへ追加しました。指定したパブリックフォルダに対して、この機能を有効にすると、MDaemonはそのパブリックフォルダに指定した投稿アドレス宛のメッセージの件名に、パブリックフォルダ名と一意の識別名を組み合わせたチケット番号を割当てます。この特殊なフォーマットの件名を持つメッセージは、外部へ送信される際には、Fromアドレスがパブリックフォルダ作成時に指定した投稿アドレスに変換され、メッセージのコピーが"返信済み"サブフォルダに保存されます。更に、この特殊なフォーマットの件名を持つメールを受信した際には、メッセージの宛先に関わらず自動的にパブリックフォルダへ振り分けられます。

[8505] ACTIVESYNC自動検出サービス

本機能により、ActiveSyncアカウントのセットアップ時にホスト名の入力は不要となり、Eメールアドレスとパスワードの指定だけで行えるようになりました。自動検出するにはHTTPSをご使用頂く必要があります。また、ActiveSyncが稼働しているサーバへ"autodiscover.yourdomainname.com"という名前解決ができるよう DNSサーバ上に新たにCNAMEまたは Aレコードの登録も必要です。

変更点と新機能 (いくつかの内容は、MDaemon PRO版のみ対象となります)

修正点

MDaemonnは、 MDaemon Technologies, Ltd の登録商標です。
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